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2008-07-10 「岡田斗司夫の遺言番外編 寝言1」レポート提出_第二巻

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※注 下記URLを知っていましたか?自分はさっき発見しました(笑)。

そうか、セネプロの名称は好きにしてもいいんだ。

岡田斗司夫のゼネラル・プロダクツ

http://okada.otaden.jp/



5.ポピュラーサイエンスと米国玩具CM



○ポピュラーサイエンス観賞(その1) 全員正座

・で、最近自分がオタかどうかで悩むんだよね。

・試しに「ひぐらし」をやっているんだけど、(会場:「お〜!」)何度やってもプレイできない(笑)。

・つまらない。それじゃあっと小説だと大丈夫かと/やりやすいと思ってさ。

・読んでいるんだけど、ミステリーとしてはいいんだけど、間に出るキャラに腹が立つんだよね。

・なんでそんな事を言う!なんでそんな事が起きる!お前ら全員正座しろ!!!!

・こーれは分からない合わないなって。

・でもさ、ひぐらしが合う合わないって世間から見ればみんな一緒じゃん(笑)。

・そんなんで、アニメ以外で何を見ているのかっていえば、ポピュラーサイエンス

・これからこれを見ましょう。見たからってどうなるってことはないけどさ。

→でも見るんだよ!!



○ポピュラーサイエンス観賞(その2) ファントムコロセア

・テレビ特捜部ってのがあるじゃん。そこで紹介されたもののVTRになります。

・1930〜40年代の白黒映像に色を着色したもので、アメリカの生活と日本の対比。

※注 ここから映像スタート

「1930年代、日本は満州事変、昭和初期の生活を〜」

「一方そのころアメリカでは〜」

「アメリカの次世代型の車、ファントムコロセアの性能説明」

青色のかっこいい車(青い車!!)。おねーちゃんが乗ってこんなに凄いんだぞって説明

・これ見るとかっこいいなって思うけど、この車って実用化されていないんだよね。

・よく見ろ、この車2tあるぞ(笑)。これじゃあ燃費はすごーく悪いよね。なんも考えていない。

・まあ、そんなに突っ込まないで、「うらやましい〜」とか思ってればいいんだけどね。



○ポピュラーサイエンス観賞(その3) こんな感じですね。抜粋版。

※注 

「日本:この時代に帝国ホテルの誕生。デザインはあのフランクロイドライト〜」

「一方米国では。フランクロイドライトのデザインによる近未来型オフィスビルの建設。円形の銅製のエレベータ、オフィスがこんなデザインで〜タイプライターを打つ女性にも〜」

銅製のエレベータはかっちょいい。他はなんか変なオフィスになっていて。

・ああ、みんなつっこまないつっこまない(笑)。

※注 「1941年、日本は真珠湾があり、戦争に突入。国民全員総動員。夫は徴兵され、婦女子は国でサポートを。」

「一方米国では人工赤外線ランプで日焼けを。どんな時代も婦人型の興味は美しくなることで、」

電動マッサージ機とか水着で横たわる婦人型の映像(バカっぽい)

・このころの「ふじょし」は意味が違うよ(笑)

・くやしいな。この頃から誤摩化している。

・こんな国に負けたんだ(笑)

※注 「終戦、アメリカではニュータイプのシステムキッチンが登場。回転して収納できるシステムキッチン。

未来型のバスルーム。石けんをセットするだけで自動的に洗ってくれる〜」

「未来の旅客機。性能向上で揺れがほとんどない、地上を一望できる席、バーも完備で〜」

ビートたけし「もう分かったよ、俺達が悪かったから。」

バスルームの時に身を動かして裸を見ようとするたけし。TVRが終わった時に写る関根勤が若い!

・この回転する食器棚は便利だよね〜。



○ポピュラーサイエンス観賞(その4) 歯車式大型コンピューター

・この元になったビデオは自分が米国に行った際に探したんだ。で見つけたよ。

※注 スクリーンにそのビデオ(VHS)を表示して、

・このシリーズで30'S、40'S、50'Sがあって、多分dvdでも出ているはずだから、みんな買ってみてね。

・で、さらにこの中にある「メカニカルブレイン」、人工頭脳/電子頭脳ってのがあるんで皆で見てしびれましょう。

※注 映像を流しながら

・ここはUCLAですね。ここにある世界最大の歯車式大型コンピューターがあって。

・飛行機の曲線を、音速に近くなった際の空気の流れを算出するってのをこのコンピューターでやっている。

・これプログラムしている場面だよ。立って大型マシンのギアを切り替えてプログラムする。これを組み立てるだけで何日もかかるんだよ。

・この結果が歯車が回って算出されて、結果の曲線がゆっくりゆっくり動いて出てくる。直に図を書いているんだね。



○ポピュラーサイエンス観賞(その5) 疑った方がいい

・で、「このような科学がないと月には行けない」とか言ってロケットが写るんだけど、それがドイツ軍から徴収したV2ロケットが写っているんだ(笑)

・その年代のコンピューターには歯車がある。

→ってことは、今から未来アニメとかでディスプレイとかキーとかがあったら疑った方がいい。それぐらいのものであるし〜

・今あるコンピューターの概念は50年先にはこんな感じで、笑い話にしかならないかもしれない。

・なもんで、SFとかを書く時は慎重にならなければならない。じゃあ、なにを書けばいいのか?

→だから、理工系とか工学の知識がある程度ないと分からないよね。

・このまま行くとネットワークとかブログの概念も50年先にはどうなるのか?

※注 ポピュラーサイエンスとかは3000円程度だったら購入したいんだけど見つからない。検索スキルが低いんですよね。



○昔のおもちゃCM観賞(その1) ミスターポテトヘッド

・で、さらに次の映像で、昔のおもちゃのCMとかも好きなんだな。

クラシックトイのコマーシャル映像を見ましょう。

※注 

1:大型ロケットの発射台付きおもちゃCM

2:バネおもちゃで階段を降りていくおなじみのヤツのCM

3:じゃがいもに目と口を付けて擬人化できるおもちゃのCM

4:さらにロケットのおもちゃCM

5:ミステリーデートCM

・(1)このおもちゃはUSエア/ロケットミサイルの発射台のプロセスをおもちゃにしたもの。

・(2)バネのおもちゃは有名ですよね。今じゃ縁日ぐらいでしか見られないものですね。

・(3)これはミスターポテトヘッドって行って、ボテトに目や口を付けたおもちゃで、今に米国にあるよ。あ、昔の時代で2ドルもするよ(笑)

・(4)またロケットのCMですね。アトラスロケットで、宇宙飛行士を飛ばす。



○昔のおもちゃCM観賞(その2) ミステリーデート

※注 このおもちゃは、家とドア(窓かな?)のおもちゃで、そこにカードを設定する。

カードには様々なタイプの男性が写っていて、ドアをオープンするまで、何が出るのか分からない。

で、「こんなのがでたよ〜」とかいいながら女の子が遊べるもの。

・ミステリーデート!カードゲームで何がでるのか分からない。

・あ、そんなに嬉しいのか(笑)

・これって今やっても楽しそうだよね。会場:「うんうん」

・これさ、誰かが作ってコミケで売れば。開けたらぜーんぶオタクが出る!!みんなアレな服装でさ。

→だから、一枚も当たりがない!



6.休憩トーク



○ここで休憩なんですが(その1) 喧嘩激化

・ここで、20:45〜21:00の間で休憩をとります。

・今回もいろいろネタを持って来たんだよ。

・「王立科学博物館」のプレゼン用/資料用の映像があって、自分が出て解説していて、昔の太った時代で「俺って明るいね」って。

・で、昔の日記も持ってきたよ。ちょっと前に「自伝を書かないか」って依頼があってその時におこした年代別資料に使ったもので。

※注 実際にその年表をビジョンに写しながら説明。各年単位に岡田さんの動向と社会背景が半分ずつ書いてある。

・’77年に何をやったかとその時代背景も描写しながらやって、横にスターウオーズ公開とか。

・個人史とその時のSF状況を書いているんだな。

・これは、「TOCONの会場でカンベさん会う」ってあるけど、この後怒られたんだな(笑)

※注 ペンを置いてある部分を隠して。実際見えたけど自粛。

・これはダメだ。仲間内の恋愛状況とか書いてあるからな(笑)

・澤村君と西岡君の喧嘩激化(笑)。

・自伝を書くって、一度ある資料をさらってやるから必要で。

・で、それを見ながらやりましょう。



○ここで休憩なんですが(その2) 最近は暗い

・王立博物館の頃の資料映像があって。

・太っていた頃の自分が出ていてさ。最近は暗いとかよく言われるけど、当時のこの映像を見ると「そうか」って思うんだよね。

・サイン用のハンコを作ったんだよ。(ポン!)ほらね。

・最近、サインする/してくれって言われる機会が多くなったけど、これで済ますことができる。

→これは楽でいいかと(笑)

・欲しかった休憩中に来てくれ。ポンポン押していくからさ。

・休憩に入るって言ってからここまで喋ったんで、20:50〜21:00まで短縮(笑)。

※注 貰いました。あっという間に列が出来ましたがどんどん進む。

岡田さんも最中に「早い。これは楽だ」「列があっという間に解消出来る」とか御満悦でしたね。

あと、「●●インクだから乾くのに時間が〜」とかでしたので、みなさんパタパタと。



○ここで休憩なんですが(その3) 休憩後トーク

・え〜、シャチハタは楽でいい(笑)。

・いつもは40分かかるけど、今回は10分かからなかった。

・で、このバージョンはいくつか作ろうかと。

・でもデザインをいろいろ考えるけど、どんどん巨大化していくと思うんだけどな。

・でもさ、今回って映像を見せてやるって、オタクアミーゴスの時となにが違うのかって(笑)



7.クマと闘ったヒト

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※注 完全にネタバレになります。未見の人は注意して下さい。



○Project Grizzly(その1) 「女房より熊が好き」

・一つ目はプロジェクトグリズリーを見ましょう。

・これは熊に襲われたけど生き残ったおっさんが、2回目に襲われても大丈夫なスーツを作ってドキュメンタリーです。

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・ほらメニューからかっこいい。会場:爆笑

・「女房より熊が好き」ってw

・彼のインタビュー。熊に襲われた所に行ってやるんだけど、見るべき所は変な帽子!

・この人は大型ナイフとか刀を常に装備しているんだけど、喋っている時に興奮して振り回すんだよ。

・この作品は全編にわたって監督が彼のことを愛していることが分かって、彼の魅力を引き出そうとするんだよね。

・ほら、興奮してきました。ただのキチガイですね。



○Project Grizzly(その2) 完全にザク

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・こんなスーツを作るけど、もの凄く思いからヘリでないと運べないんだよ。

・スーツはヘリ。人は馬で移動する。これが後々に大変なことになるんだよ。

・経費が10万ドル以上で7年がかり。こんな彼にも仲間達ができるんだけど、これを俺は「ボンクラ集団」って呼んでいるだけど。

・いままでのスーツの歴史。何着もあって〜

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・これは完全にザクですね(笑)。

・で、スーツの衝撃訓練をやって。トラックに激突されたり。18回もって。

トロイ「政府がいい顔しないんで〜」

・そりゃそうだよ!



○Project Grizzly(その3) 自力では脱げない

・ここら辺の見所はラジオのインタビュアーが話をしている最中に笑ってしまう所で。

・「笑い事でない」ってw

・父が文化人類学者だから現実的とかあるんだけど、なんかずれていてさ。

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・このボンクラぶり。「あ、負け犬だ」って分かる映像をつけるのが監督のセンスがあるんだよなあ。

トロイ「スーツを着ると自力では脱げない」「実は閉所恐怖症で」

→さらりと凄いこと言うし(笑)

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・スーツ自体の衝撃性は大丈夫なんだけど、坂道ダメ、雨が振るとダメ、50m先に熊がいても追いつけない。

ぬかるみ実験。嫌な予感ですね。



○Project Grizzly(その4) 自力では脱げない

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・母親のインタビューやっている後ろで耐火試験をやっているし。

・でもさ、スーツの出来自体は大したものなんだよな。

ショットガンでの実験をやって中の風船は大丈夫なんだけど、左手部分は落ちるって。

・本当に歩けない!こんな斜面でもダメ!

トロイ「右手が痺れたけど大丈夫」

→ほら、時々不安なことを言うし(笑)

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・かっこいい絵を撮影したかったんだろうけど、火花にガンガン当たっているし(笑)。

・非常用の通信とかあるし。遺言を残すためのテープレコーダーも。

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・スーツの後ろにロボコップって(笑)。



○Project Grizzly(その5) 準備運動

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・チャプターに「いざロッキーへ」「呪わしい天候悪化」って雲行きが怪しくなってきましたね。

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・現場に到着しての宴会は一週間続くんだよ!

・こんなことやっているから、近くに熊がいなくなるんだよ!

・焚火でタバコの火をつけるしさ。

・で、この年はこれで終了するんだよ(笑)

会場:「えええええ!」

・チャプターで「身動きできない」って(笑)

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・熊との対面前にトロイが精神を集中している場面や準備運動のシーンがいいです。

・ここにトロイって人がよく分かるんだよね。



○Project Grizzly(その6) マッチョ幻想

トロイ「サノバビッチ!これじゃ平面しか歩けないぞ」「これじゃ陸に上がった魚も同然だ!」「まず平らな土地にスーツを運ばなくては」

・そんな土地に熊はいねえよ!

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・でっかいナイフで髭を剃る。なーんでこんなことを。彼にあるマッチョ幻想が。

・で、どこに行っても熊はいないんだよ。雪もふっているし冬眠の時期でもあるし。

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トロイ「俺はナイフだけを信じている」「山の中では/熊と対面した時にナイフが」「最近は、この辺りにもアブない人間が出没するんだ」

・熊見つける→今スーツがあれば→スーツは15キロ先の山の上だ→サノバビッチ!

トロイ「もっと柔軟性のあるスーツを作らなくては」

・熊を見つけたのにもう帰らなきゃならないハメに(笑)。



○Project Grizzly(その7) 予算がないから

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・これは持って帰る予算がないから山に置いたままってことなんだよね(笑)

会場:「ええええええ!!!」

・彼のその後は?ってのがあるんだけど、数年前まではhpもあって、tシャツも売っていたんだけど。

・これをふまえたうえで予告編を見て下さい。

「ファンタスティック! タランティーノ」「ジャッカススーパーサイズミーを超えるおバカドキュメンタリーの決定版!」「次々と明らかになる致命的な欠陥!」

・致命的な欠陥って一つでもあったらダメなのに次々とって(笑)

・俺はオタクだと思うんだけど、見ているのがこれなんだよね。

・これがオタクになるのかどうかよくわからないんだよね。

※注 全編見ましたけど、このビデオは面白いですよ。よくある「凹んだ時にみるビデオ」の中でも上位に入りますね。やっぱり、アルバトロスだし(笑)。

しかし、トロイさんの後日談は気になるなあ。知名度が上がって彼はどうなったのか?今でもやっているのか?等々別の意味のドキュメンタリーになりますね。

あと見て思ったんですが、森達也氏の「ドキュメンタリーは嘘をつく」「ドキュメンタリーは客観性はない」とかじゃないですが、フィルムに監督自身の思いも入っているんじゃないのかな。映画を仕事にするってやっぱりアウトローだろうしね。



6.シャア分析

※注 台詞は各hpと自分の聴き取りでやってますが、細部が違っているかもしれません。再度のチェクがメンドイから。

なもんで、それを前提にして下さい。



○彼の本心とは?(その1) 本当はニヒルではない

・後、よくやっているのが分析。

アニメ夜話で、シャアってのは本当はニヒルでないってのがあって。

・よく彼を表す時に、友人を友人と思っていない、打倒ザビ家のためなら〜、理想のためなら〜、ってのは違うんでないかと。

・本当は傷つきやすい面もあるのではっと思って編集したビデオがあるんで、このビデオを見ましょう。

シャアの変化。彼の描き方の移り変わり。本編中でどの辺りで変わってきたのか?

・自分で編集したビデオなんだけど、パソコンで画像編集とか詳しくないからいろいろやって。でVHSだし。

※注 んで、さらに3倍だったような(笑)

シャア「ガルマが苦戦して当然だ。」「ガンダムと戦ってもしも〜」

・このあたりで友人をどう思っているのかが分かるんだよね。

・ガルマってのは甘えん坊で愛すべき人物であるのだけど。



○彼の本心とは?(その2) 自己があるのかないのか

#6 Bパート シャワーシーンでの会話から(別名BLパート)

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ガルマ「シャア!」

シャア「ガルマか?」

ガルマ「なぜ、あの機密の凄さを知らせてくれなかった?」

シャア「いったさあ。ジオン十字勲章ものだとな。次のチャンスを狙っているのだろう?」

ガルマ「ああ、ぬかりはない。」

シャア「俺も協力する。君の手助をするのは、嬉しいものだ。」

ガルマ「助かる。君の力を得れば、100人力だ。これでキリシア姉さんにも、実力を示すことができる。」

シャアキシリア殿は君の直接の上司だったな?」

ガルマ「シャア。」

シャア「なんだ?」

ガルマ「私は良い友を持った。」

シャア「水臭いな、今更。ハハハハハハ〜。」

で、ガルマが帰って部屋から出る。

その後、シャワー室よりシャアが出て目がキラーン。

・最後の表情とかで、彼が一物持っているってことが分かる。

→反対にガルマは信頼しているんだけど。

・自分も初見の時にはみんなと同じ様に勘違いしていたんだよね。

・みじかの人を裏切るってのはツライしキツいものでもある。

・自分達はアニメキャラってのはこうであるってのがあるかもしれないけど、富野監督はそういうものではないって考えているんだ。

・変化のないキャラって考え方でなくて、各人の内面はどうなっているのか、進歩発展していくものではないのかってのがあって。

→逆に進歩発展がないのがキャラの考え方で、富野監督は各登場人物の心の中がどの様に変化したのか、ひねくれであったり。

・各登場人物に自己があるのかないのか。

・ここ十年でメジャーとなったキャラの考え方とは違っていて。



○彼の本心とは?(その3) 彼の心の弱さ

・さらに見ていくと彼の心の弱さが分かる。

※注 #10 Aパート パティーシーン

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シャア「前戦でラブロマンスか。ガルマらしいよ、おぼっちゃん。」

・で、ガルマの危機シーンですね。シャアにはめられたと。

※注 #10 Bパート 戦闘シーン(前半)

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ガルマ「こうなったら地上に降りて〜」

シャア「まてまて。そういうことなら私と部下とで地上に降りてみる。」

ガルマ「やってくれるのか?」

シャア「当たり前だろう。私は君の部下だ。女性の為に功をあせるのはよくない。」

ガルマ「私は冷静だ!」

シャアも見つけたらゆずるからとかあって。

シャア「勝利の栄光を君に。」



○彼の本心とは?(その4) 無駄死である

※注 #10 Bパート 戦闘シーン(後半)

いろいろあってガウの特攻シーンにて

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ガルマ「こうなったらガウをぶつけてやる!」

シャア「〜ガルマ、聞こえていたら、君の生まれの不幸を呪うがいい。」

ガルマ「なに?不幸だと?」

シャア「そう、不幸だ。君はいい友人だったが、君の父上がいけなかったんだよ。」

ガルマ「シャア!はかったな!シャア!!私とてザビ家の人間だ。無駄死にはしない。ジオン公国に栄光あれ。」

→ここで彼女のシーン。実際には5秒はあるのかな。

・ここの彼女のシーンは長過ぎますよね。

・多分、一秒8コマで3秒以上あるよね。これって、「尺数をここで調整した」のか、もしくは「思ったような絵が上がらなかったのか」のどちらかになると思うんだけど。

・ここのカット(朝日とホワイトベース)が上手い。凡庸な監督だと戦闘と同じで夜のままにするんだよ。

・戦っている内に朝日になる。この爆破シーンで夜のままだとロマンチックになる。

→が、朝日の中落ちるってことは無駄死であるってことになって。そう監督はしようとしたんじゃないのか。



○彼の本心とは?(その5) 明らかに演出意図がある

※注 #12 Bパート ガルマ国葬&ギレン演説シーン

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ガルマ「(略)一握りのエリートが、宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年。宇宙に住む我々が自由を要求して、何度連邦に踏みにじられたかを想いおこすがいい。」

ガルマ「ジオン公国の上げる、人類一人一人の自由の為の戦いを、神が見捨てる訳はない。」

ガルマ「私の弟、諸君らが愛しているガルマザビは死んだ。何故だ?」

シャア「坊やだからさ。」

で、その演説を傍観しているホワイトベースの面々

キシリアはこの表情からガルマの事を気にしていないですよね。

・直接殺したのはホワイトベースの面々なんですけど、彼らはその事を知っていない。でないとこの台詞も出てこない。

・この歴史的事実との関係性がある。

アムロが関わっているって知っていたとすると、狭い世界の話になる。

セカイ系と言われる作品はそこを逆にするんだよね。自己の話と歴史の関係を。

・TVでは何週間も前にこの発端があって、「なにを勝手なことを」とか言っているが、本当の事はTV見ている人のみが知っていることになる。

・「坊やだからさ。」最初にここに引っかかって。最初は悪態でしかないって思ったけどね。

・心のむなしさ。一気にあおっておかわりを要求する。→逃げている。

・これは明らかに演技レベルでいろいろやっているよね。

・グラスを回したり、手でグラスを叩いたりする。

→作画枚数があるから、ここに明らかに演出意図がある。

アニメでこんな労力がかかることを、わざわざやっているってことは、なにか考えがあってやっているんだよね。

・親を殺されたこと、その恨みで行動したこと、彼の家族とか、彼自身の行動を後悔しているんだ。

・だから、この後のキシリアの誘いにも乗るんだと。

・彼の中にズレが発生している。今までの行動を正当化する為には戦うしかない。

・間違い続けてやるしか彼の行動は正当化されない。

・でも、これってTVシリーズでは書ききれないよね。

・理想の為になんでもやるのがギレンであって、シャアはそうではない。

キシリアの誘いに乗るってのは彼がギレン化する始まりでもあって。

・ガルマを結果的に殺してしまったことを後悔しない為にも、嘘を付き続けるしかない。今までは家族の恨みとか言っていたのにね。



○彼の本心とは?(その6) 自己弁護

※注 #38 Bパート キャスバルアルテイシアの会話シーン。

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コロニー内のアムロ捜索時にシャアが突然現れてから〜

セイラ「に、兄さん?」

シャア「軍を抜けろと言ったはずだ。それが、軍曹とはな。」

セイラ「兄さんこそ、ジオン軍に入ってまで、ザビ家に復讐をしようだなんて、やることが筋違いじゃなくて?」

シャア「お前の兄がその程度の男だと思っているのか?アルテイシア。」

ブライトのつっこみ

シャア「ジンバラルの教えてくれたことは本当のことかもしれないな。あの爺やの口癖なのだ」

回想シーン「お父様のジョン様がなぜジオン共和国お造りになったのか、それはニュータイプとしての、人類全体が再生なさることでした。(略)」

シャアジオンに入国して、ハイスクールから、士官学校に入学したのも、ザビ家に近づきたかったからだ。しかしな、アルテイシア、私だって、それから少しは大人になった。」

シャア「ザビ家を連邦が倒すだけでは、人類の真の平和は得られないと悟ったのだ。」

セイラ「なぜ、、、」

シャアニュータイプの発生だ。」

ここでもブライトのつっこみ

セイラアムロニュータイプだから?」

シャア「うん、そのニュータイプを敵にするのは面白くない。今後は、手段を選べぬということだ。」

セイラ「ジンバラルはニュータイプが、人類全員が変われるべき理想のタイプだと教えてくれたわ。だったらニュータイプを、敵にする必要はないはずよ。」

セイラキャスバル兄さん。兄さん、何を考えているの?」

シャア「もう、手段は選べぬと言った。アルテイシアは木馬から降りるのだ。」

セイラ「木馬?あのホワイトベース?」

シャア「ああ、ここから地球に脱出するぐらいの金塊は残していく。地球に行って一生を全うしろ。」

シャア「私はもう、お前の知っている兄さんではない。」

セイラ「兄さん!」

シャア「マスクをしている訳が分かるな?私は過去を捨てたのだよ。」

セイラ「兄さ〜〜〜ん。」

ここで車から降りて

シャアアルテイシア。その素顔を、もう一度見せてくれないか?」

セイラ「思い直して下さい、兄さん。」

シャア「キレイだよ、アルテイシア。お前に戦争は似合わん。木馬を降りろよ!」

ここでシャアは走り出す(徒歩)。バギーで追いかけないで。

セイラ「兄さん、キャスバル兄さん、、、、」

・ここで、自己の戦う意味を言うが、最後まで妹には分かってくれない。

自己弁護をしていると。

・ここでの建て前論もあるけど、そこにずれが生じている。



○彼の本心とは?(その7) 仮面を外す行為と正面を向いて話すことについて

富野監督も初期のTVシリーズではニュートラルな立場で作っているんだけどね。

・次にキシリアとの会話シーンがあって、劇場版とTVシリーズで作画等変更されていて、劇場版の方がよく自己欺瞞が出ているんだ。

・ここら辺に富野監督の当時の心境の変化が出ているんだ。

※注 劇場版3 シャアキシリアの会話シーン。

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キシリア「(略)どうした?座るがいい。」

シャア「ハ!」ここで座って仮面を外す。

キシリア「やはりな。言われてみれば父の面影がある。気付かぬものだ。そうだろ?キャスバルレムダイクンとシャアアズナブル。違いすぎる。」

シャア「ドズル閣下から左遷されて、キシリア様から呼ばれた時に、いつかこのようなことがくるとは思ってましたが、いざとなると怖いものです。手の震えが、、、、、止まりません。」

キシリア「私だってそうだ。お前の素性を知った時は、笑ったよ。」

シャア「お笑いになった?」

キシリア「そうだろうが、私は4才頃のキャスバル坊やと遊んであげたこともあるのだよ?お忘れか?」

キシリア「それか、ガルマの死の時の赤い彗星らしからぬ働きとか。フラナダン機関に接触し始めた時の先読みのシャア。少しはおかしいと思って当然だろう。そうした、したたかな坊やがキャスバル坊やだなんて、腹が立つより可愛いじゃないか。」

シャア「ありがとうございます、キシリア様。」

キシリア「で、お前にニュータイプ部隊を預けるからには本心が聞きたいな?」

キシリア「ザビ家打倒を諦めてなお、キャスバルダイクンでなく、シャアが目論んでいるもの。」

シャア「ガルマ様の時、むなしくなりました。」ここで正面を向く。

シャアキシリア様流に言えば、復讐の後に何の高揚感もなく、ただむなしい自分を見つけた時、可笑しくなったのです。自分に笑ったのです。」

キシリア「私の父もそうらしいな。」

シャア「で、父の言うようなニュータイプの変革があるのでならば、見てみたい!それが自分の野心です。」

キシリア「ギレン総帥を私は好かぬ。それだけは覚えておいてくれ。」

ここでシャアは仮面をつける。

シャア「新しい時代の為に!」

キシリア「政治は難しいな。」

シャア「ハ!」

・TVシリーズの方の会話シーンは仮面をつけたままなんだよ。

・ここで映像表現の法則があって、仮面を外したときに本音を言っている、話すってのがあって。

・ってことは彼はここでは心を開いて本心を話している。

・劇場版は言われる前に自分から仮面を外している。彼は心を開こうとしている。

キシリアは弟を殺したことを気付いているんだけど、その返しの仕方に彼は呆れているのかもしれない。

・仮面を外しての会話シーン中で正面を向いて話って所にも映像のお約束事があって、ここは本音を話しているんだと。

シャア「自分に笑ったのです。」

→これが「坊やだからさ。」なんです。やっとここで語られる。

・TVシリーズをやるとシャアがヒーローになった。富野監督は「アレ?悪役が祭り上げられるんだ?」と

・キャラ的な解釈をすると、自分の弟が殺されたのに「可愛いじゃないか」って言われたことに対してそうは思わない。

・その後のシャアの言葉がこの作品のクライマックスになるんだ。彼はその時、助けを求めたのに受け入れられなかった。

・それをシャアが受け止めたから、最後に彼が殺すことになったのかの説明になる。

・なぜ殺すことになったのかって。

・ここ、ここからが取引になるんです。ここで仮面をかぶるシーンからも分かる。

※注 #11 Aパート TV版のシャアキシリアの会話シーン。

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シャア「(略)ゲルグクの修理はあと20〜30分で」

キシリア「うん。それが直りしだい、第二班の攻撃をかけよう。」

シャア「はい。」

キシリア「木馬の隊を破ったら、ただちにアオバオアクーに向かう。情報ではデビルの主力艦隊はグラナダを無視すると見えた。」

シャア「ほぉう。」

キシリア「その前に一つ聞いておきたいことがある。お前の打倒ザビ家の行動が変わったのはなぜだ?」

シャア「私の?」

キシリア「私は4才頃のキャスバル坊やと遊んであげたこともあるんだよ。お忘れか?」

シャアキシリア様に呼ばれた時から、いつかこのような時がくると思っていましたが、いざとなると怖いものです。手の震えが止まりません。」

キシリア「私だってそうだ。お前がフラナガン機関にララァを送り込んでいたが、そのお前の先読みする能力を知って徹底的に調べさせるた訳だ。」

「お前もララァによって、ニュータイプの存在を信じ、打倒ザビ家以上のことを考え出した。」

シャア(はあ〜とため息の後)「どうも。」

キシリア「ギレンはアオバオアクーで指揮をとる。」

シャア「はい。」

キシリア「後は全て、連邦に買ってからのこと。よろしいか?」

シャア「は!たしかに!」

※注 こんなこと考えもつかなかったし、台詞の違いに気付かなかったです。「わーい。劇場版だと奇麗だなあ〜」とかのーてんきに考えていたもんなあ。ニュアンスもまったく違っているんで、この後のシャアセイラの別れシーンも含めて、実際のシーンを見てみて下さい。



○彼の本心とは?(その8) さすが虫プロ

※注 劇場版3 キャスバルアルテイシアの会話シーン。

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シャア「(略)ここもだいぶ空気が薄くなった。アルテイシアは脱出しろ。」

セイラ「兄さんはどうするのです?」

シャア「チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ。」

セイラ「兄さん。」

シャア「お前ももう大人だろう。戦争はもう忘れろ。」

シャア「いい女になるのだな。アムロ君が呼んでいる。」

シャアアムロが、、、」

ここで視線を上に。でシャアが離れていく。

で、いろいろあって、

シャア「ガルマ、私のたむけだ。姉上と仲良く暮らすがいい。」

・これは映画の方のラストだな。「アムロ君が呼んでいる。」演技レベルでも高いね。

・この女、アルテイシアでなくて、えーと、(会場:「セイラセイラ!」)そうセイラ。まさかセイラの名前を忘れるとは(笑)

アムロの名前を言ったこと、他の男に視線を移すから、彼は別れられるってこと。

・反対にTV版のセイラとの別れシーンは、彼女が冷静に兄を送ってしまうんだ。

→これも劇場版でわざと直したシーンである。

・TV版ではシャアのバズーカを撃った後でも艦は生きているんだけど、その後の攻撃でやられる。

・逆に劇場版だと、シャアのバズーカで艦は爆発するんだな。

・戦争に対する描写、この変更が富野監督が壊れていったことの始まりなんだ!

※注 会場:「パチパチパチ」約一名のみ歓喜の拍手(笑)

・後悔しても自分では艦を止めたくなかったのかも。

・ガルマを殺した後になんでもう一度、殺さなくてはいけなかったのか?

アムロシャアの対象が分かれているから。アムロは帰る場所があるが、反対に彼は。

・劇場版はシャア人気からラスト等を変えている。さすが虫プロ(笑)。

・治虫も後から後からどんどん修正するじゃん。今の絵と昔の絵が混在してさ。

・劇場版でシャアを生き残らせたことが、後のZやZZ、これを僕は「ガンダム不良債権」と呼んでいるんだけどw、後続が製作されるハメになったと。

・この作品ではシャアが最後に死んでいくのがキレイなラストなのにね。

→なんでアムロが生き残って、シャアが死んで行くことになるのかの対比になるし。

・僕らは彼の心のゆれを発見できなかったから〜。

・で、これを受けて「シャアの大改造」を行ったのが劇場版だと。


※注 #最終回 Bパート TV版のキャスバルアルテイシアの会話シーン。

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シャア「(略)ここもだいぶ空気が薄くなった。アルテイシアは脱出しろ。」

セイラ「兄さんはどうするのです?」

シャア「ザビ家の人間はやはり許せぬと分かった。そのケリは付ける。」

セイラ「兄さん。」

シャア「お前ももう大人だろう。戦争はもう忘れろ。」

シャア「いい女になるのだな。アムロ君が呼んでいる。」

セイラアムロが。」

で、シャアが離れていく。なんやかんやあって、

シャア「ガルマ、私のたむけだ。姉上と仲良く暮らすがいい。」

→台詞の変更点はザビ家〜の部分のみ

※注 この視線の変化はいいですね。でもやっぱり演出表現は劇場版の方が好だな。しかもシャアが死なれるといろいろ困るし(笑)

あ!今思い出したけど、自分の趣味の遍歴で「逆シャア好き」→「主題歌のTMネットワークを聴こうか」→「CWで電気グルーヴってのがいるぞ」→「電気!」→「TECHNO!」ってことなんだよなあ。シャアが死ぬと前提からなかったのかもしれないよお。

しかし、自分はeva世代かと思うが(もしかするとパトレイバー世代かもw)、ガンダムとかヤマトのリアルタイム世代の方がなんか楽しそうだ。


○彼の本心とは?(その9) 怒り出すに決まってる

※注 で映像を止めて

・でも、これってどこまで自分の妄想なのか分からないからなあ(笑)

→だからこそ、自分で編集してビデオを作るんだけども。

・でも、今このことを聞いても富野監督は怒り出すに決まってる(笑)

・なんでああいうキャラで作られたのか?簡単な話じゃない。

・一般的な解釈のニヒルでクールで〜とかでは矛盾点が多すぎ。

・元々傷つき易い性格であるし、ガルマの件のトラウマを解消するのがこの作品の後半であるのであろうし。

・自分は理論的に分析するのが趣味なもんで、こうやってビデオを作ってまでやる。



余談:

はあはあはあ。あと1/3。

画を使っていますが、悪意はないです。不味かったら、この日記ごと削除します。

BANDAIのサービスでネット上で全話観賞できますんで、再見しておきましょう。

意外と忘れているんですよね。まあ、「好きな作品」ではありますが、「思い入れのある作品」ではないので、この解釈でokでーす。



●ハンコ

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クマと闘ったヒト (ダ・ヴィンチブックス)

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