2006/01/30
マーサ スタウト (著) 「良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖」
作成者 seko
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投稿日
2006年01月30日 21時48分
最終変更日時
2006年05月04日 20時57分
マーサ スタウト (著) 「良心をもたない人たち―25人に1人という恐怖」
いわゆるサイコパス、”良心を持たない人”の特徴は、
- 口の達者さと表面的な魅力
- 病的に嘘をつき人を騙す
- ぞっとするほどの冷たさ
なんとアメリカでは、人口の4% 25人に1人がサイコパスだという。
良心のない人達は、魅力的で口が達者なことを利用して、人を操り、ゲームに勝ち、支配することをめざす。感情を持たず、満足を知らない彼らは、犠牲者を次々と増やしていく。
著者はサイコパスに傷つけられ、トラウマを負った患者を25年にわたって治療してきたセラピスト。
この本では、サイコパスが生まれる理由や、我々が身近にいる彼らに気づかないわけ、現実にサイコパスに遭遇したときの対処方法が書かれている。
サイコパスに対処する13のルール
幸いなことに日本や中国では、サイコパスの比率は0.03%~0.14%と桁違いに低いようだ。
この理由を著者は、西洋諸国が自分本位の態度を容認し推奨さえしているのに対し、日本では古来より万物との間の相互関係が重んじられ、互いの絆を大切にしているせいだろうと述べている。
なお、この分野では、サイコパスを見分けるチェックリストを作ったロバート・D. ヘア の「診断名サイコパス―身近にひそむ異常人格者たち」が有名。
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