岡山放送局

2009年5月2日 19時20分更新

ガラス作品の展示会

グラスや花入れなど涼しげなガラスの作品を集めた展示会が和気町で開かれています。
この展示会は、和気町が運営してきたガラス工房がことし3月に閉鎖されたのを受けて、この工房で講師を務めてきた作家の故・新谷良造さんの作品を紹介しようと、開かれたものです。

会場には、新谷さんが平成17年に72歳で亡くなるまでこの工房で制作したグラスや皿、それに花入れなどおよそ300点のガラス作品が展示されています。
このうち和気町の花に指定されている藤をイメージして作ったというグラスやワインボトルは、藤の花を思わせる淡い紫色が印象的な作品です。

また、置物用につくられたグラスは、新谷さんが好んだ魚のコイの姿が取っ手の部分にあしらわれ、ユニークな作品に仕上がっています。
この展示会は和気町の「和気鵜飼谷交通公園生きがい工芸館」で、5月5日まで開かれています。