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スローセックス実践講座(8)女性が全身性感帯である理由

彼女と奥さんを惚れ直させるスローセックス実践講座
スローセックス実践講座 女性は“全身が性感帯である”というのは、一般的によく知られている事実です。ところが現実には、女性のカラダのどこを触っても“打てば響くように”官能する奥さんや彼女を見たことがある男性は、極めて少数派です。なぜこのような矛盾が起きるのでしょうか? その原因の1つは、男性が、女性が全身性感帯である本当の理由を知らないからです。

 例えば、乳児期の赤ちゃんが、まだ面白いという感情が芽生えていないにもかかわらず、親の顔をじっと見つめながらキャッキャと笑うのは、まだ自分の力では生きていけない赤ちゃんが、親に育児放棄をさせないために備わっている本能です。

 例えば、鳥類のオスがメスよりも色彩が派手なのはメスの気をひくためです。このように、生きとし生けるものすべてに、その姿形や習性や行動パターンには、愛をキーワードとした生命を維持するための理由が存在しているのです。

 では、女性が全身性感帯である理由は何か? それは、女性は“愛されるために生まれてきた生命体”だということです。

 経験豊富な中高年の皆さんなら、多少なりとも女性を感じさせた経験がおありだと思います。女性が官能する姿を見たとき、どんな感情が芽生えましたか? きっと、かわいい、美しい、いとおしいという感情に支配されたはずです。男性の心を支配すること、これこそすべての女性に生まれながらにしてインプットされている、男性から愛を受けるための能力なのです。

 真に官能モードに入った女性は、文字通り全身が感じます。経験のない男性には信じられないかもしれませんが、神経が通っていないはずの、髪の毛や、つめまでもが、性感帯と化すのです。女性のカラダは男性の本当の愛を受信したとき、全身を武器に変えて男性をとりこにするように作られているのです。

 一般男性は、女性の性的感受性をさして、「感度がいい」とか「感度が悪い」などと表現しますが、セックスの時の反応のよしあしを女性のせいだと考えていることが、そもそもの間違いなのです。世の中に感度の悪い女性など存在しません。

 もし奥さんや彼女の反応が薄いとしたら、その原因は男性にあるのです。目先の快楽や、AVや風俗のモノマネ的セックスに走って、“愛されるために生まれてきた生命体”をちゃんと愛していないから、女性は本来の能力を発揮できないのです。

 女性を感じさせようと新たなテクニックを学ぶ姿勢は大切です。しかし、思うように女性を感じさせることができない男性にまず必要なのは、コペルニクス的発想の転換なのです。
(2007.10.26紙面掲載)
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アダム徳永(セックスセラピスト)
 1000人以上の女性とのフィールドワークを経て、アダム性理論を確立。スローセックスの生みの親に。話題作「スローセックス実践入門」は20万部を超えるベストセラーに。最新刊は「スローセックス完全マニュアル」(いずれも講談社)。
六本木「セックススクールadam」=http://www.adam-tokunaga.com/(2007.10.19紙面掲載)

スローセックス実践講座
(1)テクニックより思いやり、やさしさで
(2)超ソフトタッチをマスターしよう
(3)挿入のみがセックスにあらず
(4)圧迫と振動が性感を開花
(5)本当に正しいGスポット愛撫法
(6)1.5センチ奥の究極の性感帯
(7)“会話”こそが和合秘術

投稿日: 2007年11月14日

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