2008年12月29日
【football】 今シーズンのJ.LEAGUEを年俸とともに振り返る
【注意点】
1、選手の年俸は「2008年 Jリーグプレーヤーズ名鑑」に基づいています。
2、あくまで年俸は「推定」です。
3、紹介チームの並びは、Jリーグの順位に基づいています。
4、紹介する選手に特別なルールがあるわけではありませんが、代表選手や今シーズンブレイクした選手、そして年俸が高額な選手には触れています。
5、シーズン途中で代わった監督や移籍した選手についてはわからないので載せていません。
6、年齢表記は満年齢です。
7、全選手総額はシーズン開幕時においてです。
■鹿島アントラーズ 【J.LEAGUE 優勝 / ナビスコカップ ベスト8 / 天皇杯 ベスト16 / ACL ベスト8 / ゼロックス 準優勝】 監督 オリヴェイラ 58歳 1億1、000万 Jリーグ最優秀監督賞 Jリーグ監督No.1&Jリーグ外国人監督No.1年俸 ダニーロ 29歳 8、000万 小笠原満男 29歳 7、200万 Jリーグ優秀選手賞 マルキーニョス 32歳 6、500万 JリーグMVP Jリーグ得点王 Jリーグベスト11 本山雅志 29歳 6、500万 大岩剛 36歳 6、000万 曽ヶ端準 29歳 5、600万 Jリーグ優秀選手賞 新井場徹 29歳 5、200万 Jリーグ優秀選手賞 野沢拓也 27歳 4、000万 岩政大樹 26歳 3、800万 Jリーグベスト11 青木剛 26歳 3、000万 Jリーグ優秀選手賞 田代有三 26歳 2、200万 内田篤人 20歳 2、000万 Jリーグベスト11 興梠慎三 22歳 1、500万 伊野波雅彦 23歳 1、500万 全選手総額 7億4、410万(全18チーム中 3位) <コメント> 2年連続王者ながら代表選手が少ない。 毎回選出されるような選手は内田のみ。 あまりメディア等で触れられないが、代表での疲労が選手に蓄積されなかったという面が優勝に大きく付与したことは確か。 だが、代表レベルの選手~小笠原・曽ヶ端・新井場・青木など~がいることも確かであり、オシムや岡田の好みに合わなかっただけとも言えるだろう。 ■川崎フロンターレ 【J.LEAGUE 2位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16】 監督 関塚隆 48歳 4、500万 ジュニーニョ 31歳 9、000万 伊藤宏樹 30歳 3、300万 中村憲剛 28歳 3、200万 Jリーグベスト11 山岸智 25歳 3、000万 我那覇和樹 28歳 2、800万 寺田周平 33歳 2、500万 川島永嗣 25歳 2、000万 Jリーグ優秀選手賞 谷口博之 23歳 1、800万 チョン・テセ 24歳 800万 Jリーグ優秀選手賞 全選手総額 4億6、880万(全18チーム中 14位) <コメント> 川崎は年俸が安いことで有名とはいえ、中村憲剛やチョン・テセの年俸は他チームと比べても格安過ぎる。 チーム全選手の年俸が低く設定されているので、全体14位というのはチーム戦力をあらわしていないように思う。 なので監督が優秀だったということではなく、選手が年俸以上の働きをしているということだろう。 しかしこれで選手たちが移籍していかないのだから、サポーターが優秀ということだろう。 ■名古屋グランパス 【J.LEAGUE 3位 / ナビスコカップ ベスト4 / 天皇杯 ベスト8】 監督 ストイコビッチ 43歳 1億 ヨンセン 34歳 8、000万 Jリーグ優秀選手賞 楢崎正剛 32歳 8、000万 Jリーグベスト11 藤田俊哉 37歳 8、000万 バヤリッツァ 27歳 5、000万 マギヌン 26歳 4、000万 玉田圭司 28歳 3、800万 Jリーグ優秀選手賞 中村直志 29歳 3、200万 杉本恵太 26歳 1、900万 阿部翔平 25歳 1、000万 Jリーグ優秀選手賞 吉田麻也 20歳 800万 小川佳純 24歳 600万 Jリーグ新人王 Jリーグベスト11 巻佑樹 24歳 480万 青山隼 20歳 400万 全選手総額 6億5、010万(全18チーム中 5位) <コメント> ピクシーとマギヌンの加入がチームを変貌させた。 またピクシーは玉田を再生させ、小川をJ屈指の選手へと導いた。 来シーズン、ヨンセンが去り、ダヴィが加入することが決まっているが、JやACLでどういった活躍をするのか非常に楽しみである。 ■大分トリニータ 【J.LEAGUE 4位 / ナビスコカップ 優勝 / 天皇杯 ベスト32】 監督 シャムスカ 43歳 1億 ウェズレイ 36歳 5、000万 ホベルト 29歳 4、000万 Jリーグ優秀選手賞 高松大樹 27歳 4、000万 鈴木慎吾 30歳 3、900万 エジミウソン 32歳 3、000万 Jリーグ優秀選手賞 根本裕一 27歳 2、800万 家長昭博 22歳 2、000万 下川誠吾 33歳 1、700万 西川周作 22歳 1、600万 Jリーグ優秀選手賞 深谷友基 26歳 1、600万 上本大海 26歳 1、600万 森重真人 21歳 950万 Jリーグ優秀選手賞 金崎夢生 19歳 650万 Jリーグ優秀選手賞 全選手総額 4億2、950万(全18チーム中 15位) <コメント> この戦力でリーグ4位、そしてナビスコ制覇。 偉業である。 オリヴェイラ、ピクシー、シャムスカ・・・。 外国人監督がJを席巻している。 ブレイクした森重、金崎は来シーズン、真価が問われる。 ■清水エスパルス Jリーグフェアプレー賞 高円宮杯 Jリーグベストピッチ賞 【J.LEAGUE 5位 / ナビスコカップ 準優勝 / 天皇杯 ベスト8】 監督 長谷川健太 43歳 5、000万 伊東輝悦 34歳 6、000万 マルコスアウレリオ 24歳 5、000万 高木和道 28歳 3、900万 西部洋平 28歳 3、800万 市川大祐 28歳 3、800万 西沢明訓 32歳 3、500万 マルコスパウロ 3、000万 青山直晃 22歳 2、800万 藤本淳吾 24歳 2、700万 山西尊裕 32歳 2、400万 兵働昭弘 26歳 2、300万 矢島卓郎 24歳 1、600万 枝村匠馬 22歳 1、500万 岡崎慎司 22歳 900万 本田拓也 23歳 700万 山本海人 23歳 700万 原一樹 23歳 480万 Jリーグ優秀新人賞 山本真希 21歳 360万 キム・ドンソプ 19歳 360万 全選手総額 6億2、820万(全18チーム中 6位) <コメント> フェルナンシーニョがシーズン途中で移籍し、日本人選手でスタメンを構成することも多くなった。 日本代表に選ばれるまで成長した岡崎と高木、そして中盤を支える大ベテランの伊東。 恐らくJ1・18チームの中で最も外国人選手に依存していないチームだろう。 監督も若い青年監督の長谷川健太。 これからどういったチームになっていくのか。 非常に楽しみなチームである。 ■FC東京 【J.LEAGUE 6位 / ナビスコカップ ベスト8 / 天皇杯 ベスト4】 監督 城福浩 47歳 2、500万 今野泰幸 25歳 7、000万 羽生直剛 29歳 6、000万 カボレ 28歳 4、000万 藤山竜仁 35歳 3、400万 茂庭照幸 27歳 3、200万 ブルーノクアドロス 31歳 3、000万 エメルソン 28歳 2、500万 石川直宏 27歳 2、200万 梶山陽平 23歳 2、000万 平山相太 23歳 2、000万 徳永悠平 25歳 1、100万 佐原秀樹 30歳 1、000万 赤嶺真吾 25歳 850万 長友佑都 22歳 300万 Jリーグ優秀新人賞 Jリーグ優秀選手賞 全選手総額 5億0、980万(全18チーム中 12位) <コメント> 2002年から2007年までユースカテゴリーで代表監督をし、育成に定評があった城福の起用が的中。 元々、戦力はあった。 それに加えて、カポレ、長友。 そして赤嶺、梶山の変貌。 それを活かしきった城福。 躍進も納得である。 ■浦和レッドダイヤモンズ AFC年間最優秀クラブチーム候補 【J.LEAGUE 7位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16 / ACL ベスト4】 監督 オジェック 60歳 9、000万 高原直泰 29歳 1億6、000万 Jリーグ選手No.1&Jリーグ日本人選手No.1年俸 ポンテ 32歳 1億5、000万 Jリーグ外国人選手No.1年俸 田中マルクス闘莉王 27歳 1億1、000万 Jリーグベスト11 エジミウソン 26歳 9、000万 阿部勇樹 27歳 9、000万 Jリーグ優秀選手賞 三都主アレサンドロ 31歳 8、000万 鈴木啓太 27歳 7、200万 山田暢久 33歳 7、000万 永井雄一郎 29歳 6、000万 坪井慶介 29歳 6、000万 都築龍太 30歳 5、000万 田中達也 26歳 4、800万 平川忠亮 29歳 4、500万 相馬崇人 27歳 4、000万 山岸範宏 30歳 3、300万 内舘秀樹 34歳 3、300万 梅崎司 21歳 2、500万 堀之内聖 29歳 2、500万 岡野雅行 36歳 2、000万 細貝萌 22歳 1、500万 エスクデロ・セルヒオ 20歳 480万 堤俊輔 21歳 400万 全選手総額 13億2、120万(全18チーム中 1位) <コメント> オジェックをあれだけ早く見切るのであれば、ワシントンを移籍させた理由が・・・。 監督交代、ワシントンの放出、高原・エジミウソン・ポンテの不振。 2002年以来の無冠に終わった理由はいくつでも挙げることができる。 だがチーム全選手の年俸総額が2位のガンバと約1.8倍もあるのでは、何を言っても言い訳になってしまう。 今のレッズは野球界の巨人よりも、巨大戦力を有するチームなのである。 ■ガンバ大阪 AFC年間最優秀クラブチーム Jリーグフェアプレー賞 Jリーグ特別賞 チェアマン特別賞 【J.LEAGUE 8位 / ナビスコカップ ベスト4 / 天皇杯 決勝進出 / ACL 優勝 / CWC 3位 / パンパシフィック 優勝 / スルガCS 準優勝】 監督 西野朗 53歳 1億 AFC年間最優秀監督 Jリーグ日本人監督No.1年俸 遠藤保仁 28歳 8、500万 AFC年間最優秀プレーヤー候補 AFCチャンピオンズリーグMVP Jリーグベスト11 ルーカス 29歳 8、000万 加地亮 28歳 5、800万 播戸竜二 29歳 5、300万 明神智和 30歳 5、300万 Jリーグ優秀選手賞 山口智 30歳 5、000万 Jリーグベスト11 二川孝広 28歳 4、400万 橋本英郎 29歳 3、000万 ミネイロ 27歳 2、500万 藤ケ谷陽介 27歳 2、400万 山崎雅人 27歳 1、400万 安田理大 21歳 1、300万 福元洋平 21歳 1、000万 佐々木勇人 26歳 1、000万 寺田紳一 23歳 700万 中沢聡太 26歳 700万 倉田秋 20歳 400万 下平匠 20歳 360万 全選手総額 7億4、780万(全18チーム中 2位) <コメント> ACLにプライオリティをおき、またシーズン途中にバレーを失い、チーム戦術を根底から作り直した結果がリーグ8位なのだろう。 それにしても天皇杯を含め、今シーズン、異常とも言える過密日程が続いている。 主力選手の故障が怖い。 来シーズンは層も厚くなりそうなので、リーグ、カップ両方で結果が求められる。 ■横浜F・マリノス 【J.LEAGUE 9位 / ナビスコカップ ベスト8 / 天皇杯 ベスト4】 監督 桑原隆 60歳 3、000万 中澤佑二 30歳 9、000万 AFC年間最優秀プレーヤー候補 Jリーグベスト11 ロペス 28歳 8、000万 田中隼磨 26歳 4、000万 山瀬功治 27歳 3、500万 松田直樹 31歳 3、000万 榎本哲也 25歳 2、800万 坂田大輔 25歳 2、700万 栗原勇蔵 25歳 2、500万 河合竜二 30歳 2、500万 大島秀夫 28歳 2、000万 小宮山尊信 24歳 960万 山瀬幸宏 24歳 960万 狩野健太 22歳 840万 兵藤慎剛 23歳 480万 水沼宏太 18歳 360万 長谷川アーリア・ジャスール 20歳 360万 全選手総額 6億1、700万(全18チーム中 7位) <コメント> 急激な若返りが仇となったのか、リーグ序盤から不振が続いた。 だが(私にとって)今シーズン、名古屋の小川と並んで、大きな発見となった狩野の成長がチーム躍進の原動力となった。 中澤が残留すれば来シーズン、優秀候補の1つと言っても過言ではない。 ■ヴィッセル神戸 【J.LEAGUE 10位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16】 監督 松田浩 48歳 4、000万 キム・ナミル 31歳 7、000万 レアンドロ 23歳 6、000万 大久保嘉人 26歳 6、000万 Jリーグ優秀選手賞 ボッティ 27歳 3、500万 松橋章太 26歳 3、000万 北本久仁衛 27歳 3、000万 酒井友之 29歳 2、600万 吉田孝行 31歳 2、500万 パク・カンジョ 28歳 2、500万 栗原圭介 35歳 1、500万 石櫃洋祐 25歳 650万 全選手総額 5億7、250万(全18チーム中 9位) <コメント> 今シーズン、ポジションをトップ、二列目とコロコロと変えられながら、チームトップの11ゴールをあげた大久保はさすがと言える。 戦力に見合っただけの結果を出しているとは思うが、チームとしてのポテンシャルはもう少し上にあるのではないだろうか。 スポンサーを含め、もっとビッグクラブになれる可能性を秘めたチームだろう。 大久保の移籍が1つのキッカケになるのかもしれない。 ■柏レイソル 【J.LEAGUE 11位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 決勝進出】 監督 石崎信弘 50歳 3、500万 フランサ 32歳 1億 ポポ 30歳 5、000万 南雄太 29歳 3、300万 古賀正紘 30歳 3、200万 アレックス 25歳 2、500万 大谷秀和 24歳 2、000万 北嶋秀朗 30歳 2、000万 山根巌 32歳 2、000万 李忠成 23歳 1、800万 近藤直也 25歳 1、600万 太田圭輔 27歳 1、500万 菅沼実 23歳 1、200万 菅野孝憲 24歳 1、000万 全選手総額 4億8、480万(全18チーム中 13位) <コメント> フランサのチームだった。 しかし今シーズン、フランサを故障で長い期間欠いていたにもかかわらず、この成績を残した。 菅沼の成長もさることながら、このチームの潜在能力の高さには驚かされる。 ■大宮アルディージャ 【J.LEAGUE 12位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16】 監督 樋口靖洋 47歳 不明 デニスマルケス 27歳 6、500万 藤本主税 31歳 4、500万 波戸康広 32歳 4、000万 レアンドロ 27歳 3、500万 小林慶行 30歳 3、200万 小林大悟 25歳 2、800万 吉原宏太 30歳 2、500万 冨田大介 31歳 1、600万 江角浩司 30歳 1、000万 村山祐介 27歳 720万 全選手総額 4億0、670万(全18チーム中 16位) <コメント> これで4シーズン連続で残留成功。 クラブ規模(予算)を考えると、偉業と言っていい。 J1昇格以降、降格がないアルディージャ。 この快進撃はいつまで続くだろうか。 ■アルビレックス新潟 【J.LEAGUE 13位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16】 監督 鈴木淳 47歳 4、200万 アレッサンドロ 26歳 5、000万 マルシオリシャルデス 27歳 3、000万 野沢洋輔 29歳 2、800万 ダヴィ 24歳 2、000万 寺川能人 34歳 2、000万 海本慶治 36歳 2、000万 永田充 25歳 1、800万 内田潤 31歳 1、700万 千代反田充 28歳 1、500万 矢野貴章 24歳 1、400万 黒河貴矢 27歳 1、400万 松尾直人 29歳 1、200万 河原和寿 21歳 800万 北野貴之 26歳 800万 田中亜土夢 21歳 700万 千葉和彦 23歳 700万 松下年宏 25歳 700万 マイケルジェームズ 20歳 300万 全選手総額 3億3、200万(全18チーム中 17位) <コメント> 大宮と同じく、J1昇格以降、これで4シーズン連続で残留している。 しかし大宮と大きく違う点は観客動員数である。 サポーターの後押しがこれだけあるのだから、もう少し予算(人件費)に反映させたいところ。 だが18チーム中17位の予算(人件費)でありながら、J1残留を続けている一番の要因もサポーターによるものなのだろう。 ■京都サンガF.C. 【J.LEAGUE 14位 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16】 監督 加藤久 52歳 4、000万 柳沢敦 31歳 6、000万 Jリーグベスト11 佐藤勇人 26歳 5、300万 シジクレイ 36歳 4、500万 森岡隆三 33歳 4、500万 角田誠 25歳 2、500万 斉藤大介 28歳 2、000万 手島和希 29歳 2、000万 林丈統 28歳 1、900万 水谷雄一 28歳 1、800万 中谷勇介 30歳 1、800万 増嶋竜也 23歳 900万 全選手総額 5億4、740万(全18チーム中 10位) <コメント> 今シーズンの昇格クラブで唯一残留に成功。 FWに柳沢、MFに佐藤勇人、DFに増嶋とシジクレイ。 各ポジションに柱となる選手を補強。 これが見事に成功したといえる。 しかし戦力的にはもう少し上位にいるべきチームであろう。 ■ジェフユナイテッド市原・千葉 【J.LEAGUE 15位 / ナビスコカップ ベスト8 / 天皇杯 ベスト32】 監督 クゼ 56歳 5、000万 レイナウド 29歳 7、000万 ボスナー 28歳 5、000万 巻誠一郎 28歳 5、000万 坂本将貴 30歳 3、300万 斎藤大輔 34歳 3、300万 櫛野亮 29歳 3、200万 谷沢達也 24歳 2、200万 結城耕造 29歳 2、000万 立石智紀 34歳 2、000万 工藤浩平 24歳 1、500万 新居辰基 25歳 1、500万 下村東美 28歳 1、500万 青木孝太 21歳 800万 青木良太 24歳 700万 全選手総額 5億7、920万(全18チーム中 8位) <コメント> 開幕戦以降11試合で勝ち点を僅か2しか獲得できなかったクゼを解任し、新たな監督にミラーを据えてから別のチームになった。 終盤にもたついたものの、最終節に大逆転の末に残留を決める。 ミラーとしては自力での残留が不可能になった時点で失敗だと自覚しているだろうが、3分の2しか指揮を執っていないことを差し引きすると成功といっていいだろう。 ■ジュビロ磐田 【J.LEAGUE 16位(プレーオフにてJ1残留) / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト16】 監督 内山篤 49歳 3、500万 川口能活 33歳 6、600万 Jリーグフェアプレイ個人賞 ジウシーニョ 25歳 5、200万 田中誠 33歳 5、100万 駒野友一 27歳 5、000万 中山雅史 41歳 4、400万 前田遼一 27歳 4、200万 鈴木秀人 34歳 4、200万 名波浩 36歳 3、500万 茶野隆行 32歳 3、000万 村井慎二 29歳 2、800万 太田吉彰 25歳 2、600万 西紀寛 28歳 2、600万 成岡翔 24歳 1、800万 カレン・ロバート 23歳 1、600万 上田康太 22歳 1、500万 松浦拓弥 20歳 408万 全選手総額 6億9、518万(全18チーム中 4位) <コメント> シーズン途中にロドリゴを補強したとはいえ、開幕当初は外国人枠4つ(外国人枠3 在日枠1)のうち、1つしか使っていなかった。 とはいえ、在籍している日本人選手のレベルも高く、前田、駒野、川口などを筆頭に代表クラスを抱えているチームである。 2004年シーズンまではどのタイトルでも優勝争いをしていたJ屈指の強豪だったチームである。 過去のヴェルディが証明しているように、衰退していくのはあっという間である。 ジュビロはギリギリで踏ん張ってみせたが、来シーズン以降、教訓をいかせるだろうか。 ■東京ヴェルディ 【J.LEAGUE 17位 降格 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト32】 監督 柱谷哲二 44歳 3、500万 ディエゴ 22歳 5、000万 レアンドロ 28歳 5、000万 服部年宏 35歳 5、000万 土屋征夫 34歳 4、500万 福西崇史 32歳 4、000万 海本幸治郎 31歳 3、000万 萩村滋則 32歳 3、000万 那須大亮 26歳 2、500万 高木義成 29歳 2、500万 大野敏隆 30歳 2、400万 広山望 31歳 2、000万 菅原智 32歳 1、500万 土肥洋一 35歳 1、500万 富沢清太郎 26歳 1、200万 和田拓三 27歳 500万 全選手総額 5億3、100万(全18チーム中 11位) <コメント> 開幕時のチーム構成における、平均年齢がトップだった。 ベテラン頼みのチームは昇格チームにおけるオーソドックスな戦略だが(今シーズンの京都や昨シーズンの横浜FCなど)、東京ヴの場合はフッキへの依存度が高かったため、失敗したといえる。 仮に最後までフッキがいれば、問題なく残留しただろう。(もちろん、内輪揉めがないと仮定して) それを考えると、移籍を容認せざるを得なかった契約をまとめたフロントに大きな責任があるといっていいだろう。 ■コンサドーレ札幌 【J.LEAGUE 18位 降格 / ナビスコカップ グループリーグ敗退 / 天皇杯 ベスト32】 監督 三浦俊也 45歳 3、000万 クライトン 30歳 2、000万 西谷正也 30歳 1、850万 曽田雄志 30歳 1、800万 砂川誠 31歳 1、800万 ディビッドソン純マーカス 25歳 1、500万 大塚真司 33歳 1、500万 西沢淳二 34歳 1、500万 池内友彦 31歳 1、300万 ダヴィ 24歳 1、000万 Jリーグ優秀選手賞 チョン・ヨンデ 30歳 1、000万 藤田征也 21歳 1、000万 中山元気 27歳 1、000万 石井謙伍 22歳 920万 上里一将 22歳 500万 平岡康裕 22歳 500万 西大伍 21歳 450万 柴田慎吾 23歳 400万 宮沢裕樹 19歳 360万 全選手総額 3億0、680万(全18チーム中 18位) <コメント> チームの予算(人件費)は新潟とほとんど変わりない。 外国人選手の質も変わりないだろう。(札幌の方が上だった?!) だが勝ち点差は24もある。 これはサポーターだけの差ではなく、日本人選手へのお金の使い方が下手であるという証拠でもあるだろう。 札幌ファンの私としてはフロント改革を切に願う。 J2降格を良い機会としてもらいたい。 【監督がチームに与える影響】 監督の力が今シーズンほど結果に顕著にあらわれたことがあっただろうか。 持てる戦力を出し切った、オリヴェイラ、ピクシー、シャムスカ、西野、ミラー・・・。 持てる戦力を半減させた、オジェック、エンゲルス、クゼ、内山、柱谷・・・。 来シーズンも監督から目が離せない。 【最後に・・・】 高原は来シーズンから本領発揮だと勝手に確信している・・・。 彼が日本のFW陣の中で最も高いポテンシャルを持っていることは間違いない。 このまま終わるには勿体ない選手。 是非もう一度、2002年のような大爆発をみせてもらいたいものである。
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posted by armanu |19:02 |
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