検索オプション


ここから本文です

新型インフルエンザ 舛添厚労相、感染疑いの男子高校生の検査「まだ正確な結果出ず」

5月1日12時7分配信 フジテレビ

舛添厚生労働相は、1日未明の緊急会見で公表した新型インフルエンザ感染の疑いがある男子高校生の検査結果について、「まだ正確な結果が出ていない」としている。
1日午前11時半現在行われている感染の疑いのある高校生の検査結果について、舛添厚労相は1日朝の閣議後会見で検査中としたが、1日夕方にも結果が出るものとみられている。
舛添厚労相は「この時点で、まだ正確な決定が出ておりません」と述べた。
また舛添厚労相は、高校生の検査を行った神奈川・横浜市から「解析不能」との回答以降、連絡が取れなかったことについて、痛烈に批判し、全国各自治体の長とホットラインを開設して、連絡体制を構築する考えを示した。
舛添厚労相は「(横浜市に)問い合わせしたら電話が通じない。組織として危機管理の体をなしておりません。こういう危機的な状況に、わが政府としても反省しないといけないのは、ホットラインを全首長と結んでおくということが必要なので」と述べた。
横浜市は、生徒から採取した検体を東京の国立感染症研究所に送り、ウイルスのDNA検査を依頼している。
PCR法という検査は、季節性のインフルエンザが示す特徴を拾うことができるが、確定はできない。
これに対して、国立感染症研究所は「プライマー」と呼ばれるウイルスの設計図を作成中で、PCR法にプライマーを使うと、新型インフルエンザに感染したかどうかの確定診断が数時間でできるという。
診断が確定されれば、国内で初めての新型インフルエンザ患者となる。

最終更新:5月1日12時7分

Fuji News Network.