日本ミツバチの保護と普及に全力を挙げよ。
西洋ミツバチが原因不明で大量死
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先ず、本日行なわれた「外国人参政権に反対!全国一斉デモ行進」は大成功の内に終了したと連絡を受けました。
東京では300人からの人が集まったそうです。
50人以上は初めて見る顔ぶれであったと言います。
毎度同じことを書いていますが、着実に「行動する保守」運動の裾野は広がりを見せています。
北海道、名古屋、福岡を合わせると500名ほどの人が今回のデモ行進に参加したことになります。為政者が日本国民の声を無視して外国人に参政権を付与することになれば、国民の反発は必至の情勢です。
大きな国民運動が湧き起こることになります。その国民運動の要となるのが『在日特権を許さない市民の会』であり、「行動する保守」運動の仲間となります。
本日のデモ行進に参加をされた皆さん、ご苦労様でした。そしてありがとう御座いました。
私は「呼びかけ人」でありながら、今回は参加出来ませんでした。皆さんには本当に申し訳なく、責任を果たせない自分に内心忸怩たる思いですが、またの機会には頑張らせて頂きます。
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農業日誌
今日は農作業の手伝いでした。
暑い日でしたが、風が心地よくそんなに汗ばむこともありませんでした。
今年は蜂が不足していることで、リンゴも十数年ぶりで花粉交配をしなければと覚悟していたのですが、蜂の巣箱も届き、見たら蜂が元気に飛んでいました。
今年は昨年から比べたら10日ほどリンゴの開花は早かったと思います。年々早くなっているのは温暖化現象のせいでしょうか。蜂の巣箱は今夜には養蜂業者が回収して移動します。
これから岩手県、青森県と北上して行きます。ところで今年は早くから蜜蜂(ミツバチ)が不足すると言われ、農家は大変な状況でした。リンゴ畑に置かれた蜂の巣箱も例年よりは少なかった。
5月1日7時58分配信 産経新聞
【特報 追う】ミツバチ減少「死活問題」 果樹王国を直撃
「死活問題だ−」。世界中でミツバチが謎の激減を続けている問題が、国内屈指の果樹栽培地域である東北に波及している。各地で収穫や受粉シーズンを迎えるなか、各JAや農家は果樹や野菜の花粉を交配に欠かせないミツバチの確保に頭を悩ませている。今夏以降さらに状況は深刻化するとみられ、ミツバチの価格高騰が懸念されている。(宮原啓彰、松本健吾)
サクランボ生産量日本一の山形県東根市では、加温ハウスで栽培したサクランボの収穫が始まっている。同市の農家、森谷敏昭さん(40)は今シーズン、ハウスサクランボ用の交配に使用するセイヨウミツバチの購入数を養蜂(ようほう)業者からの要望で5%減らした。
価格は前年の1箱(8000匹入り)約2万円から、3万円以上にはね上がった。1シーズンに10箱購入するため、10万円の負担増だ。「人を雇うより安いが痛い出費。この不景気で作物の卸値も期待できない。収穫量や品質に影響が出ていないことだけが救い」
森谷さんは来年に備え、今年購入したハチを増やそうと飼育に取り組むがすでに半数が死滅した。「大事に繁殖させているが…」。空になった巣箱を見つめつぶやいた。
同県は「ミツバチの減少が続けば収穫量にも影響するという最悪の事態に発展する可能性もある」として、人工授粉の技術指導や他の送粉昆虫の利用促進を呼びかけていく考えだ。
一方、お隣の秋田県でも今月下旬からリンゴの受粉シーズンを控え、ミツバチ不足が関係者を直撃している。同県果樹試験場(横手市)は「果樹農家たちからは『例年の半分しかハチが手に入らない』という声が聞こえる」と話す。
名産「平鹿りんご」の産地で、県内最大のリンゴ農家を抱えるJA秋田ふるさと(同市)も「いままでこんな事態は経験したことがない」と対応に追われている。同JAでは、例年なら1日程度で終わる養蜂業者からのミツバチのリース期間を5日間に延長し、少ないミツバチを各農家が共有することでやり繰りした。
より深刻なのは養蜂現場だ。約 200群のミツバチを抱える同県養蜂協会長の藤原守男さん(63)=大仙市=は、「例年ならばこの時期、1群当たり3万匹に増えるはずが、今年は2万〜2万5000匹程度にとどまっている」と肩を落とす。去年からハチの数が減っていたが、今年に入り激減したという。生まれるハチより寿命で死んでいくハチが多くなり、平均して3〜4割減った。「半分以下に減った同業者も。これまで長年据え置かれてきたリース料の値上げを決めた人もいる」
県果樹試験場は「ミツバチがいないと、手作業で授粉作業することになる。農家はアルバイトの数を増やすなどして対応しなければならない上、手作業での授粉は国内外から仕入れた花粉に頼ることが多く、コスト高は免れない」と懸念する。
藤原会長は「今年はリース料だけでなく、はちみつなどの製品も値上がりするだろう。養蜂業者も高齢者が多く、一度つまずけば立ち直ることは難しい。とくに夏以降、リース料は上がる可能性が高く、死活問題だ」と厳しい展望を語った。
国は南米産の女王バチの輸入など改善策に乗り出したが先行きは不透明。関係者の不安は募るばかりだ。かのアインシュタインは「もしハチが地球上からいなくなれば、人は4年以上は生存できない。ハチがいなくなれば受粉ができず、植物は育たず、人類は滅ぶ」と言ったという(出典は不明とされる)。その真偽は分からないが、ミツバチの急減が人々の生活を脅かす事態が現実味を帯びてきたことだけは確かなようだ。
【用語解説】ミツバチ減少問題
近年、世界中で果樹や野菜の受粉に使われるセイヨウミツバチが短期間のうちに大量死するケースが増加。「蜂群崩壊症候群」とも言われる。日本でも昨年から似たような兆候が出始めている。農林水産省の調査によると、平成20年夏の段階で前年比14%減。女王バチ1匹と働きバチからなる“群”の数は、19年の3万8592群から20年には3万3220群まで減少した。
同省はダニの寄生などが原因と推測しているが、自然環境の変化や農薬の影響などを指摘する関係者もおり、真相は不明。セイヨウミツバチの急減が、農作物の収穫減や価格高騰に繋がることへの懸念も出ている。
(引用終わり)
現在、日本の養蜂業者が飼っているのは、殆どが西洋ミツバチと言われるものですが、日本には大昔から生息している日本ミツバチという種類もあります。
日本の農水省は日本ミツバチの保護と普及に力を注ぐべきだと思います。蜜を集める能力は西洋ミツバチよりは劣りますが、丈夫で病気に強いと言われており大事にすべきだと思います。
西洋ミツバチが何故世界的に減少しているかは、余り分かっていません。農薬説や伝染病説などもありますが、日本は殆どを輸入に頼っています。
日本ミツバチは蜜を集めるには役不足ですが、果実を受粉させるためだけなら十分働きます。農水省もしっかりと日本の在来種である日本ミツバチの飼育と普及に早急に着手して頂きたい。
〜新風連ブログ〜