ボクシングの亀田ジムは２８日、５月１３日に行われる亀田大毅（２０）＝亀田＝の対戦相手を発表した。元ＷＢＣインターナショナルミニマム級王者ガブリエル・プマール（２３）＝一力＝で、フィリピン出身のプマールは今試合が一力ジム移籍後初試合。「ブンブン東栄」のリングネームで試合を行う。
プマールは現在ＷＢＡ世界ミニマム級１３位で、ＷＢＣ世界ライトフライ級２６位にランクされ、１１勝（６ＫＯ）２敗１分けのサウスポー。当初、大毅は小松則幸選手と対戦する予定だったが、小松選手が４月１３日に滋賀県大津市での合宿中に不慮の事故で死去したため、急きょ対戦相手が変更となった。
対戦相手がサウスポーに変更したため、大毅はスパーリングパートナーをサウスポーに切り替えて調整している。亀田ジムの五十嵐紀行会長（３４）によると、大毅は小松選手の死を受けて、しばらくは精神的に落ち込んでいたというが、現在は、落ち着きを取り戻し練習に集中しているという。