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help リーダーに追加 RSS 中村真一郎の会総会・懇親会の御報告

<<   作成日時 : 2009/05/02 09:22   >>

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 先日の中村真一郎の会総会ですが、あいにくの雨天だったせいかそれほど出席者は多くありませんでしたが、一番最初に会場に入って感じたのが、雰囲気がやわらかくなったなあということでした。中村真一郎の会が設立されて4年目になり、お互いの交流も深まったということなのかなと思いました。
 懇親会ではたくさんの方とお話しましたが、だいたいが大学の教授、高校・中学・予備校の先生で、教職やその経験者という方でした。入会された動機は、中村真一郎の文学に興味があることはもちろんですが、中村真一郎の母校開成高校のOBであるとか、生前パリに暮らしていて家族ぐるみのおつきあいがあった方とか様々でした。文学系の方が多いですが、中には理系でエンジニアの方、アフリカ・ヨーロッパの政策研究をお仕事にされている方などもいらっしゃいましたし、十河章さんなどは僧職同時にお医者さんで開高健の主治医も務められていたということも伺いました。文学関係では、山田美妙の御子孫の方、教職の傍ら同人誌を主宰されている方、プロレタリア文学の研究者の方、正宗白鳥の研究者の方など様々でした。
 講演をされた富岡幸一郎さんは大佛次郎研究会の会員でもあり、講演の後御挨拶ができて嬉しかったです。講演はとてもきちんとされていて学究的な中身の濃いもので、やはり大佛次郎研究会の会員らしく社会への関心が高い方だと思いました。荻野アンナさんは想像していたよりもずっと可愛らしい印象の方で、今まで思っていた豪快なイメージではなくむしろ美少女風なとてもおきれいな方でした。講演はラップ、馬鹿ばやし、サラ・ベルナールの「フェードル」、ラ・フォンテーヌ、「ロランの歌」のような口承文学、西脇順三郎、「発光妖精とモスラ」など話題はあここちに飛び、若い私にはとても面白かったですが、年配の方はちょっとびっくりされたかもしれません。けれどもそういう雑多な内容の中に普遍というか伝統を考察していこうというところが、一見お笑い風で実は正統派の方ではないかと思いました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8D%BB%E9%87%8E%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8A ←荻野アンナさんについて
調べてみると実はやっぱりすごい経歴です(^^;。
http://www.wendy-net.com/nw/person/166.html ←荻野アンナさんについて
何かと笑いを取ろうというおちゃらけた感じは、やはり同じハーフの美少女瀬戸カトリーヌ風の芸風?で、私の大学時代の友人に似ているなあと思ったのでした。
http://blog.livedoor.jp/toshiaki399/archives/50280229.html ←ヒマだねの部屋
http://magnoria.at.webry.info/200606/article_42.html ←瀬戸カトリーヌと遠州マグノリア
そして集英社の編集者だった彼とのエピソードも伺い女性としての一面を知ったのでした。
http://book.asahi.com/author/TKY200709260259.html ←蟹と彼と私 荻野アンナさん
それから残念だったのは「乳房の神話学」の訳者である高遠弘美教授に「おっぱいバレー」についての感想をお聞きできなかったこと!懇親会の司会進行などでお忙しかったようで、ご挨拶もできずに失礼してしまいました。以上当日出席できなかった方にとりあえずの御報告です(^^)。

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