自閉症マニア・自閉症アスペルガー症候群研究所本部

自閉症・アスペルガー症候群を取り巻く本当の話

AS気味だと感じたら、大変!精神科へ行かなくちゃ!!

自閉症は「疾病」である。「生まれつきの障害」である。

自閉症の研究が進んでいる英米と「日本」との、自閉症に対する認識の違いは、
自閉症、アスペルガー症候群と判断するのは、医者であることだ。

自閉症は疾病である

ガンであれば、病院へ行き、検査を受け、悪性腫瘍が認められて初めてガンと診断を受ける。
私はガンだけど、診断の必要性は感じません、は認められない。気のせいかもしれない。

統合失調症であれば、何度も慎重に問診を受けてようやく、統合失調症と認められ、診断が下る。
私は統合失調症だけど、診断の必要性は感じません、は認められない。早い治療が必要だ。

しかし、自閉症だけは、どんなに「疾病」だ、「生まれつきの障害だ」とガイドブックに書いてあっても、
私は自閉症だけど、診断の必要性は感じません、
私はアスペ気味だけど、診断の必要性は感じません。
私はアスペルガー症候群の当事者ですが、診断の必要性がありません。

はみんな簡単に、認めてしまう。
どうも、自閉症協会ですら、そのスタンスのようだ。
しかし、善意だけで自閉症協会に参加する時代はもう終わっている。

商売、書籍販売を目的に、診断が無く、さらに自閉症当事者と自称して
自閉症協会に参加してくる人間が居る時代だ。

今年(2009年)の4月2日は、あらゆる所で、自閉症の理解、啓発を促す催しが、
全国で開かれたようだが、実は、その催しを開いた連中の啓発が必要なのだ。

「自閉症は疾病である。明確な診断を受け初めて自閉症と認められる」という、
簡単な、疾病の大原則さえ、認識されていないのだ。

自閉症、アスペルガー症候群は、血液型占いでは無い。  真剣な疾病に対する話なのである。

当事者としては、それ程切実なものなのである。 金儲けに利用しないで欲しい。

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プロフィール

Chip

Author:Chip
昭和42年自閉症のドキュメンタリーを見てから自閉症に取り憑かれる
話が妙に会う妻に出会い後に妻はアスペルガー症候群と診断を受ける
私も同様にアスペルガー症候群と診断を受ける
2002年二人で自閉症カンファレンスにて講演
以来日本中に散らばる話せる仲間を捜す
現在52才

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