ころものさうし

乙女の乙女による乙女のためのひなまつり

しつらえ編 の続き

準備の段階だけで二日分も記事を書いてしまいましたが…まだまだ続きますょっ

だってテーマが「着物」なのに肝心の着物が全く登場してませんもん。

なのでちらっとご紹介

左から、ゎたくし、当blogではお馴染みのチーフ と、ステーションスタッフの後輩ちゃんです(*^▽^*)

Ｋ子 さんも来てくれはったんですが、洋服だったのでカメラマンしてくれはりました

申し訳ない

私のこの日の着物…色々と突っ込みどころ満載やとは思いますけど、少々お待ち下さいな

お着物編はまた今度

今日はお料理編ですょん

雛祭りと言えばやっぱりメインはちらし寿司

すし太郎じゃありませんょ～

ちゃんと筍みじん切りにしてお酢と混ぜた自家製のちらし寿司です

一人分ずつ器に盛って、錦糸卵と椎茸と、胡瓜と海老。

甘酢生姜も自家製ですょん

蛤ではなく、鱈のお吸いもん

鱈のお吸いもん大好きです

個人的な好みを優先して蛤より鱈

他にも…

蛸と胡瓜の酢のもん

春らしく、菜の花としじみの炊いたん

菜の花は自家製の芥子味噌で頂きました

お肉系がないのも寂しいかなぁと思ったので…

後輩ちゃんに買ってきてもらったのはモスの黒胡椒チキン

モスチキン大好きです

お料理と一緒に頂いたのは、Ｋ子さんが持ってきてくれはった立山酒造の梅酒 です

何も割らなくてもそのまま飲める美味しい梅酒

他にもカフェ・ド・パリ  の「バラとイチジク」のスパークリングワインを持ってきてくれはりました。

夜、苺と一緒に飲むと美味しかったです

しかもお洒落

一応、テーマがオママゴトっぽくってことなので、普段は使わないような良いお皿を奮発して沢山出してみました

ですが、まっ……全部机の上に並べた時点でちょっと予想はしてましたけど……

お腹一杯でちょっと苦し……(^▽^;)

でもおしゃべりしてたら小腹なんてスグ空きますし

お次はお茶会編に続きます

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お雛さん編 の続き

乙女の乙女による乙女のためのひなまつり

ってことで、オママゴトの舞台となるシチュエーションは大事

なのでお部屋のしつらえも雛祭りらしくしてみました(*ﾟｰﾟ*)

錦市場の花屋さんをハシゴして買い集めた花々は、雪洞みたいな丸い花瓶に生けました

一度習ってみたいと思いつつ、華道のたしなみが全くないので生け方は適当に…

結構いい感じと思うのは…自己満足かな

桃の節句の名前通り、雛祭りには欠かせない桃の花

見事な枝付きだったので切るのが大変でした(^▽^;)

最初は全部蕾だったのが、暖かかったので一日で咲きましたょ

鮮やかな青紫のアイリス

そして菜の花

最初は美味しそうな蕾でしたけど…こんな綺麗に咲きました

窓際には目隠しに衝立

ホットカーペットのコードを隠したくて…(;^_^A

京友禅の職人さんが染めはった友禅を張った衝立です。

絞りの雲取りに華やかな鼓と鞠の絵柄は、まるで小さい子の着物みたいで雛祭りにぴったり

一つの花瓶には収まりきらなかったんで、こっちにもお花を…

窓際にも毛氈敷いてみたんですが、毛氈を敷いただけで急に雛祭りっぽくなるから不思議

赤の効果って凄いですね～

2年程前にとある賞で頂いて以来、一度も活躍の機会がなかった香炉も、今回初めてお目見え致しました

清水焼で松竹梅の絵柄、天辺には唐獅子

可愛らしくてお気に入りなんですが、中々出す機会がなく…

でも今回やっと小道具として活躍してくれました

やれやれ、やっとパーティの準備が整いました…

お料理編に続きます

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3月1日に我が家で、ひなまつりパーティをしました

但し、唯のひなまつりパーティではありません

テーマは、

ひなまつり×ヲトメ×オママゴト

乙女の乙女による乙女のためのひなまつりです

子どもの頃、お雛さんのお道具を見て、一度で良いからこんなオママゴトがしたいと思いませんでしたか

小さく作られた箪笥や金屏風、ぼんぼりに黒塗りの杯…

私は小さい頃、お雛さんの金の冠が触りたくて触りたくてっ

いつも親に叱られてました

お雛様のキレイなきものに憧れた、ヲトメの夢を叶えられる…

オママゴトみたいな雛祭りパーティがしたい

と、いうことで雛祭りに備えて、久し振りにお雛さんを出しました

今では雛人形と言えば五段飾りや七段飾りなどの「段飾り」が主流です。

この「段飾り」は江戸を中心に発展したもの。

一方で、上方…つまり京都や大阪では「御殿飾り」というものが明治・大正を通じて流行しました。

戦後も広く西日本では流行していたそうですが、昭和30年になって姿を消します。

今回出してみたのは祖母のお雛さん

祖母のお雛さんは、祖母が生まれた年に曽祖父が買い求めたものだそうなので昭和初期生まれ。

当時京都でも流行していたらしい、御殿飾りの雛人形です

ちなみにゎたくし、このお雛さん生まれてはじめて見ました
何といっても、おそらく30年は押入れに眠っていた、祖母のお雛さんです…

頑丈な木箱にしまったまま30年、押入れで眠っていたので私が見たことないのも当然(・_・;)

一体どんな状態になっているのか、検討も付きませんでしたが、うん十年ぶりに押入れから出しました

現在主流のお雛さんとはちょっとお道具もお人形も違って面白い
木枠の三段飾りですが、現在の三段飾りの主流であるお内裏様とお雛様プラス三人官女ではありません。

一番下の段には鶴と松の針道具と鏡台

それに牡丹唐草の牛車


そして三人の仕丁（じちょう）

手に持つ筈の道具が二つも行方不明です

仕方がないので右側二人は手ぶら。

私のお雛さんではこの三人は箒と熊手とちりとりを持ってた気がするんですが…

持ち物ちょっと違いますね

二段目には二人の隋臣（ずいじん）

うちでも一般的にも左大臣右大臣って呼びますけど、実際は武官なので衛仕（えじ）。

考えてみれば右大臣左大臣は文官で、武官じゃありませんもんね。

右大臣さん、弓がありません

矢は背負ってるのに弓がない…

ちょっと格好がつかないけど、仕方ありません(＞＜;)

お膳と火鉢も同じ段に…

お膳やお道具は全て我が家では定番の牡丹文様

火鉢には螺鈿が施してありました

最も上段には三人官女、御殿の中にはお内裏様とお雛様です

しかし何回写真を撮ってもブレる…

ちょと恐ろしいくらいブレる…

高貴な方の写真を近くで撮るなってことでしょうか

仕方がないのでちょっと離れてみました…

そういえば指摘されて気づいたんですが、京都と他の地方では男雛と女雛の座る位置が逆だそうですね。

向かって右が男雛、左が女雛と思っていたのですが、現在一般的には左右逆なのだとか。

何でと思って調べてみると…

元々は宮中文化を模し、京都御所の正面にあたる南に向けた場合「日が昇る東側に男びなを飾った」と言われていたが、昭和天皇の即位の礼（1928年）で、天皇が皇后の右側（向かって左）に立たれた事で、東京の人形業界が人形の位置を換え、全国に広まったのではないか。

とのこと。

お雛さんにもそうやって様々な変遷があったんですねぇ～

その歴史を辿る意味でも、いつか、祖母と母と私、三代のお雛さんを一度に出してあげたいと…

思ってはいるのですがなかなかっ

七段飾りって出すの大変過ぎひん(;^_^A

長くなったのでしつらえ編に続きます

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今更ですがお友達にＤＶＤを借りたので『春の雪』見ました

2006年の映画なんで、今更過ぎ(^▽^;)

でもあんまり着物が素敵だったんで、私的に気になったところをちょっとだけ…

ネタバレは殆ど含みませんが、お嫌な方はＵターン

ヒロインである聡子（竹内結子）が華族のご令嬢という役柄なので、映画の中には素敵なアンティークの振袖が沢山出てきます

私が一番好きなのは冒頭のシーンで聡子が着ていたこの振袖

水浅葱に色とりどりの蝶が舞う垂涎モノのアンティーク

全身の写真がなかったのが残念ですが…地色の鮮やかさはこの画像でも十分分かってもらえるかと

他にも、印象に残ったのは…

雨のシーンで聡子が、着ていた洋画柄の訪問着を脱いだ時、その下から現れた長襦袢が目を惹きました
薄い霞がかったような水色に、鮮やかな橙の葉をした白藤の長襦袢

刺繍半襟は全て素晴らしかったですねー
貴族の令嬢だけでなく侍女も女中も皆、豪華な刺繍半襟…
実際当時もこんな半襟してはったんでしょうかね？

着付けで気になったのは、遠慮なくがっつり出した刺繍半襟
現在主流のバチ襟では到底出せそうも無い程の幅…
チーフ曰く、多分広襟なんだって。
確かに広襟なら幅を自分で調整出来るから、どれだけでも襟を出せますもんねー

後、聡子が何度か夜会の席で振袖の首に金の鎖を掛けてたけど、あれって懐中時計の鎖かな
鎖の先が帯の中に隠れてたし…

あれちょっと面白いかも(*^▽^*)

大正時代が舞台なので、当時の風俗を面白いなぁと思って見てました

半襟・帯揚げを沢山出して、帯締めは太め…

昔の着方って素敵

でも、ちょっと前の映画だからか、あんまり着物の素敵さが取沙汰されてませんでしたね

ポスターとかも洋装だったり着物が殆ど映ってなかったりだし…勿体無い

もっと着物の素敵さを前面に押し出しても良かったのに

最近でもないですが、例えば日テレの『おせん』とか…

着物を前面に押し出した映画やドラマって、絶対世間のお洒落大好きなオンナノコが放っとかないと思うんだけど

着物映画、と言えば私の一番好きなのは市川崑監督の『細雪』

今更語るまでもないですが、着物素敵過ぎ

着物女子は絶対見るべき映画やと思いますょん

桜の季節になったら平安神宮でお花見して、細雪ごっこがしたいです

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今更ですが今年のバレンタインデーも、もっぱらあげるより自分用を真剣に選びました

毎年買いに行くのは河原町の高島屋で開催されているアムール・ド・ショコラ

一時間ほど悩みに悩んで…

厳選したMyチョコレート二種類をご紹介します(*^▽^*)

今年も去年に引き続き、最もパッケージが好みだったのが『嵯峨乃彩』

イラストレーターのAya Katoさんがデザインしたはりますっ

このイラストが独特の世界観で素敵過ぎっ

HPはこちら です

ちなみに去年は「手鞠ショコラ」を買ったので、今年は違うものにしてみました。

「貝合わせショコラ」とかなり迷ったけど…

結局「扇ショコラ」に

可愛らしくて食べるのがもったいない

見た目重視で買ったチョコなので、まだ食べずにお雛さんの傍に飾ってあります…(●´ω｀●)ゞ

お次は味に期待して買った『マールブランシュ』の桃トリュフ

でもパッケージも可愛い(*ﾟｰﾟ*)

白糖のピューレとホワイトチョコレートのガナッシュなんて、聞いただけで美味しそうでしょっ

内蓋も可愛い

勿論チョコレート自体も可愛いんですが…

食べちゃいました

美味しかった

ほんのり桃の香りがして、しつこくないスッキリした甘さ。

茶の果といい、メイプルシロップパイといい、マールブランシュのお菓子ってほんっとどれも美味しいですね

色々買ってしまいたくなるマールブランシュのオンラインショップはこちら …

最近食べ物ネタが多い気がしますけど…

春は美味しいものの季節ですから

ご容赦下さいな

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