2009年5月 1日 (金曜日)

疲れるけど、元気。

室蘭市にある大谷高校での「花祭り」の法話、なんとか終了いたしました。

「開校記念日」の式典と合体して行われる「花祭り」という行事なので、生徒さんの他にも「来賓」の方もいらしゃって・・・・、さらに、近隣のお寺の「ご住職様」たちも来ていらっしゃって・・・。(やりずら~~い)

そんな緊張感が溢れる中、

私の出番が来て、約50分間、ノンストップで語りまくりました。

自分でも思うけど、よく喋るわ。。。俺(笑)。

 

ま、先月、この法話のご依頼をいただいてから、何について話すか、日々の中で考えたり、当日配布する資料(レジュメ)をパソコンで先週作成してたので、話したい内容の「骨子」はおおよそ決定していました。

ただ問題は、その話の流れの中で盛り込もうとした「実例」なんですわ。

今回は、自分自身の経験してきた中でのエピソードを紹介しようとしたのですが、実は、具体的にどのエピソードを話すか、最終的に決めないで、アドリブで本番に望んだので、

話の流れの中で、その「for example」の部分が弱かったかなぁ。。。自分についてのエピソードは、一歩間違うと「愚痴」に聞こえたり、「露悪的」に「自虐的」に受け止められかねないので、今日も気をつけながら語ったのだけれど、どうだったかな・・・。

眠たそうにしてる生徒さんも多かったけど、顔を真っ直ぐあげて、反応して聞いてくれる生徒さんもたくさんいて、嬉しかったです。

と言うわけで、

室蘭大谷高校の生徒の皆さん、ありがとうございました。

次のKONOの出番は、5月14日。登別大谷高校の「花祭り」の法話に行きます。今日と同じ内容を語るのか、それとも、全然違う話をするのかは、まだ未定。またこれからの日々の中で、考えてみます。

  

やっぱり、こういう「お寺」以外の場所に呼ばれ、何かを「表現」しなければならない機会は、自分にとって有り難いです。

当日を迎えるまで気が重いし、人前に出るのは疲れるけど、

でも、

その「つながり」の中で、

ものすご~~~く元気な自分になれる・・・。

そう、思います。

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あの日の自分が・・・

今日(5月1日)は、

近所の室蘭市にある大谷高校の宗教行事「花祭り」に、

“法話講師”としてお願いされたので、お話をしに行く。

「花祭り」とは、

お釈迦様のお誕生をお祝いする法要である。

  

前にも書いたけど、

今回は、【BOSANソングライターKONO】の「法話ライブ」としてではなく、

【住職KONO】として、「法話」を約50分、生徒さんの前でしなくてはならない。

歌なし、ギターなし、サングラスなしで、高校にお話に行くのは、実は初めてなのである( ̄○ ̄;)!

  

自分も、約20年以上前、

京都の大谷高校に通ってたのだが、

やはり、仏教系の学校なので、

他の授業を休みにして「講堂」に集められての「宗教行事」が年に数回あった。

お参りをし、その後、ゲストのお坊さんや大学の先生の「講演(法話)」を聞かなくてはならなかった。

正直、ダルかったし、眠かったし、つまんなかった・・・(苦笑)。

  

みのや師匠の歌に、

♪♪あの日の自分が客席にいるから・・・・♪♪

というフレーズがあるけど、

今日、僕が行く高校には、

あの日の自分が体育館に座っている・・・

・・・・という風に考えると、

なかなかコワイものがあるな( ̄◆ ̄;)

大丈夫かな、俺・・・・(汗)

  

  

※高校の頃に体験した「行事」の中で、ゲストのお坊さんとか先生からどんな「法話」を聞いたか、ほとんど記憶がない。

でもひとつだけ憶えている話がある。それは、大谷大学の寺川俊昭先生が昔、恩師からいただいた言葉として紹介された次のフレーズである。

「皆さん、南無阿弥陀仏という言葉を知っていますか?

 人は、必ず死ぬんですよ。

 死というものを考えていない人生観は、アテにならないものなのです・・・」

この言葉は、ダルくて、眠くて、つまんないと思ってた高校生だった自分に、かなりのインパクトがあった。

「死というものを考えていない人生観はアテにならない・・・」

というフレーズは、ずっとその後の自分の課題になったし、

前半の

「南無阿弥陀仏って言葉を知っていますか?」

という言葉は、当初、後半部分とつながる意味が全然分からなかったけど、やがて自分の「問い」になっっていった。

  

  

明日、

僕が生徒さんの前でどんな話をできるのか、また、どう生徒さんに受け止められるのか、分からない。

でも、

あの日の自分が体育館に座っている・・・

とするならば、

精一杯、自分に与えられた時間の中で、

お話をしてきたいと思う。

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2009年4月30日 (木曜日)

拝啓 12歳の僕へ

 
 
檀家サン宅の小学1年の男の子が話してくれた。
 
 
 
「僕ね、大きくなったら、
歯医者サンになりたいんだぁ。
でもねぇ、
歯医者サン行くのはイヤなんだぁ。」
 
 
「そうなのぉ?!歯医者サン行くのキライなのに、
なんで歯医者サンになりたいの?」
 
 
「だって、歯医者サン やさしいから…」
 
 
なんか
涙が出そうになった。
かわいいなぁ……
 
 
 
 
すると、その子は僕に言う。
 
「お坊さんはどうして、
お坊さんになったの?」
 
「え?うんとね…………」
 
突然の質問に一瞬ひるんでしまったけど、
カッチョよい【自分ヒストリー】など語れないが、
小学1年の男の子に僕は語り始めた。
 
 
「おじちゃんはね…、
実はお坊さんになりたくなかったんだよ…でもね、
(以下略)」
 
 
ものすごく快晴の祝日。
 
そんなちびっ子との対話はホントに楽しかった。
 
 
 
 
 
 
そういえば
僕が小学6年の頃。 
兄貴といっしょにラジカセにむかって
「将来の自分へ」
というメッセージを吹き込んだ事がある。
 
12歳の僕は、大人の僕にこう言ってた。
 
 
「おい!大人になった俺!
お前、まさか、坊さんになってないだろうな?」
 
 
「拝啓  12歳の僕へ
 
ハイ、
お坊さんになっちゃってます(笑)
 
高校3年生あたりで挫折?しちゃいました。
 
それから
外側の顔と内側の想いが一致しない二十代を過ごしました。
 
結構キツいよ。覚悟しな(笑)
 
 
でもね、
 
そんな長〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜いトンネルを抜けて、
 
何になるか…じゃなく
どんな人生の景色を見ていくか?
そこで何を感じ表現していくか?
 
 
……という方向にチェンジしたんだ。
 
 
もうすぐ40歳、大人の僕も
未だに ウジウジしたり、愚痴を吐いたり、
カッチョ悪い、負けっぱなしな日もあるけど、
 
今をがんばって生きてるよ。」
 
 
 
 
 
 
アンジェラさんみたいな「歌」に ならないなぁ(笑)

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2009年4月28日 (火曜日)

脚立のプロフィール

脚立のプロフィール

 
ちょいとウチの中で作業をしていて、
高い場所に手が届かないので
「脚立(きゃたつ)」
を持ってきた。
木製で、昔からウチにあるものだ。
そういえば、
これって、俺が子供の頃からあるな。
 
テレビとか冷蔵庫などの電化製品とか、
着ている服とか靴とか…
そういうものは時代の流れの中で次々に新しいものに変化していったし、
僕自身も成長しオッサンになったし、
環境もかなり変わったんだけど、
 
でも
この「脚立くん」だけは ずーーっと変わらずにウチにあるよな………と
よくよく裏側を見たら、
なんと!!
 
 
《昭和16年6月7日新調》
 
との文字を発見。
 
なに?!
この「脚立くん」のプロフィールが明らかになった!
今から68年も前に“新調”され、
今も現役の「脚立くん」
いや、
「脚立ジィちゃん」だった。
 
 
ワタシの生まれるはるか前から色んな人がこれに乗っかって、
今、ワタシもお世話になって。
 
 
色んなウチのお寺の“歴史”を見てきたんだろうな……
 
 
「脚立ジィちゃん」の目線を定点にして、時代とお寺の移り変わりを見つめる“歴史ドラマ”ができそう?
思わず「脚立ジィちゃん」に尋ねてみる。
 
 
「現在、住職のワタシは、アナタにはどう見えてます?」
 
 

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2009年4月26日 (日曜日)

また冬に。

また冬に。
あれまぁ!

なんか寒いなって思ってたら
夕方に雨が雪に変わり、
あっと言う間に
冬に逆戻り。

重たい雪が積もってしまった。


夏タイヤで
明日の朝は運転大丈夫かな?


ホントに
桜があと少しで咲くのかな?

風邪に注意しましょう。

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2009年4月25日 (土曜日)

言えないありがとう

例えばである。

外出先で
友人がトイレに行くというので、
外で待っていたとする。

あまりに遅いのでイライラしているうちに、
乗りたいバスが行ってしまった…。

ようやくトイレから出てきた友人が、イラついてる私にむかって

「別に待っていてくれ、と頼んだ訳じゃないから、先に行ってくれたらよかったのに!」

と悪びれずに言ったとする。

私のホンネとしては
「ごめんなさい。待たせてしまって。」
とさりげなく言ってもらえるのではないかと期待していたのだ。

そこに
何とも言えない「険悪な空気」が流れる…

いや、友人の言うことは間違っていないのだ。
「待っていて」
と頼まれた訳ではないのだから。僕が勝手に待っていたんだから。
僕の意志なのだから。

だから、
ウダウダと不機嫌になる自分自身もカッチョ悪いのだ。
でもなぁ………

では
立場を逆にして
今度は、自分が相手を待たせた場合ならどうだろうか?

私を待ちくたびれて不機嫌になった相手にむかって
やはり私も
「別に待っていてくれ、と頼んだ訳じゃないから、先に行ってくれたらよかったのに!」
と言ってしまうのではないか?

【正解】がキッチリとあるのではなく、
どこまでも
【自分自身の都合】が根底にあるんだなぁ……

と気づいて苦笑い。

一言
《ありがとう、ごめんね》
と言えたらいいんだけどね。


例え話で“カモフラージュ”しながら
最近の私に起きた状況を語ってみた(*´▽`*)

さて
法事に行ってきますわ!

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2009年4月23日 (木曜日)

おあずけおっぱい♪

今日は 午後からちょっと用事があり札幌へ。

夕方にフリーになり、
買い物したり、晩飯にカレーを食べに行ったり………

パーキングに向かいながら、

あ!なんだ、札幌に来てるならステラプレイスのシネコンで綾瀬サンの“例の映画”を見て帰るかな♪

と思い付いたが、
調べたら、映画の開始時間がその時点でアウト。次の回は午後8時50分スタートなので、見終わっての帰宅では遅くなりすぎる・・・。

明日がこれまた忙しいスケジュールなので、今夜は早く帰りたいから・・・・、

今日のところは、映画は、おあずけおっぱい♪ (言ってもた・・・)

札幌からの帰り道、信号待ちで、テレビ塔をパチリ。20090423185507

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2009年4月22日 (水曜日)

「会いたいお坊さん」

報道記者をしてる兄貴が海外特派員だった時代、

ニュース番組などに兄貴が登場すると、

「見てる??今、KONO君のお兄さんニュースに出てるよ!!」

と、

すぐに電話とかメールで教えてくれる知り合いがいた。

さらに、檀家サンのジイチャンとかバアチャンが連続して電話で知らせてくれる場合もあって、その電話を応対しているうちに、実は兄貴の出番が終わってしまい・・・・結果、見れない・・・という事もあった(笑)

最近は、料理人の義姉もテレビとか雑誌によく出るので、

「お義姉さん、出てるよ!!」

と情報を教えてくれる人がいる。(名前が珍しいので、すぐ分かるみたい。)

ま、兄貴や義姉は「身内」だし、ウチの両親が楽しみにしているから、そういう情報をいただくと、見逃す事も減って、とても有り難い。
  

  

でも、

最近、

「身内じゃない人」の情報も教えていただくようになった。

  

それは、「綾瀬サン」。

 

以前からこのブログで、僕が「綾瀬はるか」がお気に入りという内容の投稿をしてから、

友人や、ブログ仲間の方から

「いま、綾瀬はるか、テレビ出てるよ!!」

とか、

「今日の夜、綾瀬はるかゲストで出るみたいよ!」

という「情報」をメールなどで教えてくださる方がいる。

・・・・いや、僕、もう40歳ですし、そんなにガチガチにタレントとか女優さんのファンの訳ではないし、ね、いや、確かにね、好きですけどね、すみませんねぇぇ。皆さん、いつもありがとうございます。(お恥ずかしい)

  

昨日、Billykenさんからいただいた「綾瀬サン情報」では、

テレビで綾瀬サンが

「今1番会ってみたい人は?」

という質問に、

「IKKOさん、か、お坊さんshineshine

と答えてたとのこと!!なんてタイムリーheart02

しまった見逃した!!!と思っていたら、ネットって便利。

http://www.youtube.com/watch?v=bGHHLPj0NVc

805365d8b14844feb387763087d3c7c9追記) 「しゃべくり007」の綾瀬ゲスト出演回(2009年4月20日放送)全体はコチラ(http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=byakuyago&prgid=34948759

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