ころものさうし

今日はお気に入りの小物を・・・

先日 、絽振袖を着てた時に履いたおにゅーの草履

ずっと見つめていたいくらいのお気に入りです

鼻緒は桜の刺繍

半襟にも使われるしっかり分厚い刺繍に一目惚れしてしまいました(*v.v)｡

台はぺールピンク

かなり台が高いので振袖や訪問着なんかの礼装用かな

最近は、桜は国花なので枝がない限り一年中使える、なんて話も耳にしますね。

着物は季節の柄を先取り先取りで取り入れるのがオシャレ・・・(*^.^*)

だとすれば桜の季節は3月から4月初旬まで

例えば、かの有名な宇野千代さんはご著書の中で、「桜が好きだから一年中着ている」って言ってはりました。

「季節感は大切にしたい。」

「でもお気に入りやもん、一年中着たい！」

季節外れだから・・・とお気に入りの着物を着られないなんてちょっと悲しいなぁ、と思いますけれどね

私は大好きな牡丹のモチーフを一年中使いたい

着物だってファッションですもん、ちゃんとした信念を持って着てるなら、それはそれで素敵やと思います。

で、まぁ何を言わんとしてるか、というと・・・・・・

この草履、一年中履いてても良いですよね（笑）

早速9月に履いてしまいました(;^_^A

ぁ、でも流石に秋に、びっしり桜吹雪の訪問着、とかならちょっとタメラうかも・・・(^▽^;)

一応着物ってテーマにしてみたけど、内容は完全に食べ物メインなんですが・・・・

統一する為に着物を着た日はテーマを着物にすることにしました

まずはステーションにて

ないるさんと新製品（笑）

差し入れに頂いた黒糖＆黒豆のたけのこの里です

ほんのり黒糖が美味しかった

私は先日と同じ曾祖母のお召しをちょっとコーディネートを変えて

帯揚げを秋らしい臙脂、帯締めを萌黄に臙脂のちらっと入ったものにしてみたました

写真には全く写ってませんけどもっ(^▽^;)

そして帯は角出しにしてみたんですが・・・・・

これでちゃんと出来てるんかなぁ

お太鼓ズキなので、実は角出し初挑戦です

今日は藍＆お召しで二人揃って江戸娘っぽかったです(●´ω｀●)ゞ

さてさて、夜は石釜で焼いてくれるナポリピッツァのお店に行きました

河原町三条の「サルヴァトーレ・クオモ」です

HPはこちら ～

まずはワイン

折角のピッツェリアですもん、やっぱりイタリアンワイン

甘めで濃いけど渋くない、美味しい赤ワインでしたっ(*^.^*)

オリーブの実を沢山使った田舎風サラダや、トマトが甘ーいフレッシュトマトのパスタなどを堪能しつつ・・・

立派な石釜の中でピッツァが焼き上がるのを今か今かと待ちます

決してシェフはのっぺらぼうではありません(＞＜;)

キビキビと忙しそうに動いてはったので、何度写真を撮っても瞬間移動してるみたいになったんです

それだけ手際よく動いてはったってことですよね

そしてお待ちかねの欲張りピッツァ

待ちかね過ぎて写真撮る前に食べちゃった(;^ω^A

店内ではスタッフさんが元気良くイタリア語で喋ってはって・・・

全く意味は分からないけど何となく活気がある雰囲気

ナポリピッツァにぴったり

生地がもっちもちで美味しかったです

今日はバイト先の皆と一緒にお好み焼き＆焼きそばパーティでしたよっ

「小麦粉って薄力粉？」

「卵ってどの位入れるんー？」

「お好み焼きの具って何入ってたっけ・・・・？」

などなど、ちょっと不安な始まりでしたが・・・・

出来上がり

美味しそうでしょっﾍ(ﾟ∀ﾟ*)ﾉ

初めてお邪魔したおうちにも関わらず、思いっきりまったりさせて頂きました～

皆でワイヮィ作って食べるご飯は格別です

しかも今夜は中秋の名月

皆でお月見しました

お月見団子は買い忘れちゃったんですけど

最近夜になると急に冷えますねぇ～

そろそろ秋が本格的に深まってきたんかも

秋大好きなゎたくしとしては嬉しいところです

今日はきもの学の最終日でした

基礎から発展まで、長いようで短かった三週間です・・・

一限目は「日本の色」

古来から日本には日本独自の様々な「色」がありました。

源氏物語の中にも、移り行く季節に合わせた様々な色が登場し、物語を彩ります。

しかも昔は今とは違い、化学染料なんてものは一切ありません

何と全てが自然界にあるもの、植物染料です

四季に恵まれた日本に自生する草花や樹の花弁、根、樹皮、芯材などから色素を抽出し、糸や布を染めてたんですねぇ～

昔ながらの植物染料によって伝統色を再現されている、染匠よしおかの御当主が今日の先生です

教室には染料となる植物が沢山

こんな根っこや枯れ枝から・・・・・

こんなに美しい色が出るんです

すごいっ

そして平安時代の色、といえば十二単の色の組み合わせで季節を表現する襲（かさね）の色目です

左から、柳、桜、杜若と名前がついています。

名前からも分かるように、着る季節が決まっているんですね(*^▽^*)

柳、と聞いて私が思い出したのは源氏物語の衣配りの場面です。

『玉鬘』の中で、源氏の君は六条院の女君達にそれぞれ相応しい装束の贈り物をします。

その衣配りで柳の装束を贈られたのは末摘花。

「柳の織物の、よしある唐草を乱れ織れるも、いとなまめきたれば・・・」と原文にはありました。

こんな風に、色の組み合わせで着る人の人柄や容貌を表現することも出来た、平安時代の色彩感覚って本当に凄いと思いませんか

2限目は「2008きもの学のまとめ」です

これで本当に最後の授業

きもの学に通ってみて、改めてきものと日本文化との関わりの深さを知りました。

日本の歴史が始まったその瞬間から、きものの歴史は始まります。

そんな美しい文化を身に纏えるって、何て幸せ。

民族衣装ですもん、日本人に一番似合う衣服なのは当たり前。

なのに着ないでタンスの肥やしなんて、勿体無くないですか・・・

とりあえずタンスから引っ張り出して羽織ってみたら、何か感じるものもあるかも知れません

私も、この三週間でもっともっと、きものが好きになれた気がします

授業の後は交流会

展望ラウンジから見た夕日に感動っ

でも食い気には勝てないのです

前回もご登場頂いたチーフです

三週間、本当にお世話になりました

今日の着物はお召しの単衣

曾祖母の着物なので60年近く前の着物ですが、絣の模様がちょっとポップで可愛らしい

帯は・・・・・・・・素材が不明

キラキラした糸で模様が描かれています。

一応夏帯なのかな

今日はきもの学の実地研修で宇治へ行ってきました

宇治はご存知、源氏物語宇治十帖の舞台・・・

源氏物語千年紀の今年に相応しい研修先ですねぇ

朝早起きして京阪宇治駅に集合

まず訪れたのは「源氏物語ミュージアム」です

HP はこちら～

9月3日にリニューアルオープンしたばっかりなんですって

去年の秋にも訪れたことがあるのですが、確かに中身はかなり変わってましたヽ(*'0'*)ﾂ

こちらは再現された平安時代の室内。

細長や直衣が衣桁に掛けられています

私が面白かったのはこちら

源氏物語の世界に不可欠な香について詳しく解説してあります。

しかも色々な香の原料のにおいを嗅げるんですよ～

ぅーん・・・すごい良い匂いって感じではなかったです・・・(^▽^;)

次は歩いて宇治上神社へ

何と世界遺産

現存する日本最古の神社だそうです

神社では結婚式が行われていました

白無垢の花嫁さんと紋付羽織袴の花婿さん、歴史ある神社にぴったりですね。

宇治十帖の女主人公である浮舟が身を投げた宇治川にかかる朝霧橋を渡り・・・

お昼ごはーん

料理旅館の鮎宗さん。

美味しい胡麻豆腐やお茄子、宇治名物の「いいむし」（もち米にうなぎを乗せた粽風）を初めて食べました

それに宇治といえば茶ソバでしょ～

ご一緒したチーフと

ご飯の後は平等院鳳凰堂へ

ゎたくし、平等院は小学校以来です・・・

何だか見ないうちに凄く綺麗になった気がします・・・(ﾉﾟοﾟ)ﾉ

新しい展示室・鳳翔館やミュージアムショップも出来てたからかな

平等院といえば何と言っても藤が有名ですが、萩もとっても綺麗に咲いていましたょ

この日は一日真夏のような暑さ

でも空の青さが秋を感じさせますね(*^▽^*)

桃色の萩と白い萩がちょうど身頃でした

ボランティアガイドの皆さんが色々と詳しく説明して下さり、本当に勉強になりました

楽しかったです

今日の最後は甘味屋さんでの一枚

ちょっとボケてますけどもっ

ちょっと氷を削った冷たーいグリーンティーに、ひきたてのお抹茶をかけたアイスを浮かべて頂きます

折角の源氏物語千年紀ですもん、もう少し涼しくなったら着物で宇治に紅葉を愛でに、なんて素敵ですねぇ