「……きゃうっ!?」
 ジョリーが急に体を180°反転させた――と思った途端、あそこを押し広げるような圧迫感が襲いかかってきました。
 犬科の動物特有の射精スタイルなのですが、それには受胎率を可能な限り高めるためのメカニズムが含まれていて、まずはおちんちんの根元を瘤状に膨らませるのです。
「……っか……はぁ……っ!」
 ジョリーほどの大型犬ならば、瘤の大きさは子供の握り拳ほどもあるでしょうか、膣道をいっぱいに広げたおちんちんに息が止まるかと思いきや、
「わぉおぉおぉおぉんっ!」
 狼みたいな遠吠えを上げたジョリーのおちんちんから、ついに本番ともいう射精が始まってしまいました。
「あーっ! あぁーっ! ぁあぁーっ! あぁあぁ――ッ!」
びゅーっ! びゅーっ! びゅーっ! びゅーっ!
 断続的に注ぎ込まれる精液の量と熱が、真紀ちゃんの子宮を満たしてゆきます。
 交尾しながら精液を作るという犬ならではの射精量に、真紀ちゃんの子宮はほどなくしていっぱいになりましたが、瘤で出口を塞がれているため、その逃げ場はありません。
 しかも、膣というのは入口付近のほうが敏感なわけで、そこを小刻みに瘤によって揺さぶられているわけですから、射精される快感とのダブルパンチが真紀ちゃんを昇りつめさせてゆくのでした。
「あぅうっ! ぅあぁあぁんっ! 熱いの……いっぱいっ……出てるぅっ!」
びゅしゅーっ! びゅしゅーっ!
 人間のそれとは比べものにならないくらい大量の射精に、すでにおなかはぽっこりと膨らんで、子宮の許容量を超えた精液を受け止めるたび、イキっぱなしの状態が続いている真紀ちゃん、ギブアップできるならそうしたかったでしょう。
「ぁひゃあぁあっ! あっつぅうぅうっ! ふきゅうぅうぅうぅうっ!」
ぷしゃあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁあぁ……。
 子宮が膀胱を圧迫したのでしょう、失禁したのにも気づいていない真紀ちゃんのおなかといったら、ぱんぱんに膨らんで、今にもおへそが飛び出してしまいそうです。
「死んじゃうっ! じょ……り……死んじゃうよぉっ!」
 あまりの気持ちよさと苦しさに、息も絶え絶えの真紀ちゃん、犬の射精は実に数十分にも及ぶのですから、ジョリーが射精を終えるまではこの状態が続くに違いありません。
 人間のよりもさらっとした精液におなかをいっぱいにされながら、タイルの上に突っ伏してしまった真紀ちゃん、とうとう堪えきれずに失神してしまったようです。