2009年4月30日 14時29分更新
和歌山県北部を走るローカル鉄道の駅で駅長として人気を集めている三毛猫・「たま」の絵が描かれた路面電車が、30日から岡山市内で運行を始めました。
三毛猫の「たま」は、和歌山県のローカル鉄道で駅長に任命されて話題となり、キャラクター商品や写真集も販売されるなど人気を集めています。
岡山市の路面電車を運行する会社が、この鉄道に全額出資していることから、その人気にあやかろうと30日から「たま」の絵が描かれた路面電車の運行を始めたものです。
30日はJR岡山駅前の停留所で地元の幼稚園児などおよそ30人が参加して出発式が行われ、テープカットを行って運行開始を祝いました。
参加者たちは猫のぬいぐるみを着た「駅長代理」とともに早速電車に乗り込み、三毛猫柄にデザインされた座席や「たま」の絵が描かれた車内のポスターなどを楽しんでいました。
園児のひとりは「大好きな猫が電車の中にたくさんいてとても楽しかったです。」と話していました。
この路面電車は毎日15往復運行されます。