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政界ロビー:出頭した盧前大統領の一日(中)

◆南海→中部内陸→京釜高速道路を経て5時間19分

 バスは朝8時ごろにポンハ村の私邸を出発した。乗用車2台、バン2台、パトカー2台、小型のバス1台が前後を護衛した。一行は8時24分に進礼インターチェンジを通じて南海高速道路に入り、しばらく西に向かってから漆原ジャンクション(慶尚南道咸安郡)を経て、大邱方面へと北に進んだ。

 午後12時19分にバスは忠清南道天安のサービスエリアに入り、10分ほど停車した。盧前大統領はバスの外に出なかった。トイレから戻った文元秘書室長は「(バスの中では)事情聴取に関する話はせず、(盧前大統領の)気持ちが落ち込まないよう趣味だとか日常の話をした」と語った。また「今朝は権良淑(クォン・ヤンスク)夫人が激しく泣いていた」と一言話してから再びバスに乗り込んだ。盧前大統領はバスの中で昼食にのり巻き弁当を食べたという。

 途中でマスコミ関係の車が路肩を走行し、バスに接近したが、幸い事故は起こらなかった。バスは午後1時にソウル料金所を通過し、良才インターチェンジから牛眠山トンネルへと回り道した。その間に、警察は追跡してきたマスコミ関係の車を制止した。そして、バスは出発から5時間19分後に大検察庁に到着した。

孫振碩(ソン・ジンソク)記者

チョ・ベッコン記者

パク・スンヒョク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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