9回、池山のボディーに左フックをたたき込む小関(右)=後楽園ホール
「WBC女子世界アトム級タイトルマッチ」(2日、後楽園ホール)
世界アトム級王者・小関桃(26)=青木=が、挑戦者・池山直(39)=西日本ボクシング協会=を3-0の大差判定で下し2度目の防衛に成功した。小関は的確な左ストレートで1回から主導権を握り、2人のジャッジがフルマークをつける圧勝でベルトを堅守した。
王者のボクシングで挑戦者を寄せ付けなかった小関は「勝てたのは良かったけど、もっとサイドから攻めたかった。少し力が入りすぎた」と反省の言葉を繰り返した。
一方、世界王座獲得の最年長記録を狙った池山は「結果を出せなかったので、これからのことはじっくり考えたい」と話すにとどまった。