花の香は、薔薇
テーマ:花々最近花の話題ばかりが続いていますがご容赦を
今回は「薔薇」です
私の一番好きな花は牡丹ですが、香りで選ぶならダントツで薔薇の花
牡丹は百花の王の名に相応しく姿は美しいのですが、香りはイマイチなのです・・・
さて、何故この時期に薔薇か、と言いますと・・・・・
実家の近所に薔薇のハウス栽培をしている農家があります。
薔薇の花の大好きな祖母に敬老の日のプレゼントとして、送って貰いました
奮発して50本も
直販なので花屋さんで買うよりはずっとお安いですが・・・(^_^;)
でも、届いた薔薇は流石の50本
色んな品種、色んな色を入れておいて下さい
・・・ってお願いしておいたので、色とりどりの薔薇が届きましたヘ(゚∀゚*)ノ
箱を開けた瞬間、薔薇の良い香りが・・・・o(^▽^)o
香りも、人工のものとは比べ物にならない新鮮で華やかな香り
でも薔薇ってやっぱりイメージとしては西洋のモノ
けれど案外着物や着物周りの小物のモチーフに使われていたりします
それもその筈、古典の世界では万葉集にも薔薇の名前が出てきます
かの清少納言は『枕草子』の「草の花は・・・」の段で、
「薔薇はちかくて、枝のさまなどはむつかしけれどをかし。雨など晴れゆきたる水のつら、黒木の階などのつらに、亂れ咲きたるゆふばえ。」
と、薔薇の花を表現しています。
やっぱり薔薇は「乱れ咲く」のが宜しい様子・・・
但し、まだこの時代は今のように品種改良された豪華な薔薇ではなかったので、咲いているのは地味な野生の野茨
薔薇はバラではなく、「さうび」と呼ばれていました。
案外日本と縁の深い花だったんですねぇ
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