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韓国式刺し身、米国で国際化の試み

 釜慶大学が刺し身専門家課程の国際化に向け、米国で刺し身専門家課程の開設に乗り出した。

 釜慶大学は29日、今年中に米国ニューヨークにある釜慶大学国際財団に「刺し身博士」として有名なチョ・ヨンジェ教授を派遣し、現地の人たちを対象に刺し身専門家課程を開設する計画だと発表した。

 釜慶大学の朴孟彦(パク・メンオン)総長は「チョ教授を研究あるいは休暇の名目で米国に派遣し、韓国式刺し身の世界化を推進する計画を検討中だ」と述べた。現在、生涯教育院で4カ月の刺し身専門家課程を設けている釜慶大学はこれを拡大し、ソウル市鍾路区にあるソウル事務所に刺し身専門家課程を開設する一方、米国ニューヨークに同様のプログラムを設ける計画だ。

 昨年、学術書『刺し身学』を出版したチョ教授は、「日本はすしで有名だが、日本の熟成させた刺し身とは違う韓国ならではの味、活魚の刺し身の味を世界に知らせる専門家の養成が必要だ」と述べた。ニューヨークには活魚刺し身店や和食レストランが多く、現地の調理師を対象にした専門家課程が必要で、これを通じ韓国式刺し身文化の伝播と国際化が可能になる、と釜慶大学側は説明している。

クォン・ギョンフン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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