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『花男』出演俳優も麻薬パーティー参加か

江南・弘益大前のクラブで十数人が麻薬使用容疑

モデル出身の俳優チュ・ジフン容疑者(26)をはじめとする芸能人麻薬事件を捜査中のソウル警察庁麻薬捜査隊は28日、別の男性タレントAと新人歌手Bについても、麻薬パーティーを行っていたという情報を入手、容疑の有無の確認に乗り出した。

 警察の捜査線上に上がったタレントAはチュ容疑者と同じくモデル出身。俳優デビュー後は先日大好評のうちに終了した人気ドラマ『花より男子』にも出演していた。歌手Bはデビュー4年目で、チュ容疑者とは別の芸能プロダクションに所属しているという。

 警察は、今回の事件における「麻薬供給元」を女優(30)=逮捕=であるとみている。この女優は芸能人や一般人から麻薬購入資金を集めて日本で麻薬を購入、これを韓国に密輸入し、チュ容疑者ら芸能人に供給していた容疑を持たれている。

 警察はこの女優が1回に2-3人ないし4-5人の芸能人や知人と会い、麻薬「ケタミン」や合成麻薬「エクスタシー」を使用する麻薬パーティーを開いていたことを確認した。警察によると、これらは麻薬供給元の女優や男性ファッションモデル(26)=逮捕=らの家などパーティー参加者の自宅や、江南区内のクラブ「L」、弘益大前のクラブ「M」など芸能人の出入りが多いクラブ4-5カ所でエクスタシーやケタミンを使用していたとのことだ。女優や男性モデルらは東京-ソウル間を往復し麻薬を使用していた疑いも持たれている。

 警察は、このパーティーにチュ容疑者以外にもA、Bら芸能人2-3人を含め、少なくとも14人が参加したという供述を得た。こうした麻薬パーティー参加者に対する取り調べが進めば、この事件で麻薬使用に関連した者はさらに増えるものとみられる。

イ・インムク記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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