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2008-06-09 「岡田斗司夫の遺言6」レポート提出_急+?

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※注 ラスト。



岡田斗司夫の遺言6」レポート提出_序破

http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20080601

http://d.hatena.ne.jp/eg_2/20080607



9.トップをねらえ2!の没設定編



○もう一つのトップ2(その1) 人のDNAに寄生

・初期トップでは、この広大な宇宙銀河では微笑なゴミ、プランクトンミジンコみたいなもので、様々な理に関係していない。

→んじゃ、その逆をやろうか。

・宇宙怪獣は暴走した後に島宇宙間を移動する=ワープを実行する為に、銀河の中心をブラックホール化する。

・この力がトップレスの力の元である。

・人が進化する前の人猿の時に宇宙怪獣と融合できる/できた。

・そこで人猿は想像力を持つことが出来て、進化できた。2001年のモノリス見たいに。猿が叩いているじゃん。

・人のDNAに寄生しているのが、宇宙怪獣なんだ。トップでは莫大なサイズだけど、トップ2ではこのレベルで。



○もう一つのトップ2(その2) 血中宇宙怪獣濃度

・人間がなんでものを考えるのか、なぜアニメを作っているのか、なぜ〜。

→それは宇宙怪獣がそうさせるから。融合体が人間である。

・20ぐらいが宇宙怪獣濃度が一番高い。

・血中宇宙怪獣濃度が薄くなったら想像力がなくなっていく。

・新型/小さい宇宙怪獣は人間の中で残っていく。じゃあ、彼らはなにがしたいのか?

ビックバンは膨張していって、最後は逆に縮小してなくなっていく。宇宙怪獣は生き残ることが本能なんだ。

・だから、彼らが本能レベルで別宇宙に移ることを考えている。だからワープを実行する。

・その時に宇宙怪獣は僕らの体の中に入っている。



○もう一つのトップ2(その3) 大人にならなきゃ

・自分達の中にある宇宙怪獣。自分達の中にある感情。

・なぜ、オタク心を持っている中から、人を殺す人間が出てくるのか。その理由の一つに。

・なぜ、バカ見たいなことを考えることが好きなのか。バカなものを暴走させる(血中宇宙怪獣濃度)。

・暴走させて血中宇宙怪獣濃度が薄くなると想像力がなくなっていく。

→これって、大人になってもアニメを辞められない人達のメタファーになるのかもしれないんじゃ。

・さらに、銀河系自体をワープするやり方。これが後半上がってくるんだ。等々。

・自分はどんどん興奮しているんだけど、話を聞いている鶴巻監督がどんどん暗くなっている(笑)。

・鶴巻監督との世界観が合わない。オタクに対して否定的な立場で大人にならなきゃいけないと。



○もう一つのトップ2(その4) それがフリクリ

・でも、それってことは、このアニメを見てくれているそういうお客を否定していることになる。

・お客を否定してはいけない。否定する場合にはお金をとってはいけない。

・否定する場合には逆にそのテーゼを出さなきゃいけないんじゃないのか。

・自分の美意識の問題だけど、鶴巻監督は違う。否定はするけど逆にこうでなきゃ。

岡田さん「それがフリクリだろお!」

・しかし、この宇宙怪獣達が宇宙全体から別宇宙に行く。この世界が銀河の中心に集まってブラックホールに。

→凄いね(笑)。アニメでこれがやれるかな?自分が直接関わらないからこんなことを。



○もう一つのトップ2(その5) これでOKです。

・最後はビックバンが起きるが、ノノはそこに飛び込んで行く。

・ノノが因果地平に行ってしまう。宇宙怪獣より先に行くことに成功する。

・物理法則の本来は光。それがない世界にノノは行ってしまう。

・ノノがこの世界の因果原因そのものになっていく。

→この世界がノノが「そうだ」っと思ったからそうなっているって存在になる。結果になる。

・ノリコが帰ってくるのも、生物の誕生とか、ガリレオが、ノノがそう思ったから。

・人類の歴史とフィクションが繋がっていって、ノノが「これでOKです。」と言ってこの物語がENDとなる。



○もう一つのトップ2(その6) これはお前の話だよ

・作品を見れば分かるけど、鶴巻監督はそうはしなかった。

・ああ、どうにかしてお話全体に責任をとるしかないのかなあって。

・自分の設定だと、オタ世界はいいのかって所まで言及するしかない。

→その肯定する原因そのものにノノはなってもらおうと。あらゆる瞬間にノノは居てもらおうと。存在してもらおうと。

・なぜ、歴史の瞬間を歴史の流れをガイナックスの作品に入れようとするのか。

・「これはお前の話だよ」って客との関係性を見せるためでもある。

・ただ、それは王立とかでそのカケラをほんの少し見せることができたのかもしれないけど。



○もう一つのトップ2(その7) 銀行屋

・ノノが飛び込んだ先、ビックバンの元、あらゆる時空間に繋がっていろんな銀河に行ける。

・いろんな可能性が見えるんだ。ノリコとお姉様も見えるし。

・ノノが全ての大本になるって。

岡田さん「1時間半でこんなことが考えられるなんて!」

佐藤店長「それはですね、こちらで一旦持ち帰って。」

岡田さん「お前は銀行屋か!」

・これは今のガイナックスと僕の間に限界があるから。

オタク的な関係性を認めて共存するもの。オタク的な趣味趣向は自分のものである。

・なもんで、外部の人にそれを認めてもらうとかそんなものでもないだろう。

・これからも一緒に生きて行くものでしかない。



○もう一つのトップ2(その8) この世界はそのままで

・初期トップを見た人でもトップ2で「あ、そっちの方向に行きますか」って思わせることができたかもしれない。

・血中宇宙怪獣はDNAレベルで人間の老化を押さえている存在。

・この世界のエントロピーを押さえるために知的生命体を宇宙怪獣は創造した。

・「この世界はそのままでいい」とノノは選択するんだ。

・無から有を造り出すのは大変危険なこと。

・で、原因でないとは言えないが、僕らが普段肯定しているアニメには本当に彼みたいな存在を生まないのか?

・M君と自分達との違いはあるのか。心の影を生み出さないのか。そこでNOとは決して言えない。

完全自殺マニュアルの作者(鶴見済氏)との対談で「自殺を進める本じゃなくて、自殺をする人がちゃんと出来ないのが問題なんだ」ってのに違和感があって。



○もう一つのトップ2(その9) 一緒には作れない

アニメを作っていることで、そういう存在を作ってしまう力、デモーニッシュの力、犯罪者を作ってしまうような力。

→そこには99%大丈夫であるって勝率も確信もあるけど。

・その人を一回引き受ける、共有するってことが、体の中の宇宙怪獣との共存ってことになるのかもしれないし。

・でも、鶴巻監督はオタとの共存ってところが逆に〜。

「これは、一緒には作れないなあ。」というのがこの遺言のゴールです。

・でも、4話の時点で呼ばれたのが良かったのかなあ。

アニメの最終回ってホラ話が加速するじゃん。スケールアップさせることで。

・トップ2では地球を兵器にしてぶつけるって、そのスケールアップはずれてるぞ(笑)。

・それは規模がでかくなる、話がでかくなるってことでスケールアップではないぞ(笑)。

→でも、DVDも貰ったし、こんなこと言えないけど残念だなあって。



※注 この話を鶴巻監督は実際に使用したから(設定は別にして)、あのラスト際の表現になったんじゃないのかな。

ノノが旅立った先はあそこであると。ノノがそう思ったから(ラルクに向けて)あのラストになったと。

うーん。このverも見たいけどやっぱり、あの最後はやっぱり感動するし泣けるんですよ。

「うあああ、そうなんだ!そこになるんだ!20年越しか!」って。長年のファンに向けてのプレゼントであると。

まあ、「トップ2はあのラストだけだ!」って意見には笑うんですがねw。



10.エンドトーク



○終わりの話(その1) 21時50分〜

・なんで、またアニメとかやらないの?、小説とかやらないの?ってよく聞かれるんだ。

・なんでやろうとしないのか自分でもわからん。自分がやらなくてもこの話を聞いた人がやればいいじゃん。

・方法論をシンクロするかしないか。もっとも面白いけど、確率は低いよ。

・で、この話を聞いた皆様が参加するのをお待ちするよ(笑)。

ナディアのころは「なんかずれがあるな」ってところだったけど、トップ2では大きな断層があるんだな。

・なんでアニメを作らないのか。トップもやったし王立もやったしTVシリーズもやったしね。

・ラジオで「政治家にならないの?」って聞かれたけど、自分が役に立たないジャンルには興味がない。



○終わりの話(その2) 一緒じゃないのか。

・今まで好き勝手してきたし。元奥さんと武田さんとでピザを食べた時のエピソードがあって。

・いろんなメニューを沢山たのんで、食い散らかして、各料理を全部食べないで帰ったことがあって、帰る時にテーブルを見て気付いたことがある。

・もの凄い食べ残し、これをみて後ろめたい気持ちになる。

・「ああ、これって関西のヤクザの食事と一緒じゃないのか。」って。

・明日をもしれない職業だから、成功を実感することがこういうことじゃないと出来ないから。

→本質は本質はアニメーションを作っているけどこれは一緒だなあって。

・作品を作ることでシンクロしている。本を読んで影響を受けるとか本当に快感である。

・一部でも受け継いでくれる、読んだ/見た人の心に快感を感じている。



○終わりの話(その3) 自殺を肯定するしかない

・こんな生き方をしている人間は世の中に必要とされなくなったら消えていくものなんだ。

・100倍ぐらいの濃度で人生を生きる権利を貰ったしね。

・日本人は今後、なんちゃくりつしていけるにはどうしたらいいのかな?

→これは、どのように自殺を肯定するしかないんじゃないか。

・自分の最後もよく考えるとそうなるんじゃないかと思っているし。

・それは「金」/「体」/「頭」のどれかが合格値をわった時にそうなると思う。

・今後はみんな「さて自分の死に方をどうしようか?」って考えるしかないよね。

・どうやって死んだらいいのか。

※注 どのくらいのファンがいるのか知ってますか?残された人達のダメージを想定していますか?

クリスベノワやカートコバーンやイアンカーティスや(以下略)。その考えには反対はしませんけど。



○終わりの話(その4) これにて遺言シリーズは終了です。

・でも、「自殺」って言葉のイメージが悪いから「リタイヤの方法」とかになるんだろうな。

・ここがゲームオーバーなんだからそうしなさいって。

・多分、知力が最初に落ちるんじゃないのか。「財力」/「体力」/「知力」の内で。

・日本人全体が70才まで生きる世界は悪いんじゃないのか。

・世界が今の現状を維持するには、そうするしかないんじゃないのかな。

岡田さん「全六回、これにて遺言シリーズは終了です。ありがとうございました。」



11.質問タイム



○質問いろいろ(その1) 三島由紀夫、あれは一発芸  

※注 いつものように質問者との対話/聞いている自分の体力の問題(笑)で質問内容も回答もフワフワです。よろしくです。

・こんな話で終わってもね(笑)。じゃあ、質問コーナーです。

Q「最後の自殺の話なんですが、社会的に責任のある人が自殺って手段をとるのは自分的に凄く格好悪いんじゃないのか。三島由紀夫とかその感覚が分からないんですよ。」


三島由紀夫、あれは一発芸なんじゃないのかな(笑)。

・この話は僕の自己コントロール願望から来るんだ。

・世の中の役に立ったことがない/自分の好きに生きる変わりに世の中に、天に約束したことがある。

・天との約束の方が上なんですよ。

・契約だし、それは格好悪いことではない。

・今の日本人の総和を考えたら65才で死ぬべきじゃないのか。そうじゃないと今の生活は維持していけないよ。

→それは資源が有限で各人の欲望が無限であるし。


Q「なんでそんなしっくりする話し方をするんですか。なんか幼児体験があったり。」

・「君は漫画の見すぎだよw!」会場:「うはははは。」

・メタな方向に行ったら話は終わらないよ。

・これが正解と思っていても正確に語ることが今はできないんだよ。

・この世界が有限で、自分達がこんな生活している裏側で困っているのは変わらないし。

・本を書いた時に、昔は自分の考えを正確に伝えることと思っていたが、最近は読んだ人達のお気に入りのシャーペンの一部ってもの程度になればいいのかなって。

※注 質問者は熱い方で「違うんじゃないですか!!」って感じでそれを岡田さんが丸め込むっと。いつもの展開ですかね(笑)。もっと沢山の問答があったけどこれぐらいで。




○質問いろいろ(その2) 電車が決まった時間にきっちり来る世界

Q「自殺する、世界の資源有限で、とか言ってましたがあれだけSFや科学を好きな岡田さんはそれに希望を持っていないのですか?科学が将来生み出すものに希望を持っていないのでしょうか?」


・まずあらゆる技術って実用化されるのに20年はかかるものじゃない。

・石油等に代わるエネルギー資源とか技術は今現在ない。

・20年後って月や火星に行くことがやっとなんじゃないのか。

・そこから考えるとこの先150年はダメなんじゃないのかなあ。

・電車が決まった時間にきっちり来る世界ってのは今だけかもしれないよ。

・この50年はそっちの方向性はダメじゃ、そりゃ1000年単位だと別だけど。

・可能性はあるけど、そうじゃないっていうリスクが高いよ。



○質問いろいろ(その3) 娘

Q「自殺云々の話を聞いていまして、福本伸行の「天」の最後のアカギの件にそっくりと思いました。んで、漫画と同様に自殺説得10人組み手をして、こいつだったら言い負かされるって人はいますか?」

会場:大爆笑


・自分もそれ読んでてそう思ったよ。

・巻末に「自殺を賛同するものじゃなく〜」って注意書きを書いてあるけど、嘘つけえ!って(笑)

・作品を読んでいたらそうじゃないよな。

・う〜ん。娘。

会場:ほおおおおお

・だから娘にはバレないように今から心構えをしていってさ。

Q「もっと生きて昔話とかして〜」

・だから今やってんじゃん(笑)

・二回も同じネタはやりませんよ。



○質問いろいろ(その4) 庵野君が使いまくってガタガタになった会社

Q「前回質問したんですが、ナディアの映画の話はどうなりましたでしょうか?ナディアは自分で影響を〜。スーパーキャッチ光線のアイデアを考えた人が凄いって。」


・あれは「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」が元ネタだよ。

・やっぱりガッカリしたんだ。

・前回約束したけど、ま、こんな顔も分からないどーでもいい人間との約束を守るよりも、いい時間の使い方を(笑)

ナディアの制作後の会社の影響を考えると、一家心中の可能性を考えると、7千万→5千万にして流すんだよ。

・だれもとらない金額だよ、5千万って。

・タック→ガイナックスに下請けもらってそれをさらにタックに戻すって技を。

・そんなことしてないで「哭きの竜」とか「モデナの剣」とかのどーでもいい仕事をして、ナディア庵野君が使いまくってガタガタになった会社を立て直さないと(笑)

・なんでそんなことになったのか。あのときはお金が欲しかったんだよ!!

・見た人はスゲエな。でもお金は返さないよ(笑)

・でもさ、ナディアで切り抜けることが出来たからevaがあるんだよ。

・これがオタク界の循環経済!

ナディアの映画かあ。一生言われるのかな。でも一生謝る!



○質問いろいろ(その5) アニメしかなかったんだ。

Q「アニメ夜話イデオン回での神様を手がける話を。アニメーションで神を書くことの限界の話を言いかけて辞めたですよね。」


・実写だとさ、神様にも役者がいるじゃん。

→あ、丹波哲郎がいるじゃん。

・ウソってエクスキューズがあるんだよ。

・表現レベルが他者との並んでいるからウソが書けるんだ。

アニメの力の可能性。絵画は一覧性/アニメには順次性がある。順番に見せて行くことができる。

・漫画もウソを書けることが出来るけど、紙媒体だし、別方向を見ると現実が見えるじゃん。

evaでもそうじゃん。戦後の日本で人々の心を動かすのがアニメしかなかったんだ。

・でも、神を書いては行けない。作品との関係性、万能兵器を出してはいけない。

アニメ夜話でこんな話をしはいけないよ。「イデオン凄いですよね〜」とか言っておかないと。



○質問いろいろ(その6) 神への愛

Q「ひとり夜話@gyaoを毎回視聴していますが、先々月にお話された神父志望の人に「ぶっちゃけ聖書とかってどのくらい信じているのか?」って質問した話題の続きが聞きたいです。その話は最後まで話されていなくて、見ている常連でも話題になったんですが。」


・あれって、●●大学に講義した時にカトリックの神父志望の人がいて(この人は最初はプロテスタントで転向したんだけど)、その人に「ぶっちゃけ信じているのか?」って話をしたんだ。

・所詮日本人だよね。骨身にしみていないんじゃない?

・向こうは子供の頃に仮洗礼をして、大人になったら/ものごころついた後に本洗礼となる。

・「これは岡田さんだから話すんですよ。普通は誰にも話さないものなんですよ。」

聖書を信じるってことがキリスト教の定義である。

・矛盾しているところも相対して受け止めるのがキリスト教の定義なんだ。

・表層レベルでは信じている。その一部下では受けいれることは人間レベルでは難しい。

→でもそれを受け止めるってこと。

・今の聖書ってのはコンスタンティノープル公会議で書き換えられたものなんだ。これはいい/悪いって。

・だから、早い話が手塚治虫鉄腕アトムみたいなものなんだ(笑)

・人間が今までの歴史を俯瞰して見ている/後だしジャンケンで歴史を見ている面がある。

・そこに謙虚さや心の中で保留することを。

・で、そこの中心線に「神への愛」「神への忠誠心」を持つことで。

・論理的中心線と信心の中心線との違い。

・でもさ、無宗教って人はいないよな。言葉を持っている限り。

※注 ここら辺はダメですね。難しい話になると筆が落ちるし(笑)、宗教の話は慎重にやらないといけないし。



○質問いろいろ(その7) ペーパーブレインストーミング

Q「プチクリの本の中でガイナックスを辞めた後に、いろんな会社で、一万円(?)貰ってアイデアを出すって仕事をしていたと書いてありましたが、その時のお話を。」


・これはまだ約束が生きているものだから詳しくは言えないけど。

・ゲーム会社からシステムはいいんだけど、アイデアがダメなんでよろしくって所があって。

ブレインストーミングの方法を教えるんだけど、日本人って面と向かっての会議で批判なしで出すって作業は向いていない。

・俺達はフランス人じゃないし(笑)。

・で、ペーパーブレインストーミングの方法で、12人が座ってアイデア/ストーリーを一行書いて次々にまわして行く。

→これをやると凄いいいアイデアが出るんじゃ。

・で、いい作品が完成して、今でもPS3で続編が出ているよ。



※注 えーと、検索すればある程度は絞り込むことは可能ですね(笑)ヒント出しすぎです。

PS3で発売されているシリーズもの」「岡田さんがガイナックスを辞めた後(92〜3年)に一発目のソフトが発売」

PS2or1でも発売されている?」等々。是非ともPS3はソフト数が少ないwのでやってみて下さい。

多分アレかな(笑)。

http://ja.wikipedia.org/wiki/プレイステーション3のゲームタイトル一覧



○質問いろいろ(その8) 手放せるって

※注 ちょっと修正しましたけど、基本的に一緒ですよ。

・あ、さっき指定したのにごめんね。はい、君。これで最後かな。

Q「遺言シリーズをずーと見させて頂いてます。自分が気になっている部分なんですが、ガイナックスを本当に辞めた瞬間のお話が聞きたいです。どんな経緯でそういうことになったのか。下世話な野次馬根性なんですが。」


・自分が辞めよう/辞めれるな、って思ったのは澤村君を連れてきた時から。

・井上さんが抜けた後の状況で自分もいなくなると、武田さんに全ていってしまい、支えきれない。

・武田さんはそういうタイプの人でないしキャラでもない。実際ガイナで武田さんをプロデューサーにしようとする計画が時々上がるけど、タイプが違うんだ。

・澤村君と武田さんは「言えない事情」で確執が残っていたのを修復できてガイナに入れることができた、これで手放せたなって思った。

・こんな形で辞めたのだから恨まれていないとは思わなかったけどね。

・辞めるって言うけどそれは簡単なことだよ。会社に来なきゃいいんだし。

・辞めるって言うと「無責任だ」とか言われるけど、子供が生まれたあたりから、「限界だ」って言って前準備をw。

・で、ガイナックスの大改革&大リストラと実行した。結果として給与2倍増計画。取締役は4倍だ。

・「PCゲーム部門の解体」/「ゼネプロのガイナックスへの吸収」/「ワンフェス海洋堂に移行する事業」/「アニメ部門も変な企画とかも辞めて庵野君がやる企画に一本化する」

→でも、庵野君は結果的にキングに流れてねえ。

ワンフェスなんて数千万規模のもので、これを明け渡すなんてキチガイざたなんだよ。

・会社が今後傾いても、この時点の給与から補填できる状況にする。

・つい最近、3年前に会社の人に初めて言われたことで、今でもガイナックスに「岡田さんいますか?」って電話がかかってくるんだって(笑)

→山賀代表も言われたっていうし。それって会社の人にはとってもイヤじゃん?



○質問いろいろ(その9) 庵野は困るだけ

※注 ここら辺で、さらに質問マイク。

Q「今現在のガイナックス発の情報から空気扱い/もっと悪く言うと無視されていませんか?辞めた時になんか揉め事があったんのでしょうか?」


・それは書籍とかネットとかを管轄する佐藤店長とか神村さんが過剰に無視しようとしているんじゃない。

リクルートの社長の例を見ろ。今は違うのに「社長は犯罪者でしょ?」とか聞かれるじゃん(笑)。

・でも、本当はまだクリアできない大きな2つの問題があって、これで話せないっつーか。

・この問題の話は奇麗じゃないからなあ。そこまでの対応が。そこまでの考えがいたらない。

・これは墓場まで持って行くんじゃないかと。

・もし、今俺がevaに参加しても庵野は困るだけでしょ(笑)。これはどういう意味って聞いても。

→そんなことしないで早く音響監督と話したり、原画チェックしたり、マシンガン描いたりとかしなきゃ。

・澤村君と武田さんのやっとできた和解シーンを見て「上手いことこれで収まったなあ」って。



※注  神村靖宏氏 ガイナックスインタビューズより一部抜粋。2005年時点のデータです。

ガイナックス統括本部の次長としてライセンス管理などを主業務に、経理、人事、法務など、

当人の言うところ「クリエイティブでないところ全般」を掌握して統括本部長の武田氏を補佐している。



○質問いろいろ(その10) ラーメン屋とかでばったり

庵野君」の話題が出たので、さらにさらに質問マイク。

Q「ネットで小耳に挟んだんですが、庵野監督と喧嘩したって話がありますが、今の状況は大丈夫ですか?」

・あれ?あれウソだよ(笑)。あれはウソ喧嘩だよ。

・その時はそうした方が面白いって思ったから。そういう状況にしといた方が良かったから。

・あれくらい偉くなると喧嘩とかなんてしないよお。

・いろいろまわって聞くことがあるけど実際に会うまで判断保留するんだ。

→会って色々話すまで感情が起動しなくなっているんだ。伊集院光の件も実際会ったら「その場の放送で面白く言ってただけです」とか言ってくるかもしれないじゃん。

・佐藤店長はevaを褒めて欲しいんだよ。自分はevaだとヤシマ作戦までなんだよ。

・それ以降は/アスカ以降はアニメとしては面白いけどダメなアニメだと。

佐藤店長「岡田さんは自分の意見とその立場を分かっていない。ガイナックスの元社長であるし、今はオタキングと名乗っているんです。悪く言うのは良くないですよ。」

岡田さん「俺の勝手じゃん(笑)」

→その時はそう思ったけどやっぱ違うなあ。

庵野君とはラーメン屋とかでばったり会ったこともあるけど、そんなことないし、全然普通だよ。

・さっきのウィザートのラストみたいに、俺は間違ったこととかウソを言うよ(笑)。



余談:

終わりましたね。岡田さん、ありがとうございました。

ダメレポートで迷惑だったかもしれませんね。すみませんでした。



●top wo nerae for fol 超ネタバレ

D

※ここを読んでくださっている人にいまさらネタバレとかどーでもいいとも思いますが。この音楽を流したいだけです。

→前に貼ったのはピッチが歪んでいたんで(笑)、こっちに変更します。


●当日の看板です。忘れてました。

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