五所川原市金木町にある公立金木病院が、6月から常勤医5人体制になる。今月末で内科医一人の退職が決まっていたが、さらに来月末で婦人科の常勤医が自己都合から非常勤医となることが分かった。婦人科の診療は変更なく行う予定。
同病院は先週、婦人科医から退職願を受け取った。同病院によると28日、同医師との話し合いで婦人科診療は外来、入院ともに従来通り行う意向を確認。救急受け入れは残る常勤医が継続していく考えを示したという。
同病院の医師充足率は来月で70%を下回り診療報酬減額対象になる。婦人科医の非常勤医移行で60%を下回ることになるが、さらなる減額ラインの50%は保たれる。