2009年4月30日 12時28分更新
30日の午前、広島県竹原市の住宅でこの家に住む57歳の男性が首を絞められて倒れているのが見つかり、その後、病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、事情聴取に対して40歳の妻が「夫の首をひもで絞めた」と話しているということで、警察は殺人の疑いで調べています。
30日の午前6時過ぎ、広島県竹原市東野町に住む40歳の女性から知り合いを通じて「夫の首を絞めた」と、警察に110番通報がありました。
警察が自宅を調べたところ、1階の居間で、この家に住む会社員で、韓国籍の呉廣雄さん(57)が、首にひもが巻きついた状態で倒れているのが見つかり、運ばれた病院で死亡が確認されました。
妻は、警察の事情聴取に対しても「夫の首をひもで絞めた」と話しているということで、警察では殺人の疑いでさらに事情を聞くとともに、当時、家にいた家族からも話を聞いて詳しい状況などを調べています。
また警察では、4月17日、この妻から「夫に殴られた」と相談を受けていたということで、夫婦の間にトラブルがなかったかについても捜査しています。