新型インフルエンザ、感染確認8か国に 04/29 09:53

 スペイン通信によりますと、コスタリカのアビラ保健相は28日、メキシコから帰国した21歳の女性の新型インフルエンザへの感染が確認されたと発表しました。メキシコ以外の中南米諸国での感染確認は初めてです。

 これで、感染が確認された国は8か国になりました。各国の感染者数はアメリカが64人、カナダが8人などとなっています。

 CDC=アメリカ疾病対策センターによりますと、アメリカの感染者のうち少なくとも7人は重症で入院したということです。

 ニューヨークでは感染者が確認された高校とは別の複数の学校でも新型インフルエンザの疑いがある症状を訴える生徒が相次ぎ、その数は数百人に上っています。

 また、カリフォルニア州では、最近亡くなった2人の男性の死因について、新型インフルエンザとの関連が疑われました。しかし、ロサンゼルス郡の検視局は「1人は無関係」、調査中のもう1人についても現時点では「感染の疑いがない」ことを明らかにしています。(29日09:08)