新型インフルエンザ 成田空港で乗客1人が簡易検査で陽性反応 検疫所でくわしい検査
アメリカ・ロサンゼルスから成田空港に到着したノースウエスト機の乗客の女性から、新型インフルエンザの簡易検査で陽性の反応が出たことがわかり、午後8時55分現在、検疫所でさらにくわしい検査が行われている。
厚生労働省によると、30日午後3半すぎ、成田空港に到着したロサンゼルス発のノースウエスト機で、日本人とみられる乗客の女性が体調不良を訴えたため、検疫官が簡易検査を行ったところ、インフルエンザの「A型」が陽性の反応だったという。
現在、検疫所でさらにくわしい検査が行われていて、この検査で季節性のインフルエンザを示す「H3」の反応が陰性だった場合、新型インフルエンザに感染した可能性がさらに強まるという。
また、女性の周辺に座っていた乗客も検査の結果が出るまで、空港近くの施設で待機するという。
検査結果は、5月1日未明には出る見通し。
(04/30 20:56)