インターネットオークションで落札したアイドルのチケットを転売したとして、警視庁生活安全特別捜査隊と中央署は、古物営業法違反の疑いで、川崎市高津区下作延、無職、石田智恵子容疑者(39)を逮捕した。平成18年11月から今年7月までに、約350枚のチケットを転売し、約220万円の利益を出していたという。
調べでは石田容疑者は3月27日、ネットオークションで購入したアイドルグループ、SMAPの草なぎ剛らが出演した演劇「瞼の母」の入場券4枚を、東京都渋谷区のチケットショップに転売した疑い。正規料金を7000円上回る4万1000円で落札し、チケットショップでは6万円で転売したという。
石田容疑者はネットオークションで、アイドル歌手のコンサートなど人気のチケットを落札。都内のチケットショップに持ち込んで転売していた。「暇つぶしで始めた」などと供述しているという。