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内容量をこっそり削減、ロッテ製菓に非難の声(上)

 「良くないことだ。消費者が知らぬ間に菓子の内容量を減らしたという話を聞いて驚いた。大企業が消費者をそうやってだましてもよいのか」(パク・ボラムさん・27)

 「だんだん減っているような気がしていた。菓子を買わずにはいられない点を利用されたようで気分が悪い」(チェ・ジヨンさん・25)

 ソウル駅にある大型小売店の菓子売り場で30日昼に会った消費者は、怒りをあらわにした。韓国菓子最大手のロッテ製菓が今年に入り、消費者に無断で商品の内容量を減らしていた事実が明らかになったためだ。ロッテ製菓側は「コスト削減のため、どうしようもなかった」と弁明しているが、菓子業界からも「最高の営業利益と最終利益を誇る企業がすべきことではない」と憤りの声が聞かれる。消費者関連の市民団体も「消費者を愚弄(ぐろう)する横暴だ」と批判した。

ロッテ製菓の「ペペロ」と「チックチョック」を手にする買い物客。ロッテ製菓は消費者に告知せずに、9種類の商品の内容量を減らし、事実上の値上げに踏み切った。/写真=イ・ジンハン記者

◆ロッテ製菓、減量で事実上の値上げ

 イーマート、ホームプラスなど大型小売店によると、ロッテ製菓は今年2月末と3月初めにかけ、キシリトール・アップルミント、フラボノガム、チョコペペロ、チックチョック、ハーベスト黒ゴマ、エニータイム・ミルクの内容量を減らした。大型小売店のイベント用商品であるロッテアトラス、ミニアトラス2500、3000クランキーボールも内容量が減った。

 小売価格500ウォン(約39円)のフラボノガムに関しては、内容量が20グラムから17グラムに減らされ、事実上17.6%の値上げとなった。ロッテ製菓は内容量の削減で9商品の価格を4-17.6%引き上げたことになる。一方、ライバル社のオリオン、ヘテ製菓、クラウン製菓は年初来、小売価格を引き上げていない。

 問題はロッテ製菓が2カ月後になってこうした事実を消費者に公表した点だ。消費者のペク・ヨンヒさん(44)は、「情報はすぐに提供すべきではないのか」と不快感をあらわにした。これについて、ロッテ製菓の関係者は「昨年の営業利益が前年を93億ウォン(約7億1800万円)も下回り、為替問題で利益が減少し続ける状況で、コスト削減のためにはどうしようもなかった。急に措置を講じたため、適切に告知できなかった」と説明した。

ソン・ドンフン記者

キム・ジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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