杉本家に伝わる婚礼衣装展、刺繍の美
テーマ:着物今日は京都の伝統的な町家として京都市指定有形文化財になっている、杉本家住宅に行ってきました
何故なら「杉本家に伝わる婚礼衣装展 祝儀袱紗の図案と染めと刺繍の美」と題した展覧会が開かれていたからです
杉本家住宅は現存する京都市内の町家では最大規模を誇る元・呉服屋さんです。
杉本家のHPはこちら
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お部屋や調度品も見事ならば、お庭も見事
格子窓の嵌った畳の部屋のお隣にはクラシックな洋室、と和の伝統とモダンな洋風のミックスがまた、絶妙。
天井が低く、ほの暗い室内には、明治・大正の二つの時代に杉本家に嫁いだ二人のお嫁さんの婚礼衣装が飾られていました
流石、圧巻の刺繍と染め。
言葉では表現し尽せません…
お二人とも、黒地に松、赤地に竹、白地に梅の文様が染めと刺繍で描かれた打掛を3枚、それから孔雀に牡丹など趣向を凝らした打掛を1枚、合計4枚ずつお持ちになっていたみたいです。
刺繍好きには垂涎モノの打掛です
他にも一面に刺繍を施した祝儀袱紗や松竹梅の婚礼のお道具など、豪華な品々ばかり
おそらくそれ以外にも、何枚もの新しいお着物、それから袷の喪服と夏物の喪服など…
箪笥に一杯、沢山のお着物をお持ちになったことと思います。
今とは大違いですね
随所随所に生けられた季節の花も素敵でした
また、展示されたなら…是非一度見に行ってみて下さいね
さて、秋ということで今日のお着物のテーマは…
秋の草花尽くしです~
自称、秋女のゎたくし
秋は無条件にテンションが上がります
今日のような秋晴れの日には全身で秋を表現させて頂くしかないですよねっ(*^▽^*)笑
着物は古代紫のお召し。
縫い取りで糸菊が描かれています
帯はちょっと変わった織りの帯。
秋の七草+紅葉が刺繍のように織り出されています
秋らしさ全開なのでお気に入りです
こうやってアップで見ると結構気持ち悪いですね
勿論、本物の蛇皮ですょ。
冬眠間近の「秋の蛇」は秋の季語です。
菊や桔梗、野山に咲き誇る草花の足元、地面には冬眠準備中の蛇…
ってことでどうでしょう
今日はチーフに誕生日プレゼントを貰っちゃいました
卯年生まれ&秋大好きの私にぴったりの可愛らしいふろしきに包んで下さいました
中身
ヒミツです
とっても素敵なモノなので、追々紹介させて頂きますねっヘ(゚∀゚*)ノ
ありがとうございました
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