3人の尊い命が失われ、極めて無念 京都府立大 北ア遭難事故で会見
4月28日23時9分配信 京都新聞
3人の遺体が確認されて開かれた記者会見(28日午後6時、京都市左京区・京都府立大) |
3人の遺体収容の知らせを受け、竹葉剛学長と山岳部顧問の牛田一成教授は同日午後、大学から現地に向かった。
大学や山岳部の関係者によると、3年の安西愛さん(20)は今春から部の主将を務め、「自然が好きで動植物を観察しながら登山を楽しんでいた」といい、新入生の勧誘に熱心に取り組んでいた。コーチの伊藤達夫助教は「森林計測学」や「科学英語」などの授業を担当し、学生からも慕われていた。大学院生の櫻井聖悟さん(25)は「山が好きで、やさしい人だった」という。
山岳部の今後について、木戸学生部長は「このような事故が2度と起こらないよう十分調査することが必要。今の状況で活動を続けるのは難しい」と当面、活動を休止させる考えを明らかにした。
最終更新:4月29日12時49分
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