草履を挿げ替えたよ!
テーマ:小物久し振りに今日のテーマは小物です
あれは遡ること数ヶ月前、夏の終わり頃…
うちに幾つもある、鼻緒の痛んだ草履
古いものなので、履いているうちに鼻緒の皮の部分が剥がれてきちゃうんですよね
でもどうやら良いものらしく、台は平気なのに放って置くのも勿体無い(><;)
そこで、挿げ替えて頂く為に草履屋さんに持って行きました
草履屋さんとは言っても、半衿から帯締め帯揚げまで何でも扱ってらっしゃる小物屋さんです。
ご紹介頂いてから、最近お世話になっているお気に入りの小物屋さん
以前このblogで紹介したこの
お草履も同じところの商品です
で、挿げ上がってますょ、と大分前にご連絡頂いていたのですが…
ついつい忙しかったので伸びに伸びてしまい、取りに行ったのはほんの先日(^▽^;)
でもとっても素敵に生まれ変わって帰って来ましたよ
こちらの草履の鼻緒が素敵なのは、何と言ってもその刺繍の素晴らしさ
刺繍半襟に使われている豪華な刺繍がそのまま鼻緒になってるんですょっ
お店に伺うと壁一面にずらーっと並ぶ色とりどりの豪華な刺繍の施された鼻緒の数々…
あんまりテンションが上がって、毎回動悸が激しくなるので困ります(^▽^;)
真っ白の台に挿げて頂いたのは、藤紫色の青海波(せいがいは)の鼻緒
襲の色目にある、紫の匂(におい)みたいで上品な色合い
青海波といえば…
紅葉賀
源氏物語の紅葉賀の巻で、源氏とそのライバルにして義兄の頭中将が父帝や藤壺らの前で青海波を舞います
この雅楽に用いられる衣装の文様が名前の由来なんですね
それにしてもこの鼻緒、紅葉賀にぴったりだと思いません
紅葉賀は藤壷の目前で源氏が青海波を舞う場面が有名な巻。
藤壺といえば紫、その紫色の青海波
この草履で、安易ですけど、『紅葉賀コーデ』がしたくなっちゃいました
テーマを決めたり、見立てでコーデを考えるの大好き
…そしてまたまた他の台を預けて来てしまったので、また後日受け取りに行って参ります(><;)
今度はどんな素敵な姿になって帰って来てくれるんやろぅ
楽しみっ
今度は何ヶ月も預けっぱなしじゃなく、ちゃんと直ぐ迎えに行ってあげるからねっ
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