November 01, 2006

レベルスケールについて

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レベルスケールとはどんなツール?
初めてJHCAレベルスケールをお知りになる企業の皆様へ、


NPO法人日本ヘアカラー協会では、数年に渡り、「職場のヘアカラーを考える」活動を続けております。今まで行われましたシンポジウム・セミナーなど、これからレベルスケールを導入しようと思われている方々にまず、これまでのイベントの内容・経緯をお読み頂き、ご参考にして頂きたく思います。真っ先にレベルスケールを導入された有名企業の皆様の体験談など、大変参考になると思われます。是非、導入前に下記の記事をお読み頂き、レベルスケールをご理解頂ければ嬉しく思います。

協会HP内最近の記事→過去のニュースより検索ください

2005年1月シンポジウム「職場のヘアカラーを考える」レポート@
2005年3月「職場のヘアカラーを考える」レポート A & B
2005年7月「職場のヘアカラーを考える」レポート C
2006年4月「フレッシュマンのためのヘアカラー講座」
2006年6月「レベルスケールの導入で始める職場のヘアカラールールつくり」

もとは美容師の勉強用ツール

日本ヘアカラー協会は、全国の会員サロンで働く美容師を対象に定期的にヘアカラー技術の勉強会を行っておりますが、以前より、明るさの基準の統一がされていないのが気になっていました。近年、真っ黒な髪をサロンに染めに来る人は少なく、来店されるお客様はほとんどすでにヘアカラーをされている状態です。お客様と美容師が共通の認識を持って明るさや色を決めることで、仕上がりの満足度があがります。色を言葉で説明するのはむずかしく。仕上がりの明るさが希望と違うという問題もレベルスケールで説明すれば回避することができます。

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カラーリングレベルスケール
実用新案登録 登録 第3082344号
それまでは、カラー剤メーカーがそれぞれに独自に<カラーチャート>を作成し、各サロンは使用する薬剤メーカーのカラーチャートを基準としていたのですが、各メーカーで微妙に差があり、色味も千差万別であることから、協会で行うセミナーの<共通の基準>とはなり得ませんでした。そうした問題を解決すべく執行部サロン10社のカラーリストが集まり、メーカー各社の薬剤をすべて使用して表にまとめ、そのスタンダードとなる明るさの基準、JHCAレベルスケールが生まれました。

投稿者 JHCA : 2006年11月01日 02:19