5月の韓国製造業景況感指数、過去7カ月で最高の67に上昇=中銀
[ソウル 30日 ロイター] 韓国銀行(中央銀行)が発表した5月の韓国製造業景況感指数(季節調整後)が、2008年10月以来最高の67に上昇した。
市場では、景気が底を打ち、利下げ局面が終了したとの観測が強まっている。
4月は58、1月は過去最低の45だった。
中銀は、経済の安定を示す兆候や原材料価格の下落により、大半の製造業者がより楽観的になっていると述べた。
韓国は第1・四半期に、政府が講じた前例のない景気刺激策や記録的な利下げなどにより、景気後退(リセッション)を回避した。
これに先立ち全国経済人連合会(全経連)が行った類似の調査でも、企業の景況感を示す指数が過去11カ月で最高となったほか、消費者信頼感に関する指数も高水準となった。
中銀の調査は、企業2192社の回答を基にしている。
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