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  LOVE & LUSH/源氏PIE+
 
最近は、もっぱら管理人DENKOの日記と化してます! 
よろしくどーぞ!!
Weblog / 2009-04-29 02:11:27
DENKOです。

前の記事でも言いましたが、今度は“一番信じてもらえそうも無い件”について書かせてもらいます。

Aは「霊的な“能力”があり、写真を見ただけでもオーラの色や出具合で人の性格的な事や嗜好が分かる!」とか「タロット占いが異常に当たる!」とかいった話しでも“有名な人”でした。実はそっちの噂も(むしろそっちの方が?)私にはたまらず魅力的なものでした。

私は昔から自分にそんな能力は全く無いくせに不思議な話しや恐い話しが大好きで、本怖系のマンガで時々「読者投稿の体験談のマンガ化」等のお仕事ももらっていました。
当時一緒にアシをしていたTも“自称・霊感が強いマンガ家”として自分自身の怖い霊体験をマンガにしてました。それまではそんな彼女を私は普通に「凄い!」と思っていたのですが。

ぶっちゃけAという“本物”を知って実際にお付き合いさせてもらうようになった後では、失礼ながらTからどんなに“またこんな怖い霊体験をした〜!”という話しを聞いても何かもうただおどろおどろしい悪霊を視たとか“自分がワープした!(証拠も証人もナシ!)”ってだけの話しは嘘っぽいというか「…だから?」って感じになってしまいましたよ。“下らない…”と感じてしまうと言うか何と言うか…。

もう実際に私にとってAはまさに次元が違いました。
Aが“私はこんな悪霊を見た!”とか自慢げに言ってる訳ではないですよ?念のため。
むしろそんな恐ろしい体験は少なくて、感動的な話しやホッコリする話しが多かったです。

出会った当初から(実はAと初めての仕事場で!)興味津々の私は無礼は承知でズケズケとAを試すような事を山ほど聞きました。当時の私的にはちょっと意地悪な気持ちもあったと思います。口ばっかりでうさん臭い“自称”能力者をまんが業界で山ほど知ってるからです。

Aの霊的実力を実際に拝見して“噂”が嘘か本当か確かめたい一心でした。最初は「今はお仕事中だし…」と乗り気ではなさそうなAに「やっぱり逃げてるんだ!霊能力なんて嘘なんだ!!」って思っていましたが、間違いなく“本物”だったAは、しつこい私に根負けした感じで翌日から急に空いた時間に少しづつ“視て”くれました。
「今はお仕事中だし」って!ただの常識人の言いぶんでしたよ…。


Aは「本当にいいんですね?」と私に断った後で、前日この仕事場で初めて会ったAが絶対に知り得ないはずの私の“情報”を含めて、体中に鳥肌が立つくらいの的中率で色々と当てまくり、それにまつわる的確なアドバイスのようなものをもらいました。当時大嫌いだった親達に関して、あまりにも感動的な話しをされてしまい無意識で泣いてしまっていた自分にビックリした覚えがあります。


色々な情報を当てられるのは勿論ですが、それを「こうでしょう?」「こんな事もあったでしょう?」とただ当てていくのではないんです。
それだけでも凄いことなんですが、何故そうだったか、どうしてその時そうなってしまったのか、という理由やその人の考えや感情をとても分かりやすく、その事柄に関して私が今まで持っていた嫌なイメージや感情をほぐして優しく納得出来るように話してくれるのでとてもすっきりするし、本当に色んな事を許せる気持ちにしてくれるんですよ。

それだけでも人間的に器が大きいと言うか、もう単純に「スゴい!!」と感じましたし!
あと霊視っぽい感じでAが私を視ているときに「あれ、この人ってこんなに綺麗な人だったんだ…!!!」と、驚きの180°イメージチェンジでうろたえてしまいましたよ!

そんなこんなでその日の内に私はすっかりAを疑う気持ちも消え去って、キツネにつままれたような気分でお礼を言って「急にこんなに視てもらって…」みたいな事を言ったら「○○(私の名)さんがもう絶対にあきらめないって“分かった”から…」と少し困り顔で笑って言われてしまいました。


実際にAの霊的な能力には全く疑う余地が無いレベルで、何か独特の“凄み”のようなものがありました。私も最初は嘘か本当か確かめたい“疑り深いサガ”炸裂だったのが、後はもうとにかく何でもいいから話しが聞きたくて話しを聞いて欲しくて…の連続ですよ。

当然そうなってしまうのは私だけではなかったようで、Aは一日に結構多くの時間を“友人や知人達からの電話”で費やしてしまっていたみたいです。

こんな事を書いたら「私もAとは付き合いがあったけどそんな話しはしてくれなかった!」という方もいらっしゃるかもしれませんが。
以前Aが言ってた事ですが「その時に色々と言ってしまった方がいい人と、まだ言ってしまってはいけない感じの人がいて、たまたま自分がご縁でその時期お付き合いがある人で“言ってもいい”タイミングの人にだけこんな話しをする」のだそうです。それを聞いたとき私は自分のラッキーをマジで喜びましたよ!

実際に私はAに会った頃から“ドロドロしたオカルト”から完全に抜ける事が出来た気がします。あの頃はさらなる心霊的恐怖を求めてかなりエスカレートしかけてましたからねー…
体調も肌の調子も(苦笑)マジで最悪の頃でした。


プロデビューを果たして忙しいAに私も相当頻繁に電話を掛けていましたが一度マジで「お掛けになった電話番号は只今大変込み合っております…」ってアナウンス出ましたからね!!マジで!
思わずリダイヤルですよ。「チケピですか!!?」
一体一度に何件電話が重なったら流れるアナウンスか知りませんけど!一般家庭の電話ですよ。…凄すぎます。
これは他の知り合い漫画家さんも“L”の編集さんも経験してるんじゃないでしょうか。(笑)

以前にAが関西にいた頃の友人からとかも時々長距離で掛かって来てたそうで、その頃からAをよく知るニッシーから生々しい能力話しの武勇伝を山ほど聞きました。
当時Aは関西独特のノリで散々“能力実験(?)”まがいな事を遊び感覚でさせられていたそうです。

当時は数人のギャラリーの前でスプーン曲げとかもやってたそうです。
(20歳を過ぎた頃には“軽率な行いだった”と反省してやめたそうですが。)
一番疑い深いニッシーは“絶対に腕力を使ってる”とAを疑って、超高価な分厚いスプーンをわざわざ買って来てAを試したそうです。(苦笑)
結果その固いスプーンも簡単にくにゃりと曲がり、そして一旦曲がってしまった太いスプーンは逆に“腕力”ではビクとも戻らずだったそうです。
今もニッシーはその半分にきれいにたたんだみたいに曲がったままの元・高価なスプーンを宝物にして持ってるそうです!

でも、そんな事が何度かあっても絶対Aの能力を100%は信じたくなかったという“疑り深い”ニッシーがついに陥落(?)したのは、ニッシーが脳内に思い描いた7色の内の一色をAが当てる!というゲーム感覚の遊びだったそうです。他の誰に分からなくても一番疑り深いニッシーだけが「これは絶対嘘じゃない!」と嫌でも分かる方法だったらしく、実際Aは完璧に当てた上に、時々ニッシーが迷った色とその迷った色の順番まで言い当てられたそうです。

正に“自分の脳みそスケスケ”な状態に、もう99%以上信じざるを得なかったそうです。「途中からは何かもう楽しくて楽しくて!」って、ウットリしてました。(笑)

タロット占いやカード当てはもちろん、いきなり友人を紹介されたと思ったら「この子の部屋の間取りとかを当ててみて♪」って事になったりするそうです。
よく江原さんが“部屋の様子が見えますから…”って言ってますが、あれみたいなものなんでしょうね。

Aの場合は本人の許しさえもらえばその部屋の主の意識下の“部屋の中(?)”に入れてフラフラと自由に歩き回る感じで間取り等が分かるそうなのですが、色とか大体の形とかは分かるものの画像は極度のピンぼけ状態だそうです。

それで大方の家具の色や配置を言い当ててるうちに、その女の子の部屋になぜか気になるものがあったそうで。「誰か女の人?女の子の写真かな?」と聞くAに「そんなものには覚えが無い」という部屋の主。Aが「髪型は間違い無くポニーテールなんだけど…顔がよく見えなくて」って言った途端に部屋の主が凍り付いたそうです。「ポニーテール……っぽい髪型(時代物)の“真田広○”のパネルです…!」その時はさすがに周りで初めは面白半分で立ち会っていたニッシー達も悲鳴を上げたそうです。


東京に来てからは全然そういう“子供っぽい遊び”をしなくなったそうですが、もうその頃には一番疑り深いニッシーはAの事をほとんど信じてたそうです。(ほとんどというのがミソなんですが何故かと言うと“完全に信じる為に”、といった訳の分からない理由付けをいい訳にして漫画家デビューの為に東京に出て来たAを追ってニッシーも東京に来ちゃいましたからね!

その“子供っぽい遊び”に関しては、日によって体調の具合とかで多少のバラつきはあったものの、ほとんど高確立で当たっていたり成功していたと、ニッシーが証言しています。

元々ニッシーはAの事を「大変な嘘つき詐欺師だ!!」って本人達の前で言ってはばからなかったそうです。その頃は「いつか(化けの皮を剥いで)ギャフンと言わせてやる!」がニッシーの口癖でAに粘着していたそうです。
実は内心では「嘘つき詐欺師か……(認めたくないけど)“マジで本物”だ…!」と思っていたそうで、そこら辺の我の強さをAも面白がっていたのかもしれませんが。

次の記事でニッシーがついにAを“完全に信じる事になった奇跡”についてお話しします。


これは私がAのお母さんから色々と直接聞いた話しですが、Aの母方の親族に“地元ではかなり有名な能力を持つ神道の巫女さん”がいらっしゃったそうです。ちなみにAの母方の家系はお宮さんを建立しているようなお家です。これも親族の方から聞いた話しですが、揃いの漆塗りの高足付きお膳セットが200客もあるような大きなお家だそうです!(旅館じゃないですよ!?笑)スゲー

それはおばあちゃんの代の話しで「結婚式とかある度に貸している内にどんどん無くなっちゃってねぇ!」って陽気に話してみんなで笑ってたけど…。大らかすぎ!返してもらって!!?(笑)

その後お母さんとかは色々と大変なご苦労もあったそうですが、なんせ皆さん豪快です。


お母さんの話しではAの不思議な力は子供の頃からだそうで、当時近所に住む全盲(光も見えなくて視界が真っ暗な状態だったそうです)の老婦人が「○○(A)ちゃんには大きな金色の羽が見えるからすぐ分かる」と不思議な事を言っていたそうです。実際に数人の子供の中からまるで見えているかのように正確にAだけを触ったりできたそうで、お母さんも本当に不思議がっていました。

その老婦人にはAは相当可愛がってもらったそうで、他にもAから色々と興味深い話しを聞きました。

お母さんは「(Aは)その“巫女さん”が守ってくれているのかもしれない」と言ってました。本当に不思議な人というのは実際にいるものです。

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