2009年4月30日11時17分
東京都立石神井公園(練馬区)に止めてあった工事用のパワーショベルを勝手に使い、野球場の管理詰め所やベンチを壊したとして、警視庁は器物損壊と窃盗の疑いで練馬区内の無職少年(18)を逮捕し、同区内の別の無職少年(18)を書類送検したと30日発表した。2人は「ニート生活を送っていて、面白いものがなかった。うっぷん晴らしで壊した」と話しているという。
少年事件課と渋谷署などによると、2人は昨年12月8日夜、練馬区石神井町5丁目の同公園野球場のバックネット裏に止めてあった重機から鍵を持ち帰り、同15日夜、交互に重機を運転して、野球場の管理詰め所のドアや三塁側ベンチ、倉庫、芝刈り機(修理費計200万円相当)を壊した疑いがある。逮捕された少年は「解体のアルバイトをしていた時に運転の仕方を教わった」と話しているという。