(cache) 国内初の感染疑い 横浜市の17歳男子高生 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 国内初の感染疑い  横浜市の17歳男子高生

     厚生労働省は1日までに、国内初の新型インフルエンザ感染の疑いがある患者を確認した。同省などによると、患者は横浜市在住の男子高生(17)で、4月10日から25日まで修学旅行でカナダのブリティッシュコロンビア州に滞在。帰国後、発熱、せきなどの症状が出たため、30日に医師の診察を受け、現在入院中。

     舛添要一厚労相が1日未明、記者会見し発表した。今後、遺伝子解析で感染の有無を詳細に調べるとみられる。確定した場合、初の新型インフルエンザ患者となる。

     ただウイルスが新型でないAソ連型の可能性が残り、新型に感染しているかどうかは、最終的に国立感染症研究所での精密検査の結果を待つ。同省はさらに、男子生徒の国内での行動や接触者や同行者の状況について調べる。

     男子生徒の感染の事実が確認された場合、政府は行動計画やガイドラインに従って、患者に対し、濃厚接触者を特定するための調査を実施するよう都道府県に協力を要請。

     患者が確認された都道府県は、外出の自粛や公衆衛生対策の実施を住民に呼び掛けるほか、必要に応じて学校側に臨時休校を要請するなど、大流行を防ぐための対策を検討する。

     一方、4月30日午後、米国から成田空港に到着し、簡易検査で新型インフルエンザと同じA型の陽性反応が出た日本人女性(25)は第2段階の遺伝子検査の結果、新型インフルエンザには感染していないことが分かった。

      【共同通信】
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