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2009年4月28日(火) 19:20 |
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豚インフルで岡山県が対策本部
豚インフルエンザの問題でWHOは、27日夜、危機管理レベルを人から人への感染がみられる「フェーズ4」としました。 これを受けて厚生労働省では、新型インフルエンザの発生を宣言。岡山県でも28日、対策本部が立ち上げられました。
岡山県庁で開かれた新型インフルエンザ対策本部会議には、石井知事や各部局の代表が出席し、今後の対応や連絡体制などを確認しました。 会議では、県庁内に発熱相談センターを設置し、感染の疑いのある人に医療機関を紹介することや、岡山空港での入国者に対して検疫をより強化することなどが示されました。 倉敷市の川崎医科大学付属病院では、病院の入口に看板を設置、1週間以内にメキシコやアメリカに行って発熱や咳などの症状がある人は、北館に設けた特別診察室で診察する体制をとっています。 特別診察室は他の部屋と換気口を遮断、もし患者が新型インフルエンザに感染していた場合に備え、感染拡大を防ぐ措置です。 また、教育委員会でも、新型インフルエンザについて県内の学校に指導方針を通達。これを受けて小学校などでは、改めて手洗い・うがいの指導を徹底するなど、さっそく対応に当たっています。 また、岡山県教育委員会では今後、感染地域への修学旅行を予定している学校については、自粛を検討するよう促しています。
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