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【衝撃事件の核心】北野誠「不適切発言」の中身は…涙の「おわび会見」、ネット上で批判集中 (4/4ページ)
一連の騒動について、複数の週刊誌は、北野さんのラジオでの発言が、大手芸能事務所幹部の逆鱗に触れた可能性があると報道。これに対し、実名を挙げられた事務所側は報道内容を否定しているという。
ところが、週刊誌報道があって以降は、ネット上は「芸能事務所ネタ」のウワサが大半を占め、“鎮火”には程遠い。
また、動画投稿サイト「YouTube」上では、「誠のサイキック青年団」の最終回放送がアップされ、再生回数は34万回以上に上った。ほかにも、不適切発言があったのではと推測されるラジオ放送や、北野さんの謹慎を伝えるテレビ番組などの投稿も繰り返されている。
「説明ないから憶測が憶測呼ぶ」
芸能界にも波紋は広がっている。
テレビでも共演していた落語家、桂ざこばさんは、ラジオ番組の中で「何言うたんや。がんばれよ」と北野さんにエールを送った。
作家の岡田斗司夫さんも、自身のブログの中でこの騒動に言及。「所属事務所からこういう扱いをされるというのは、ちょっとあんまりじゃないか」としながらも、「『とりあえず今は目立たないようにさせよう』という事務所の配慮かもしれない。そういう時期には、ファンは『誠さんを見れなくて寂しい』『復活、ずっと待ってます』とエールを送るぐらいが一番いいんだよね」と、冷静な行動を呼びかけた。
一方、青山学院大学法学部の大石泰彦教授(メディア倫理・法制)は“降板劇”の一端を担った形の放送局側の対応に疑問を呈する。「彼は何かタブーに触れたのだと思うが、何がいけなかったのかいまだにはっきりしない。きちんとした説明がないから憶測が憶測を呼ぶ。他の芸能人についても自主規制が広がりかねない」との懸念を示した上で、「プロダクションが業界の事情で降板させるのはまだしも、メディア(当該ラジオ局)はなぜ番組から降板させたのかという経緯を説明し、視聴者への責任を果たす必要があるのではないか」と話している。