記事入力 : 2009/04/27 14:47:27
韓国のバラエティー番組、下品な表現のオンパレード
放送通信審議委、地上波テレビ局の番組を分析
「(女性の出演者に対し)ヒップが小さいね。バストは大きいのに…」(SBS『笑いを追い求める人々(通称ウッチャッサ)』)
「整形手術をするなら、鼻だけじゃなく目もやればかわいくなる」(MBC『ギャグだ』)
地上波テレビ局3社のバラエティー番組が、下品な言葉や他人の悪口、出演者の容貌(ようぼう)を侮蔑したり、人格を攻撃する発言によって視聴者の笑いを誘発している、という分析結果が出た。
放送通信審議委員会(朴明珍〈パク・ミョンジン〉委員長)は先月23日から2週間の間に放送された地上波テレビ局3社のバラエティー番組について、「言語的な表現」「扇情的な表現」「暴力的な表現」の三つの分野で分析を行ったところ、冒頭のような結果が出た、と26日発表した。
低俗な表現、容貌を侮蔑する表現など、言語的な表現の問題について分析したところ、『ウッチャッサ』ではこのような表現が95件に達し、最も多かった。以下、『ギャグだ』では51件、KBSの『ギャグコンサート』では31件に達した。また、過度な露出など扇情的な表現は『ギャグだ』が12件で最も多く、以下『ウッチャッサ』が8件、『ギャグコンサート』が3件だった。一方、暴力的な表現は3社とも12-13件で、同等の結果となった。
『ウッチャッサ』のあるコーナーは、それ自体が特定の出演者の容貌を「太ってブスな女性」と侮蔑する内容だった、と放送通信審議委員会は指摘した。
また、『ギャグだ』では、母親とその友人として登場する男性が、相手の体を必要以上に触る場面が問題点として指摘された。
廉康洙(ヨム・ガンス)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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