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【衝撃事件の核心】エサは「キャンギャル」…ニセ電通マンが女性タレントを次々“籠絡”できたワケ (3/5ページ)
このニュースのトピックス:ネット犯罪
探偵ファイルの渡辺氏によると、流れはこうなる。
まず、タレントが多数登録するブログ「アメブロ」や、ソーシャルネットワーキングサービスの「mixi(ミクシィ)」を通じて女性側に接触。ここで電通社員を名乗り、「イメージガールの募集」を伝える。芸能事務所の「東宝芸能」や「松竹芸能」に顔が利くこともにおわすという。
最初の待ち合わせは主に高級ホテル。そこで「大きな仕事だから体の関係もある。大丈夫か?」などと性的関係を迫る。さらに旅行に連れて行ったり、食事に誘ったりするが、支払いはすべて女性。女性が佐々木容疑者に疑いを持ち始めると、別の女性に乗り換えるという狡猾(こうかつ)さだ。
一方、「愛人募集」を持ちかけ、女性を誘い出すケースもあったという。
友人の紹介で佐々木容疑者と知り合った30代のヨガインストラクターの女性は当初、佐々木容疑者と月100万円の愛人契約を結ぶ約束だった。
「自分は松下幸之助の孫で、今は松下電工(現パナソニック)を取り締まっている」
この女性に対しては、「松下」を武器に自己紹介。出会ったその日に静岡県伊東市へと愛車で旅行に連れ出し、女性とゴルフや食事、温泉を楽しんだ。
しかし、ゴルフ代など約20万円全額は、やはり女性が支払った一方、愛人契約の金は渡されなかった。
佐々木容疑者は旅行の際、竹中工務店、ソニー、三洋電機、大林組…と日本を代表する大手企業の社長らと知り合いだと話し、この女性に「彼らの節税対策のために愛人を探してあげている。友人を紹介してくれないか」と持ちかけたという。
ブログなどにメールを送るほかにも、佐々木容疑者は知り合った女性に友人を紹介させる形で、いわば「ネズミ講」式に女性を餌食にしていった可能性があるのだ。
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