4月といえば京都では桜以外にも見所が沢山あります
その一つが、花街で行われる春のおどり
今年は、第60回 京おどり 都風流輝燿花苑(みやこふうりゅうきようのはなぞの) に行って来ました
京おどりは五花街の一つ、宮川町の芸妓さんや舞妓ちゃんによる公演です
始まったのは昭和25年と、比較的新しいらしいんですが、今回で第60回
なんと還暦ですょ~ヽ(*'0'*)ツ
さてさて、その節目の年に当たる今回の演目の第一景はこれまたオメデタイ「天磐戸開き(あまのいわとびらき)」
神話では天岩戸に隠れた天照大神を誘い出す為に天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞を踊ります。
そのことから、天鈿女命はあらゆる技芸の女神でもあります
記念すべき公演の最初に相応しい演目ですねっ
芸妓のおねぇさま方の揃えの黒留袖が素敵でした~
第二景は「嵯峨野菜花(さがのなのはな)」
可愛らしい娘姿の芸妓さん達が菜の花を片手に踊らはります
着物が白と紫、橙と水色でそれぞれ色違いなんですけど、とっても可愛らしい
第三景は「鳥獣戯画譚(ちょうじゅうぎがものがたり)」
お芝居仕立てで台詞までありますょん
鳥羽僧正の鳥獣戯画から抜け出した動物達が、里の柿を盗んで鳥羽僧正に怒られる…というお話
ちなみに右から、猿の猿吉、ウサギのぴょん子、カエルの蛙之助(・∀・)
最後にちょっとしたオチがあって面白かったですょ
第四景は「寿花猩々舞(ことぶきはなのしょうじょうまい)」
ゎたくし、猩々の首をふるふる振る仕草が可愛らしくって大好きです
衣装も煌びやかな金と赤なのでちょっと眩しい位でした。
第五景「名花の華扇(めいかのはなおうぎ)」
五景は二幕に分かれてます。
一幕目は「宇治の船頭」
たった一人で舞わはる熟練の芸妓さんの踊りは迫力の色気です…
二幕目は「伏見の酒造」
杜氏がお酒を掻き混ぜる棒や手ぬぐいを持って踊る勇壮な舞
第六景は「祇園祭宵山(ぎおんまつりよいやま)」
舞妓ちゃん達のお囃子に合わせて団扇を持って踊ります。
お囃子って季節はずれですけど…まるでほんまに祇園祭みたい
そして最後の第七景は勿論、「宮川音頭(みやがわおんど)」です~
芸妓さん方は水浅葱に牡丹と菖蒲の揃えの着物
「町も野山も~花ざかり~京の都に春が来たぁ~」ってね
宮川音頭、の名前通り、ちょっと盆踊りっぽいような…
でも私は個人的には祇園小唄よりも宮川音頭の方が好きです
踊りが素早いので写真は撮りにくいですけど…
扇の使い方にキレがあって素敵
きっとyoutubeとかにもあるハズなので一度見てみて下さいなヘ(゚∀゚*)ノ
お席がとってもいい席だったので、舞妓ちゃんがすぐ傍で踊ってくれはりました
いやー…当たり前ですけど、めっちゃ素敵なお衣装ばっかりでしたよ…
目の保養目の保養
舞台は桜が満開の平安神宮
流石は祇園甲部に次ぐ規模の花街だけあって舞妓ちゃんが沢山いはりますヽ(*'0'*)ツ
物凄い華やかですょっ
それにしても楽しかった
19日まで宮川町歌舞練場でやったはるんで、是非見に行って下さいね
ぁ、勿論着物で
ランキングに参加しています
いつもclick
ありがとうございますねっ
良ければ今日もポチっとお願いします