27日、中国が南シナ海に漁業監視船「漁政311」号を派遣した件に絡み、マレーシア海軍司令は「領土侵犯が確認されれば、直ちに駆逐する考えだ」と述べた。写真は先月25日、任務を終えて広東省広州市に帰還した「漁政311」号。

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<南シナ海>中国の漁業監視船に「領土侵犯あれば直ちに駆逐」―マレーシア海軍司令
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2009年4月27日、マレーシアの華字サイト・Kuala Lumpur Security Reviewは、中国が南シナ海に漁業監視船「漁政311」号を派遣した件に絡み、マレーシア海軍司令は「領土侵犯が確認されれば、直ちに駆逐する」と述べたと報じた。中国紙・環球時報が伝えた。

マレーシアと中国は南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島の領有権をめぐり、長い間対立を続けてきた。先月にはアロヨ大統領が一部を自国領とする法案に署名。強く反発した中国はこれに対抗するため、「漁政311」号を派遣した。海軍司令はこれに対し、「中国が主張する自国の水域内で漁船警護をするだけの役割であると信じる」と述べた一方、「万が一、マレーシア領土への侵犯が認められた場合、直ちに海軍艦隊が駆逐する」とする考えも示した。

中国外交部の報道官は、南沙諸島および周辺海域について「中国の主権は争う余地がない」と何度も主張している。だが、他国が中国の領土を侵犯したと認められた場合には「中国海軍はそれを防衛する能力を十分に持っている」とも述べている。(翻訳・編集/NN)
2009-04-28 14:31:44 配信

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