ころものさうし

梅に先立って春を告げる花といえば蝋梅（ろうばい）

写真は我が家の庭に咲いていた名残の蝋梅です。

一見白梅紅梅のような華やかさはありませんが、その香の芳しさは梅に勝るとも劣らず…

寧ろ私などは蝋梅の方が、艶やかな香りなのではないかと思っています

蝋細工のような見た目から来た名前であるとも、陰暦12月の別名である蝋月に咲くことから来た名前であるとも言われています。

けれど本当に、その名の通り、まるで蝋か鼈甲で出来たかのように半透明でつややかな花弁の花です

蝋梅を蝋梅と名付けた古の人の感性には、感嘆しきり。

名は体を表すとはよく言いますけれど。

「蝋梅」という名前ほどぴったりな名前も珍しい。

なので、「つきづきしき花、蝋梅」

「相応しい花、蝋梅」と題しておきました

ただし、実は梅の仲間ではありません

梅はバラ科サクラ属。

蝋梅はロウバイ科ロウバイ属。

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先日、新町仏光寺にある京料理『木乃婦』でお料理を頂きました

木乃婦さん、うちからも近いので祖父母も何かの折にはちょくちょく利用してたらしいですが、私は今回が初めて

ＨＰはこちら

店構えは普通の町家さん…

ですが中は鰻の寝床どころか、めちゃくちゃ広ーいです

中がこんなに広いとは思いませんでした……

ちょっと吃驚(^▽^;)

相変わらず携帯なので画像が悪いですが…

まずは先付け。

鯖寿司、アッサリしてて美味しかったです

和え物には揚げたつくしが添えてあり、サーモンには梅の枝、初春の季節感たっぷりですね

でも私が一番気に入ったのは実はお箸置き

お雛さんです(*^▽^*)

雛祭りを意識した雛の膳やったんでしょうね

お造りは鯛とイカとトロ

お醤油とみぞれポン酢、お好きなのをお使い下さいって。

鯛はポン酢、イカとトロはお醤油が美味しかったかなぁ

酢ものはカニでした

最後の鯛ご飯も絶品でしたけど、私が感動したんはコレです…

水物に出て来たこのデコポン

勿論、唯のデコポンやありません

中身はデコポンと苺の杏仁風ゼリー寄せ

これがほんっとに美味しかったです

フルーツの酸味とゼリーの甘味のバランスが絶妙。

水物にフルーツって料亭は多いけど、ここまで凝ったデザートを出さはるお店って少ない気がします

一つ一つが丁寧で凝ったお料理で大満足でした

美味しかったっ

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「何見てんのさ…」

「ちょっとカメラ近くない？」

「あんまり付いて来ないでよ」

「何？」

「ブログに載せるから写真を撮らせろって？」

「そんなの知～らないっと」

「ちょっとくらいサービスしろって？」

「仕方ないなぁ…」

「サービスショーット★」

我が家の御猫様

若い頃に交通事故で後ろ足を無くして、三本足ですが元気です

もう人間で言うと80歳位のおじいちゃん

でもおじいちゃんなのにその美貌には全く衰えがありませんっ

親馬鹿ならぬ飼い主馬鹿と言われても構わない…

だってこんなに美人さんなんですもんっ

若い頃から歴戦の勇者（？）としてヤンチャしていたので、ちょっと耳には切れ目だとかピアス穴だとか色々空いてますがね…

『枕草子』第9段には、

「上にさぶらふ御猫は、かうぶりにて、「命婦のおとど」とて…」

と、あります。

帝の飼っている猫は五位の位を賜っていて、名前が「命婦のおとど」だそうで

我が家の御猫様も「命婦のおとど」程ではありませんが、下にも置かれず大層大事にされています(*^▽^*)

着物好きには猫好きが多い、って良く聞きますけど

例に洩れずにゎたくしも猫大好きです

でも、着物好きに猫好きが多いのか、猫好きに着物好きが多いのかは…「卵が先か鶏が先か」ってヤツですか

折角なので、早速「御猫」カテゴリーを作ってみました

旅先でその土地の猫の写真を撮るのは、実は私のひそかなライフワークです(●´ω｀●)ゞ

個人的に眺めて楽しむだけじゃぁちょっと勿体無いので、時々ご紹介しますね

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冬と言えば、な水仙ですが原産地が実は地中海、って知ってました

写真は今部屋に飾ってある水仙の花。

そう言えばギリシャ神話にも出てきますもんね。

美少年ナルキッソスは泉に映った自分の姿に見惚れて命を落とし、花へと姿を変えます。

ナルキッソスから名前を取って、その花の名前はナルシス、水仙です。

このギリシャ神話、子供の頃一番好きだった本に載ってました(*^▽^*)

立花えりか著、もと　なおこ絵の「花ものがたり」シリーズ

春夏秋冬の花にまつわる神話や伝承を集めた子供向けの本。

絵本ではありませんが、もとなおこさんの挿絵がとってもキレイで、何度も何度も繰り返し読みました。

特に、秋に収録されてる「金のリンゴとクジャク姫」というセルビアの伝説が大好き

春夏秋冬では秋がオススメかな…秋大好きだし…

Amazonでも買えますょん→こちら

今でも、私が知ってる花に関する知識の原点は、全てココな気がします

唯、全巻持ってると思ってたけど、今調べたら冬だけ持ってない気がする…

今からでも揃えたい、そんな思い出深い本です

ちいさな女のコちゃんには是非オススメしたい

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きものステーションにて毎年恒例の「2009きもの春ぶらり」

レンタル予約が始まってますよ～

きものステーション京都（京都産業会館1階）では、

「きものを持ってへんし…」

「着てみたいけど着付け出来ひんし…」

という方々の為に、きものレンタル＆着付けのサービスを毎年春と秋に実施していますきものの種類は100種類以上

今年の春は3月14日～4月12日の土日祝に開催されていますっ

詳しくはこちら のHPをご参照下さいなっ

沢山の方に手軽にきもの姿で京都散策を楽しんでもらえるように、合繊3000円、正絹5000円と大変リーズナブルなお値段に設定させて頂いてます

例えばコレとか…

コレとかも…

ステーションでレンタルしているきものです

可愛いきものが沢山あって、絶対迷わはること請け合いです

春のポイントは2つ

①東山花灯路の期間は、12：30／12：50／13：10の予約の方にかぎり、返却時間が18：00→20：00に延長されます
②3/13～22は、伝統産業の日のきもの無料乗車券、入場券が使えます

レンタルご利用の皆様には、無料券を必要なだけさしあげます

それに勿論、有効期限が一年になって春も使える京都きものパスポートもお供させてやって下さいな

HPはこちら っ

春は花粉症に悩まされておりますが…

ゎたくしも時々スタッフとして居りますので、是非是非

ご予約、お待ちしております

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