豚インフルワクチンを優先製造＝「必ず危機に打ち勝つ」−厚労相

　舛添要一厚生労働相は27日、報道陣の取材に対し、「豚インフルエンザのワクチン製造を季節性インフルエンザに優先して行いたい」と述べ、ウイルスのサンプルを入手次第、ワクチン製造に着手する方針を示した。
　ワクチン製造は毎年6月ごろ、冬場に流行するインフルエンザを予想した上で、製造に取り掛かる。舛添厚労相は「季節性インフルのワクチン製造を一時停止してでもやりたい」とし、豚インフル対策を最優先する考えを明らかにした。
　ただし、毎年流行する季節性インフルも多くの患者を出すため、影響が生じる恐れもある。　

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