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2008年6月掲載

121レポート

パソコン習得のポイントを映像教材のプロにききました。

< レポートデータ >
●株式会社ウォンツ
●何をするところ?:映像教材を作成する会社
●121wareとの連携企画:【動画で学ぶパソコン講座】

5月から【動画で学ぶパソコン講座】を提供している株式会社ウォンツ(福井県鯖江市)を取材。
映像によるパソコン教育について、
“プロの技”“パソコン習得のポイント”
をレポート。




ウォンツ前には水田が広がり、
窓からはひばりの声。
素晴らしい環境です。
インターネットさえつながっていれば、
どこでも情報発信が可能なのです。




<1>映像教材のプロの技

●見ている方に“ストレス”を感じさせないこと!

パソコン用語については、慎重に選びます。
字幕も短い言葉で伝えるようにしています。そして大切なのが“タイミング”。
前もって今から何をするのかを伝えるのは基本、ゴールが何かも示します。
また、操作説明時、「えっ何?」と思われたであろうタイミングで、
答えを伝えることがポイント。
でも、あんまり教えすぎないようにしています。急激に飛ばない。
何度も何度も繰り返して、ちょっとづつレベルを上げていきます。

台本担当の青木さん
台本担当の青木さん「タイミングが大切、それと教えすぎない」

●わくわくした気持ちを大切に

“知りたがるわくわくした気持ち”を大切にしています。
それは、一緒に勉強している自分たちの気持ちもです。
操作の説明の時にも、「ちなみに…」と横のボタンについても、
ちょっと解説を加えて、まだまだいろいろ出来ることがあることを伝えています。

くまひげ先生
くまひげ先生「新しい気持ちで、わくわく一緒に勉強しています」

はみ出し情報

右手はマウス、左手は矢印、目は台本と画面。

●特訓で撮影の技を磨く

教育用映像は、カメラ撮影と音声録音を同時に行います。 そうでないと、時間のずれが発生するからです。
つまり操作の説明時の講師は、
 1.台本を見て操作説明をしながら
 2.片手でマウス・キーボードを操作しながら
 3.もう片手で画面の操作ポイントを“矢印”で示しているのです。
特に“矢印”が揺れず、ピタッとするまでには、特訓の日々でした。 ぜひ、映像でご確認ください。


<2>パソコン習得のポイント

全国へ発送作業

●どんな方が教材を利用されていますか?

一室では、インターネットでの注文に合わせて全国への発送作業を行っています。
教材を利用する方は、老若男女さまざま。
若い方は、目的意識が高く“習得”“資格取得”をめざしている方が多く、 高齢者は、「パソコンソフトを買ったけれど、使い方がわからなかった。教えてもらえるなら・・・」という方が多いようです。


●まずは“なにか一つ”作ること!

最初の一歩

ギターの練習も、コードばかりを繰り返していたのでは面白くありません。
何か一曲弾いてみること。楽しくなります。そこから、次の挑戦、基本の練習につながります。
一つのものを作って「あっ、私にもできる」と手ごたえを感じてください。
作るものは、案内文でも、チラシでも、絵でも・・・なんでも良いです。
そして、パソコンで“やりたいこと”を見つけてください。

はみ出し情報

XPのメニュー Vistaのボタン

●操作は慣れ

Vistaになると、操作が大幅に変わり戸惑うことも多いと思います。
でも、これも「慣れ」です。繰り返し使うことで習得できます。
メニュー名で覚えるか(XP)、ボタンで覚えるか(Vista)の違いです。
使い慣れてくるとボタンで視覚的に役割を案内しているVistaが
使いやすくなると思います。挑戦してみてください。




<3>楽しいのが一番

素敵な笑顔

●なりたい自分に近づいて

社名の“ウォンツ”には、「なりたい自分に一歩でも近づいてほしい」という願いを込めています。
パソコンを初めたばかりは、「できるだろうか」「覚えるのは苦手」といろいろ心配もあるでしょうが、 大丈夫です。任せてください。映像で「わたしにもできるかも」と感じていただければ幸せです。

●あたたかいインターネット

インターネットはデジタルの世界ですが、その中で今後は「アナログなもの」「人間性」が大切になってくると思います。
パソコン・ウェブカメラは道具ですが、それで遠い家族がつながれば“あたたかさ”が伝わります。 ウォンツの映像を見て、“あたたかさ”を感じていただきたい。
笑顔が伝わってほしい(ウォンツ)・・・・と、心をこめて教材を作成しています。



< レポートポイント >
●映像教材のプロの技は、“ストレス”を感じさせないこと
●パソコンを習得するには、“何か一つを作ること”
●楽しいのが一番



【動画で学ぶパソコン講座】


<取材した担当から一言>
楽しい取材でした。ありがとうございます。ウォンツのみなさま、本当にあたたかい方ばかりでした。
「まず自分が楽しむ」が基本。きっと、映像教材でみなさまにもそれが伝わると思います。

ウォンツのキーマンくまひげ先生
ウォンツのキーマン
くまひげ先生
細かな気遣いの店長
細かな気遣いの店長
はりきっている講師
はりきっている講師
雰囲気をやわらげるカメラマン
雰囲気をやわらげる
カメラマン
映像編集のプロ
映像編集のプロ
かわいい今年の新人
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