ころものさうし

今後の為に自分用にコーデを記録しておきます

今回は前回の新年会コーデ振袖編に引き続き訪問着編

こちら の新年会には私の母も出席してました。

別に着付け教室に通っている訳ではありませんが…新年交流会、ですので。

blog初登場の母上………(;^_^A

てっきり顔が出るのを嫌がるだろうと思ったのですが案外乗り気だったので隠しませんでした

紫紺色（しこんいろ）に淡く撫子色（なでしこいろ）がかった白牡丹の訪問着

上前の牡丹には刺繍があしらってあります。

母は普段全く着物を着ない人なので、全然着物を着慣れてません…

しかし何を着せても常に祇園のママ風になります(^▽^;)

今回もコーデは私が独断と偏見でしておきました

帯締めは金と白の礼装っぽい重厚感のある太めのものを。

帯揚げは落ち着いた卵色と白の暈し染め。

私がこの訪問着を着るならもうちょっと可愛らしい帯揚げ＆帯締めにしようかなぁ、と思います。

桃色×桃色とかね

ちなみに草履はコレ

帯は祖母が最も愛する白牡丹の袋帯です

葉っぱの部分は銀の糸を使っているとか…

私もあわよくば我が物にしようと相当狙っているのですが、ね

あんまりぴったりお太鼓と垂れの部分の柄が揃っていたので記念に…

完全に一枚の絵のように繋がってる

着付けをした祖母曰く、偶然…らしいですけども

この日のコーデは母娘二人とも牡丹尽くしでした

正装礼装に牡丹柄が多いので必然的その確率は高いんですが…(^▽^;)

母と着物で写真撮ったのなんて、殆ど一年ぶりですよっ

去年の1月、私の成人式以来です……

でも親子で着物も良いもんですよね

既に母の着物はその殆どを私が私物化してしまってますが…

これからはもうちょっと母親にも着物を着てもらいたいものです

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新年会 の日のコーデとか、アレコレ。

いつもどんなコーデで振袖を着たか分からなくなるので、今後の為の記録として…

中振袖の柄が分かり易いように写真を撮っておきました

この中振袖、生地は緞子（どんす）

緞子は緞子でも帯地によくあるような金襴緞子とは違います

緞子なので割とはっきり目に光沢のある地紋があるのですが、地紋には構わず白地に白で牡丹の枝葉が描かれています

右袖の下の方を見ると分かるかと思いますが、茎の根元の部分だけ淡い若竹色で彩色されています。

そして上前の花には金駒刺繍、葉には金彩をあしらって…

一々芸が細かいんですが、その全てが分かり難いっ

生地としては花嫁さんの掛け下用らしいです…

帯揚げ・帯締め・伊達襟・髪飾りは明るい鶸色（ひわいろ）で統一

そういえば、常々思っていたのですが、最近良く見かける飾り結びの出来る帯締め

パールやビジューが付いていたり、片方の先が三つにも四つにも分かれていたり、組紐みたいに結ぶアレのことです。

あれって如何なんですかね…

私は一本も持ってませんし、振袖を着る機会の多い諸先輩方、歴代きものの女王を見渡してもあーゆう帯締めをしている方ってあんまり見かけないんですが…

機会があれば一度締めてみたいモノです

すぐ壊れたり、ホールド力が低かったりしないの

帯は朱色というよりは金赤色の牡丹紋様の丸帯です

散々椅子に凭れて帰ってきてからの写真なので、朝よりちょっと帯結びがくしゃってる感じがしなくもないですが

地色がちょっとクリーム掛った白だから、真っ白の半襟を合わせると如何しても襟元だけ浮いてしまう為、この着物にだけは黒地の半襟を合わせています。

他の振袖ならほぼ全て白地の刺繍半襟ですが

普段着物を着る時の半襟は色半襟だろうが何だろうが構いませんし、寧ろ色半襟を上手に合わせてはる方を見るとオシャレで凄いなぁと思います。

でも、振袖の半襟は断然白と個人的には思っています(;^_^A

振袖は振袖自体が華やか過ぎる程華やかな場合が多いので、ヘアメイクで手を抜くと完全に顔が振袖に負けます

たまぁに女優さんが、ナチュラルメイクに髪の毛を垂らして振袖を着たはるのを見ますが、それはソレ。

そーゆう演出、しかも女優さんなら似合わはる方もおられますし、実際素敵やと思います

でも一般人がパーティや結婚式で振袖を着る時に、そんな風な着こなしをしていたら…

少なくとも私はオススメしません(^_^;)

それと半襟の色が如何関係するかというと…

要は顔映りの問題です

振袖の半襟はとにかく顔映りの良い色を選ぶのが重要。

それには、顔色が映えて華やかに見える白半襟が一番…と私は常々思っています

それにびっしりと分厚い刺繍が施してあれば完璧ですよねっ

多分、別に白でなくても、顔色が明るく見える色なら何でも良いんですけど。

どの色が一番お顔に映えるかは人それぞれでしょうし…

自分のお顔を一番映えさせてくれる半襟は何色か色々考えるのも楽しいですねっ

でも今回は色半襟やし、もっとガッツリ半襟を出した方が良かったんかな

振袖編はここまでっ

新年会には珍しく母が訪問着着て参加していたので、次は訪問着編です

母上、ついにblog初登場です

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新年会はバレンタインデーの次の日でしたのでデザートはホテル特性のチョコレートケーキ

あんまり可愛いからこっそりパーティ中にも関わらず写メ

パッションフルーツとラズベリーのソース

チョコレートケーキの中は抹茶のクリームが入ってましたっ(*^▽^*)

ブラウン、グリーン、イエロー、ピンクと…めっちゃカラフル

お料理もとっても美味しかったですよ

明日はまた着物ネタに戻って新年会の続き……

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15日は私の通っている着付け学院の新年会でしたっ

2月に新年会との突っ込みがありそうですが、毎年恒例の「新年交流会」です

新年会といっても出席者はお教室の先生方や生徒さんだけではありません…

京都の政治家さんから女優さん、色々な企業の社長さんなど、学院長の様々な分野の御友人方がご出席なさいます(^▽^;)

ですので振袖で…

ゎたくしも受付のお手伝いをしに参りました

写真は当blogではお馴染みのメンバー（笑）

左から、いつも年上とは思えない程可愛らしいないるさんそしてゎたくし、いつも素敵に強気なみしぇこ おねぇさま(*v.v)｡

やっぱり振袖が三人並ぶと豪華

お次はちょぃアップの写真も載せちゃいますょーん(*ﾟｰﾟ*)

ぁ、私信「ないるさん存分に右クリックしてやって下さい」

ないるさんは紺地に百花が咲き乱れた華やかな振袖

みしぇこさんは桐と鳳凰の高貴な振袖

私は以前「牡丹のきもの　その壱」 でご紹介した白地に朱色の大きな牡丹の中振袖です

だから三人並ぶと私だけ大分袖が短い

これでも長く仕立て直したんですが…(＞＜;)

振袖と言えばやっぱり気になるのは帯結びじゃないですか

今回は今後の参考の為にもしーっかり全て写真に撮っておきましたょ

ないるさんの帯結び（学院の先生作）

修行不足な私にはこれが一体どんな風に結ばれているのか分かりませんっ

でも凄い華やかっ

みしぇこさんの帯結び（学院の先生作）

これは文庫の変形で四枚羽ですよねー

重厚感のある帯なのでシンプルな帯結びが一番っ

私の帯結び（祖母作）

相変わらず祖母の作品ですが…今日はちょっといつもの立て矢変形とは違う感じ

でも多分基本は立て矢です。

丸帯なので白場がないから羽は自由自在

会場では東京を中心に活動する和太鼓兄弟ユニットの「はやと」さんが演奏をしてくれはりました

凄い力強い太鼓の音っ

ホテルの他の会場にめっちゃ響いてるんちゃうやろぅか、と心配になるくらいに(^▽^;)

「はやと」さんのＨＰはこちら

服部和子学院長はご自分でデザインされたという、モネの睡蓮が描かれた着物で

相変わらず流石の着姿です

最後に「はやと」の皆さんと私達、学院長のお孫さんである双子ちゃんと皆で記念撮影っ

とっても楽しい新年会でした

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大分間が空いてしまいましたが…

その壱 の続きですっ

工房には染料が沢山…

化学薬品っぽい瓶も沢山並んでて、ちょっと理科の実験室みたい

でも一色一色混ぜ合わせて色をイメージ通りの色を作っていくのはとっても楽しそう

ところで、辻が花の模様ってどうやって描かれてるか知ってはります

何となくその見た目から絞り染めなんやろうなぁ、とは思っていても、実際どうやってあの模様が作られているのか、私は全然知りませんでした

絞りというと、京都では京鹿の子が有名ですが、それとはまた全く違った技法ですしね(＞＜;)

特にこんな、面積の広い染め分けなんて、どうやってるのか想像もつきませんっ

なので色々教えて頂きました

私の理解では…

大きな模様を染める為には、染めたくない場所を糸で巻き上げる巻上げ絞りや、竹皮で包んで防染する竹皮絞り

染め分けには防染したい場所を桶で挟んで染める桶絞り

実際どんな風に染めたい場所と染めたくない場所を区別するかというと…

下絵の模様通りに縁を縫います

なんて気の遠くなる作業…

分かり難いかも知れませんが、この布から出ている縫い糸を引っ張って皺を寄せていくんですねー

そして奥にちらっと写っているのが防染された布。

流石に今では竹皮じゃなくビニールです。

面積の広い場合はビニールで包んだ上、裏から木などを挟んで固定します。

でも一々全ての模様をビニールで包んでいくのはそれこそ気の遠くなる作業…

現在はちょっとした裏技（？）があるのですが、それは内緒にしておきましょ(・ω・)

企業秘密ってことで（笑）

辻が花の特徴…としてよく言われる描き絵は染め上がって最後に一つ一つ模様の中に描いて行きます

そして完成

中々着物の出来上がっていく工程を実際に見ることは少ないので、とっても面白かったです

特に辻が花は貴重な技法ですしねっ

辻が花についてもっとちゃんとした解説が知りたい方は是非『絵絞庵』 さんのＨＰへどうぞ…

最近blog も初めはりました

直接お誂えもして頂けますょん

私もめーっちゃ欲しくなっちゃぃました(*^▽^*)

ありがとうございましたっ

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