2009年4月29日19時28分
心機能の低下などで昨年9月に死亡した東京都足立区の男性(82)が亡くなる直前に、処方箋(せん)の数倍の量の血栓症防止薬を服用していたとして、警視庁は29日、調剤した同区鹿浜5丁目の東京医療第一薬局を業務上過失致死の疑いで家宅捜索した。同庁は、死亡と薬の服用との因果関係を調べている。
捜査1課によると、心臓病などを患っていた男性は昨年8月中旬、通院していた区内の病院の医師から血栓症を防ぐ薬を処方された。その後、同薬局で調剤された薬を服用すると、下血や皮下出血の症状が出て、9月初旬、心臓や肺の機能が落ちるなどして死亡した。この薬は過剰に服用すると大量出血を引き起こす危険性があるという。