2009年4月29日 15時3分更新
ことしの「春の叙勲」の受章者が29日発表され、岡山県関係では75人が受章することになりました。
岡山県在住や出身の人で「春の叙勲」を受章するのは、社会のさまざまな分野で優れた功績をおさめた人に贈られる「旭日章」が15人、地方自治など公共の仕事に尽くした人に贈られる「瑞宝章」が60人のあわせて75人となっています。
このうち旭日双光章を受章する倉敷市の三宅紹資さんは、しょうゆの醸造会社を長年に渡って経営してきました。
しょうゆの醸造法や減塩しょうゆの製造法などの研究を重ねる一方で、県内のしょうゆメーカーでつくる協同組合の理事長として組合員の製造技術の向上に力を尽くしたことなどが高く評価されました。
今回の受章について三宅さんは、「思ってもいなかったことで肩にずっしりとくるような重みを感じています。これからも、良い商品を作っていきたいです」と話していました。