2009年04月15日
伊東市長、あなたなら今からでも倉敷を救うことができます
今日、矢野秀典議員と電話で話をしました。
伊東市長の不可解な対応、真剣に議論しない議会、それが何故かを知るためには伊東市長の産婆役で議会でも最大派閥の中心人物である矢野秀典議員に話を伺うことが絶対に必要だと思っていました。
通話していた時間はほんの６分ほどでしたが、何となく分かったような気がしました。
矢野議員が言われたことは・・・・
いまさら遅いんですよ。今さら何を言っているの。
２年前に県と２２回も交渉してこういう結果になった。私も県知事に会いに行ったりした。その結果、無くなると言うことになった。前市長がそのようにした。その経過を踏まえないで何を言っているのか。
あなた達がどういう案を持っているのか知りませんが、テーマパークは日本では成功しない。できる前に私は言っていた。あなた達の案は空想です。
チボリが無くなっても倉敷には影響がない。チボリ公園ができたからって倉敷の観光客は増えていない。
チボリが無くても美観地区を工夫して運営すれば観光客の確保は図れる。専門家を呼んで倉敷の街を見てもらうようにしているから大丈夫だ。
以上の様な内容でした。
さて、１つ１つ考えていきたいと思います。
彼の中でチボリは２年前に終わっていた？
まず、矢野秀典議員は、チボリ存続の議論はもう遅いと言われました。解体がすすむ今のチボリ公園の現状では、そう思われても不思議ではありません。
しかし、その遅いという理由は、２年前の県との交渉決裂でした。彼の中では２年前にチボリは終わっていたと推測できます。
昨年、矢野秀典議員が伊東氏を市長選に推しましたが、その時に伊東氏はチボリ公園に対して「このすばらしい公園を残します」と言われていました。
市長に推した人と推された人、その間で政策のすり合わせができていないなどと言うことはあり得ません。
つまり、「このすばらしい公園を残します」発言は、最初から全く実現させるつもりはなかった、と言うことです。
選挙対策に市民を欺くためだけに言った言葉だったのだと感じました。
市民の声には興味が無いようでした
私たちは先月、市議会に対してチボリ存続の要望書を提出し、その内容は当日行われた地域活性化対策特別委員会（矢野秀典議員もメンバーです）で説明されています。
にもかかわらず、「あなた達がどういう案を持っているか知りませんが」をたびたび言われました。
これは、説明は聞いていないし、配布された要望書の内容にも目を通していないということです。
今年一月の市議会議員選挙での矢野秀典議員の得票数は５１８２票です。そして、私たちが提出した署名数は７５７１５名分です。
彼は電話中でも、こちらが話をしている途中に遮るように自分の意見を言うことが多く、市民の声を聞く気は無いという印象を強く受けました。
チボリが閉園となった主原因の１人だと感じました
チボリがもうダメだというのを、２年前の県との交渉がヤマだったと、どうしても言いたいようでした。
これは１つにはとうの昔に可能性が潰えていたということを言いたいのと、チボリ閉園は前市長の責任にしたい、という思惑があるのでしょう。
２年前といえば、県との交渉で倉敷市は県とのなすり会いを繰り返していました。
ご自身が「知事と話をしたこともあった」、「倉敷市民が望んでいるのだから、県が何とかすべき」と発言されましたが、自分が倉敷市議会議員で倉敷市民が望んでいると自分で言っておきながら、県に何とかしろと言ったということです。
これは、チボリは県民の宝ですと言いながら、県はお金を出さないけどクラボウさん何とかしてくださいと言った石井知事と一緒じゃないですか。
確かにチボリができたからといって美観地区の観光客は増えてませんが・・・
県内の観光客の推移は、県が行っている観光動態調査で見ることができます。
http://www.pref.okayama.jp/file/open/1239722988_444747_22636_pdf2.pdf
この中の６ページに観光客数の経年比較が乗っていますが、美観地区は平成元年に５００万人弱の観光客数がありましたが、チボリが開園した平成９年には３７５万人程度、平成１９年度は３２０万人ほどになっています。
確かにチボリができたからと言って美観地区の観光客数は増えていませんが、美観地区の観光客数の減少は、チボリができても止めることができなかったほ
ど深刻であると言う方が正しいと思いますが、いかがでしょうか？
それだけ、美観地区の魅力減退が深刻な状態になっていると言えると思いますが、あの「チボリが無くなっても倉敷には影響がない。」と断言できる考察力は市政の判断に大きく関わる人としてどうなんでしょうか。
今までやらなかった人が、これからピカイチのことができるとは思えません
矢野秀典議員が今後の倉敷について自信満々に語った言葉が「チボリが無くても美観地区を工夫して運営すれば観光客の確保は図れる。専門家を呼んで倉敷の街を見てもらうようにしているから大丈夫だ。」です。
２年前にチボリのことで色々されたときには、専門家は呼ばなかったのでしょうか？
チボリのことで有効な策を何一つ打ち出すことができなかった人から、今度は大丈夫だと言われて信じる人がいるでしょうか？
美観地区の置かれている状況を正しく把握することもできていない人が、工夫して運営して観光客を増やすことができると思えますか？
しかも、美観地区を工夫して観光客を増やすという事について、今まで美観地区の観光客数が１７０万人も減少し続けている間放置しています。
また、専門家を呼ぶのは良いことですが、中心市街地の再開発の話が出たのは昨年９月のことです。今まで何をしていたのでしょうか。
明らかに倉敷の活性化について本気度の低いこの人に、有効な策を打ち出し、かつ実行に移し、かつ成果を上げることは不可能だと思います。
冒頭の、何となく分かったような気がします・・・ の意味を分かって頂けたでしょうか。
矢野秀典議員はこれまでお会いしてきた議員さん達とは違い、話し方が高圧的な印象を受けました。また、こちらが話をしているのに、遮って自分の意見を言う事が多く、自分の言うことが終わると「電話が入っているので切ります」と言って電話を切られました。
この様な人が倉敷市政に大きな影響力を持っていることは、市民にとって何と不幸なことなのかと思わずにはいられませんでした。
この様な人が倉敷市政に大きな影響力を持っているからこそ、倉敷が今のような状態になってしまったのだなと、何となく分かったような気がします。
矢野秀典議員はチボリ閉園を前市長の責任にしようとしていました。
伊東市長、このまま彼の言いなりを続けていては、何かしらの責任をなすりつけられて使い捨てにされるだけだと思います。
伊東市長、あなたなら今からでも倉敷を救うことができます。
どうか市民にとって、市の将来にとって良い方向となるような決断をお願いします。
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この記事へのコメント
伊東市長には、二期務めたら県知事か、倉敷を地盤に国政へ、という話もある。後援者にそう望む声が高い。おそらく本人にもその気はあるだろう。だから、彼女が倉敷市民の「大きな」声を無視することはない。少なくとも「その限りでは」彼女は倉敷の未来を考えている。
これを不純と言って全否定する人は、繰り返すが、政治的に純朴過ぎる。完全無私の政治家なんているはずがなかろう。彼彼女の利害もにらみ合わせて行動するのが、現実の政治だ。（当然だが、賄賂を渡してもいいなどとは言っていない。）
市長と話し合いの場を持てる可能性はある。存続させる会の案に賛成を得る可能性は分からないが。
（遅くなったので、続きは明日以降。消去されていなければ･･･）
http://yosiko.net/archives/20#comment-22597
に紹介されたリンクを見て来ました。
チボリ公園の存続に否定的な考えです。
作っては壊しの大規模事業を起こすのにも否定的な考えです。
後は野となれ山となれでは影響を受ける者は災難です。
駅周辺は駅やバスターミナルを利用する人たちが集住する地域に移行したら良いと考えています。
1000人の人口増でも365日なら36万5千人･日です。
供給を増やしても需要は生まれませんが、需要が増せば供給は自ずと増えます。
駅南側の美観地区までの景観も維持できます。
固定資産税はチボリ公園でなくても徴収されるでしょうし、主張に同意できない点はたくさんありますけれども、真面目な感じの好感が持てるサイトです。
議会には何の力もありません。決めるのは市長です。伊東氏は、大の男たちが上京して「頼んで来て頂いた方」です。皆が考えているよりも、はるかに力がある。「産婆役」なんて、言うのはロハ。
議員に訴えるのも、市長にアクセスするため。だから、市長が心安い人物にアプローチしなければならない。そこで各会派のトップといっても、別件でいろいろ忙しくて（笑）、実のところ市長には内心疎まれているような人に訴えても無意味ですよ。
それと、本気なら、通信によるのではなく、直接会いに行くこと。その際も、子分や後援者を通すこと。なんでそんなことしなきゃならないのか、って？ 別に菓子折り持って行けと言ってるんじゃないですよ。
参考
http://blogs.yahoo.co.jp/fujiwara_kaoriko/26110393.html
私たちは倉敷市が発展するのなら、他の案もあり得ると思っていますし、人にはそれぞれの考え方があるので、違う考え方があっても良いと思います。
ただ、市の産業や商業の発展には多くの観光客を呼べた方がよいですし、経済を回せるものの方がよいはずです。また、経済がより回るようになれば、人口も増えるでしょう。また、地代を継続して支払っても成り立つものでなければなりません。
私たちがそれらを考えたときに、チボリ存続を中心にした街作りが一番良い案と思ったのです。
駅北を居住地域にするという選択肢は十分にあってよいと思います。
「供給を増やしても需要は生まれませんが、需要が増せば供給は自ずと増えます。」というとおり、中心市街地の需要創出にもなるでしょうし、固定資産税の税収も得ることができます。
しかし、私たちにはそれによって観光産業を発展させたり、雇用を創出したり、子供達の希望をなくさず、そして地代を負担する合理的で実現可能な方法を見つけることができなかったのです。
１０００人の居住者がいても、毎年一人あたり６０万円の地代負担が必要です。１００００人だとしても１人あたり６万円必要です。標準世帯が一家４人だとして、マンションのローンに上乗せしてそれだけの負担が必要になってしまうからです。
地代は永続的にかかるものなので、居住地域とする場合、どうしてもその点を居住者が負担可能な形で解決する必要があると思うのです。
（字数制限のため）
今現在の倉敷市の中心市街地活性化計画はとても倉敷を発展できるものではなりません。私たちも今後の倉敷市がより良くなるよう、方法を考えていくつもりです。
お互いに倉敷をより良い方向に持って行けるよう頑張りましょう。
リンクで紹介されていた大本よし子さんのコメントを拝見させて頂きました。
http://yosiko.net/archives/20#comment-22597
この活動を通して、議員さんに電話や直接会って話をすることがありましたが、往々にして意識の低さ、市政に対する責任感のなさを感じました。
これは、書かれていたように、市議会でのやりとりが見えづらいこと（賛否の表明も）、が市民の関心の低さにつながり、それが議員の甘えにつながるという連鎖になっていると思います。
議員の中には任期中ほとんど議会に出席しない人もいるという話も聞きましたし・・・
現状で倉敷市の市政をきちんとした形にするためには、何らかの方法で議会をチェックする体制が必要なのではと思います。
内容が批判が目的であると思われたこと、匿名であることから、一時的に外していましたが、ここで回答を付けて再掲載します。
1. Posted by 物申す。 2009年04月14日 15:36
矢野秀典限りなく黒ですなぁ。
汚職の臭いがします。
伊東市長も、所詮、倉敷市の未来など考えていません。
よそ者ですから！！！（他府県出身）
チボリ公園跡地問題。
クラボウの土地問題（地代）がある限り、チボリ復活ならびに、それを活用した公園は無理です。
良くて、緑道でしょう。（無策の）
管理人さんが考えた、「私たちのチボリ公園復活とその後の運営（案）」は、絵に描いた餅です。
机の上で計算するような簡単な問題ではありません。（役人と同じです）
ブログを拝見させていただいていますが、署名・署名と謳っていますが、あなた達が最終日に署名を放置していたのを知っています。
署名用の机の上に、皆さんが署名した紙が放置されていました。
その後、なかったのを見れば、回収したのでしょうが、個人情報を置き去りにする活動姿勢は、いただけません。
もっと責任を持って下さい。
本当に復活を願うなら！！！』
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まず、署名についてですが、私たちが行った署名活動は、チボリ入り口付近で行っていました。
私たちは付ききりで署名活動をすることができなかったため、人の貼り付けができない場合は、立て札と机を用意し、無人の署名所で署名を頂いていました。最終日も遅い時間帯ではこの様な形で署名をさせて頂いていました。
確かにこれは署名の放置にあたりますが、それを良しとしなければ署名しないという選択肢もあったということだと思います。当時そのような指摘をされる人は一人もいらっしゃらなかったため、当会としては問題はなかったと考えています。
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チボリ存続の案について、机上の空論だというご指摘について回答します。
ある案に対してどういう意見であるかは各個人のものなので、あなたがそう感じたのなら、あなたにとってはそうなのでしょう。
私はチボリ前で演説をしている会長と何度か話をし、関係各所に不利益のない案であること、その案が実際に多くの企業との交渉した結果であることから、机上の空論ではないと判断し、入会して一緒に活動をしてきました。
会長は、ディベロッパーとして賛同してくれた企業（オ社）とクラボウ本社に赴いています。この時、ディベロッパーとして賛同してくれた企業は会長の案に応じて、４億円の小切手を切っています。このとき、クラボウは土地は県に貸している状態なので契約できないと受け取りませんでしたが、受け取っていれば４億円が実際に支払われていたのです。
ディベロッパーの企業は私たちの案で地代が４億円なら採算がとれると判断していたと言うことです。後は、倉敷市が固定資産税を免除するだけで、チボリ存続の準備は整っていたのです。
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このコメントの内容で、他府県出身者だから倉敷の未来を考えていない、という意見はなさらない方が良いのではと思います。
市長を擁護する意図は全くありませんが、私たちの活動には県外の方でも本気で活動してくださっている方々がいらっしゃいます。それは、倉敷市民で活動してくださっている方と変わるところは無いと感じています。
人の考え方は個人の自由ですが、できればこの点は考え方を改めて欲しいと思います。
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あなたは、「地代がある限り、チボリ復活ならびに、それを活用した公園は無理です。良くて、緑道でしょう。（無策の）」と書かれていますが、自分では検討もする前にあきらめているのに、人の案を無策と批判するのはやめておいた方がよろしいかと思います。
以上で回答とさせて頂きます。
コメントへの回答が遅くなり失礼しました。
児島のキツネさんがコメントされた内容の真意が分からず、回答に窮していたためです。
しかし、あつきちっくさんのブログでのコメント（http://blog.livedoor.jp/atsukichick/archives/1252018.html#comments）から、だいたい分かりました。
私はこの活動に参加するまで、普通に市政に関心がない一市民でした。
また、倉敷に転居したのも数年前のことなので、市議会や有力者など全く分からない状態でした。
そのため、これまで回り道をすることが多くありました。
児島のキツネさん、普通の市民が市政に関心を持つにはきっかけが必要だと思うのです。
何もなければ何もなく終わってしまいます。
多くの人の意識を変えるには、旗印が必要です。チボリ存続があなたの望むものでは無いかも知れませんが、チボリを旗印に市民が動くようになれば、それはあなたの望みと一致する部分もあるのではないでしょうか。
是非、活動についていろいろご教授いただければと思います。それができないようでしたら、今現在与えてもらった情報で何とか突破口を探ってみようと思います。
http://www.okanichi.co.jp/20090422141150.html
ご参考までに。
御自分の主張に賛成してもらおうとするのではなく、まず、「市がどのような方針であるのかを知りたい」というアプローチを採るのがよいだろうと思います。
そんな悠長なことはやっていられないと思われるかもしれませんが、最初から賛否を問われたら、相手も対応に困るでしょう。
http://ameblo.jp/kurashiki-ombudsman/entry-10247793491.html
チボリとは直接関係ないが、矢野議員についての記事のコメント欄だからいいでしょう。文教委員会の様子にも注目。こういう無能な議員たちが多数派をなし、主体性なくチボリ誘致を承認し、そしてまるで他人事であったかのように葬り去るのです。
限りなく矢野に近い意見を聞いてもらえるならば、絶対にあっせん収賄などで告発される人ではありません。自信を持っていいます。
＞矢野秀典議員はチボリ閉園を前市長の責任にしようとしていました。
伊東市長、このまま彼の言いなりを続けていては、何かしらの責任をなすりつけられて使い捨てにされるだけだと思います。
この件に関しては前市長ではなく、故渡辺市長と長野知事がバブルの時の公園計画をそのまま推し進めることが悪いと、計画段階で言っていた共産党以外では唯一の議員です。
�ヽ里�に、収賄行為まであったかどうかは不明です。300万円という額はちょっと大き過ぎて本当かな？ とも思いますし･･･。
あくまで「ご参考までに」紹介しただけで、矢野氏が「収賄した」とは言っておりません。ただ、「SamBa!! 情報」などと、おふざけをした点は反省致します。
�◆簗靆扈�典議員はチボリ閉園を前市長の責任にしようとしていました。･･･
上記は、私のコメントではなく、存続させる会の記事なので、分けて書いて頂きたかったです。
私も、矢野氏がチボリ誘致を決める際に議場を退席した（賛成はしなかった）ことは承知しております。
http://ameblo.jp/give-tivoli-a-chance/entry-10247774234.html
･･･スゴイなぁ、この筆力。本業は物書きをされているのでしょうか？
もうすぐ更新をストップして、倉敷のことからは手を引かれるそうですが。惜しいなぁ･･･。
意地の悪い感想を書きます（笑）
皆さんの運動は、「岡山県」などが手に負えなくなった「チボリ」を「倉敷市」に押し付けようとした動きの別働隊だったと感じました。
なぜ皆さんが「チボリ」存続を「岡山県」に働き掛けなかったのだろうか？と素朴に思います。
「チボリ」に賛成しなかった頃の「矢野市議」と今の「矢野市議」とが同じ人格でも、周囲の人脈が全く変わってしまったのだと思います。
「矢野市議」が市政を動かす実力者みたいに書かれていますが、それにしてはお粗末な行動でした。
現市長の得票と「チボリ」存続の署名数と比べられていますが、投票と署名とは全く異質な行動ですし、市民だけの投票と市民だけと限らない署名とでは分母が違うので、比較しても奇妙な感じがします。
「チボリ」が市長選挙の一番の争点だったとしたら、「チボリ」存続をほのめかした現市長は過半数を取れなかったので、「チボリ」存続への支持を得られなかったと言えます。
現市長が現実的な方ならそんなことはされなかったと思いますが、仮に圧勝されていれば、既に消極的になっていた市議会を大阪府知事みたいに強引に押し切ることが可能だったと思います。
駅前で営業しながら固定資産税すら払えない、そんな会社を応援しろと言われても困ります。
大都市部であればその人口の数パーセントが繰り返し来てくれれば採算が合うでしょうが、「チボリ」がジリ貧になったのは域内人口が過少で仕方なかったでしょう。
人口が足りないのは他の業態で計算されていました。同じ理屈でしょう。
一部の例外を除けば、観光目的の施設の経営は厳しいのが一般的ではないですか。
「岡山県」が引っ込みがつかなくなって、「チボリ」をなぜ強行したのかを知りませんが、ノウハウも無くやるものではない、そういうことだと思います。
日本共産党の議員が主張する論拠とは一致しないと思います（笑）
>駅前で営業しながら固定資産税すら払えない、そんな会社
どこの会社のことでしょうか？
＞どこの会社のことでしょうか？
支払うべき税金の免除を求めたり、納めるべき税金を自分の計算で賄えない、そんな会社です。
そんな会社の赤字補填に税金を注ぎ込めと言われても困ります。
撤退した三越の倉敷店が、ＦＭ倉敷で聞いたと思うのですが、一年度だけ黒字だったそうです。
景気の良し悪しで黒字になったり赤字になったりなら、存続の可能性はあったでしょうね。
自己資本を食い潰す株式会社は、退場するか破産するのが資本主義社会の掟だ、と思うのですが違いますか。
あら、失礼しました。それでは私は今後名無し(微笑)といたします。コメント返しで大変失礼ですが、お許し下さい。
19. Posted by 名無し 改め 無名 2009年04月27日 15:58
>自己資本を食い潰す株式会社は、退場するか破産するのが資本主義社会の掟だ、と思うのですが違いますか。
記憶を頼りにザックリと申し上げると、無名さんが食いつぶしたとされる金額の半分近くは、会計基準の国際基準への移行（？)に伴う帳簿上の減損であり、さらに同じ数十億の金額が開業前の経費であったのでは？これは特に、資本主義というより、行政がらみの第３セクター故の欺瞞に満ちた出来事のように思いますが。「資本主義」とクルッとまとめておっしゃるのは、若干ミスリードではないかと愚考いたしました。
＞撤退した三越の倉敷店が(中略）一年度だけ黒字だったそうです。景気の良し悪しで黒字になったり赤字になったりなら、存続の可能性はあったでしょうね。
わずか11年の間に、景気の良し悪しと言えるようなのぼり坂くだり坂がありましたか。黒字になったことのある「老舗」の三越は存続の可能性があったのでしょうか。ともあれ、少し乱暴な比較ではないかと感じました。
＞支払うべき税金の免除を求めたり、納めるべき税金を自分の計算で賄えない、そんな会社です。そんな会社の赤字補填に税金を注ぎ込めと言われても困ります。
明確におっしゃらないので、このブログの性格上「そんな会社＝チボリ･ジャパン」と仮定して、おっしゃるような事実が本当にあったのでしょうか？お話の前提となっている議論が、事実と少し論点がずれているように思いました。
無名さま、管理人様、皆様。資料に当たらずにコメントしましたので、私に事実誤認がございましたら、ご指摘くださいませ。どうぞ、よろしくお願いいたします。
「国際基準」に移行したのは間違いですか？
「帳簿上」では価値が無いけれども、本当は価値があるとする会計上の根拠は何ですか？
> さらに同じ数十億の金額が開業前の経費であったのでは？これは特に、資本主義というより、行政がらみの第３セクター故の欺瞞に満ちた出来事
「開業前の経費」を償却しない会社があるのでしょうか？
「行政がらみの第３セクター故の欺瞞」が必然なら、「チボリ」の運命も始まりから決していたわけですね。
> わずか11年の間に、景気の良し悪しと言えるようなのぼり坂くだり坂がありましたか。
「わずか11年」程度見れば、指数をｸﾞﾗﾌ化したのを見れば景気の上向き下向きは観察できると思いますが、難しいですか？
> 資料に当たらずにコメントしました
突然現れた「名無し」さんは「チボリ」に詳しそうなので、資料を開示していただければ幸いです。
「管理人様」の書かれた「事実」などを鵜呑みにしていたりします。
私たちとしては、この場がこの様に様々な意見を言い合える場となってきたのは喜ばしいことと思っています。
また、私たちは私たちの考え方が全てだと思っているわけではありませんし、いろいろな考え方があってしかるべきだと思っています。
このことに対する私の考えを書いていましたが、長くなりましたので続きは新記事で書かせていただきます。