はじめガイナックスに制作依頼が行き、その後にGONZOに依頼が行ったらしい
2005年に放送されたドラマ『電車男』のオープニングアニメは、1983年にDAICON FILMが制作した『DAICON4 OPENING ANIMATION』のパロディ、オマージュが満載で、当時かなりの話題になった。アニメーション制作はGONZOだったが、放送当時、賛否と共に各所で「なぜガイナックスに作らせなかったのか」などという意見を目にした気がする。
そのことについて先日、GONZOの村濱章司氏のブログでちらっと触れられていた。
DAICON時代からお世話になっている、GAINAXの神村さん(アイ・スキヤキ)から電話があって、セッションに出ることになってしまいました。
(中略)
GAINAXが断って、自分ところに来たのは「電車男」のOPに続いて2発目ですね。
インターロップで高千穂遥先生とセッションをやることになりました。 より
村濱氏のブログ記事によると、はじめ『電車男』のオープニングアニメはガイナックスに依頼が行ったが断られ、次にGONZOに行ったようだ。GONZOも一応はDAICON FILM~ガイナックスの流れを汲んではいるので、ガイナックスがダメならGONZOで、ということか、あるいはガイナックスがGONZOに流したのだろうか。ガイナックスが断った理由もちょっと気になるところ。
『DAICON4』と『電車男』オープニングアニメというと、放送を観た岡田斗司夫氏がアニメについてボロクソに書いていたことを思い出す。
でも、イマイチだったのが評判のオープニングアニメ。
DAICONⅣへのオマージュと言うかパロディなのは面白いし、「やられた!」と正直思いました。
ところが、その素晴らしいアイデアの具現化レベルが低い。はっきり言って、「アニメが下手でセンスが悪い」。
なんで22年も前の自主アニメに、センスも技術も負けるかなぁ。パクるのなら、オリジナルを超えること。
特にあのアニメを見て喜ぶ人はみんなオリジナル知ってるわけだからね。
OTAKING SPACE PORT 2005年7月12日 近況 より
記事タイトルを「『電車男』オープニングアニメの制作依頼をガイナックスは断っていたらしい」から「ガイナックスは『電車男』オープニングアニメの制作依頼を断っていたらしい」に変更。
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