ジョリーの足を拭くついでに、お風呂を追い炊きした真紀ちゃん、お洋服を洗濯機に放り込んで、洗剤をぱっぱ、いくら全自動とはいえ、実に手慣れています。
 それくらいママのお手伝いをしているのか、あるいはお洋服を汚してしまう機会が多いのかはさて置いて、シャワーの水温が適度に温かくなったところで、ジョリーを浴室に招き入れました。
 自分の体を石鹸の泡まみれにしつつ、タイルの上に寝そべったジョリーの体をごしごししてあげると、お風呂が大好きなジョリーったら、気持ちよさそうな声を上げて、うっとりとした表情です。
「かゆいところはないですかー?」
 床屋さんみたいにせっせと泡を立てる真紀ちゃん、ごろんと仰向けになったジョリーのおなかから徐々に手を南下させてゆくと、ついにおちんちんに到達してしまいました。
 これまでに何度かお目にかかった人間のそれとは違って、先細りのピンク色をしたおちんちんは、大きな体には不釣り合いなほど可愛らしいサイズをしていて、真紀ちゃんの手を釘付けにしてしまいました。
「ジョリー、おちんちんもちゃんと洗わなきゃだめなんだよ?」
 シャワーでいったん泡を洗い流してから、おちんちんをやんわりとしごいてあげる真紀ちゃんに、ジョリーは「くぅん」と甘い声を漏らして身をよじるばかり。
(やっぱり……おっきくなるんだ――)
しゅり……しゅり……しゅり……。
 人間と同じく、次第ににょっきりと盛り上がってきたおちんちんを物珍しそうにしている真紀ちゃんも、ジョリーの鳴き声みたく、いつしかおなかの奥が「きゅうん」としてきたのは、この際、言うまでもありません。
しゅにしゅにしゅにしゅに……。
 上下させる手の動きも早まって、舌を出したジョリーと悪戯に耽る真紀ちゃんの息遣いも、だんだん激しさを増してゆきます。
 軽いおふざけ程度だったのが、つい度を越してしまったと知ったのは、シャワーを止めようと真紀ちゃんがコックを捻ったときだったでしょうか。
ぺちゅ……。
「ひゃあんっ!」
 四つん這いになってコックに手を伸ばしたその後ろから、いつの間に立ち上がったのか、ジョリーのざらざらした舌であそこを舐め上げられて、思わず悲鳴を上げてしまった真紀ちゃん、
「くぅん……だめぇ……ジョリー……だめだってばぁ……」
 何とかシャワーを止めることはできたものの、ジョリーの舌がもたらすその感覚に、四つん這いのままで甘い声を上げることしかできません。
ぺちゅ……れりゅ……にゅちゅ……ぷちゅ……。
 ミルクを飲むときみたいな音を立てるジョリーの舌使いに翻弄されている真紀ちゃん、そんなにお尻を突き出したりしたら、どうなることか――。